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40/138(合計:1371件)
いけがみ小5
葡萄瓜
のっけなら何でございますが…。 表題作で使われてるのは京都弁と捉えて良いのか それともテレビ用の関西弁と考えて良いのか 戸惑っている評者です。 少なくとも吉本新喜劇で使われている関西弁でない 事は確かですが。 もっともその点が気になるからと言って作品の評価が 下がる訳ではありません。むしろそこからバカップルの 空気を上手く引き出した手腕に舌を巻いています。 このバカップルの空気は…
ツトム
今風の表紙に反してかなり骨太な物語です。 ただ、骨太であるだけに読み手を選んでしまう 一面もあるのではないかと愚考します。 率直に言えば感情移入を過剰にする方は一呼吸 おいてから目を通されると良いかも知れません。 ただ、その骨太さは同時に読者への救済にも なり得ます。 骨太さをどう捉えてどう消化するかは多分読者の 仕事でしょう。その過程で好ましいと思える要素も 生まれて来るか…
京山あつき
不思議なテイストの作品ですよ…そう言う言葉と ともに薦められたこの一冊。 BL評論子の手にかかればきっとニューウェーブの 真骨頂とでもラベリングされてしまうのでしょう。 でも評者が感じたのは全く別のものでした。 評者が感じたのは音楽とJUNEが限りなく親密だった 時代…大JUNEがこの界隈のカルチャー紹介誌だった頃の 何気ない一言に潜ませた秘密を嗅ぎとろうとしている、 そう言う空間…
青沼貴子
今回はまず結論から。 「BLをある程度打算で描くには、それなりの技量が必要です」 もうその一言に尽きてしまいます。 幾ら資料が手元に集まって傾向と対策を練り上げたと しても、流行と言うのは作れそうで作れないものです。 タイトルの「BL」が仮に「耽美」だったとしたら、 まだ打開策を見出せた可能性があるのかなと思いますが。 こう言うレビューは失礼なのでしょうが、あさぎり夕さん…
摩耶薫子
色々と懐かしさを呼び起こす一冊です。 松文館さんがまだB6サイズのBL・ショタ単行本を 刊行していなかった頃の単行本(つまりA5版)であり、 作者・摩耶薫子さんにとってはまだまだ局部描写が 初々しい頃である…と言う、そう言う一冊です。 内容については新装版のレビューが参考になるでしょう。 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/2…
永野クロエ
表題作シリーズ(「天職・適職、コイビト適性!?」を除く 全作品)は、人としておバカな子が攻略困難な恋を経て まともな男になりまして…とまとめてしまえそうな物語ですが、 実は随所随所にきちんと重石が置いてあります。 その重石の存在が功を奏して軽く流れてしまいそうな話が 重石との相互作用で程良い調子の物語に化けているのですね。 受攻の設定も実はその重石の一つなのですが…そこは 細かく触れ…
金田正太郎
カバー下の表1と表4に印刷された原稿用紙の罫線。 そしてその表4に落とされたインクの染み。 とても象徴的な表紙かと思われます。 この一冊に収められている短編にはいずれにも その気持ちの必然性が静かに花開く様に記されています。 行き着く所はいずれも甘いのですが、それぞれの 過程には何かしらスパイスが加味されています。 それをどう味わうかも楽しみの一つでしょう。 詳細表記同時収…
碗島子
率直に言えば絵柄にまず惹かれ、筋書きには そう大した期待を抱かずに手に取りました。 ですが、良い意味で裏切られましたね。 表題作にもそうですが、併録作にも。 表題作を含め都合3シリーズが並行して展開する この一冊。まあ、表題作と1シリーズは言うなれば 玉突きの様な関係ですが、いずれも「絆される男」が 物語のツボになっております。 強さで押し切るのではないのです。 押し切る筈が…
夏目くも(くも) 椹野道流
便宜上前半に登場するカップルに焦点を当てる 情報登録となりましたが、この作品には確認出来る限り 合計で5組のカップルが登場します。 「くろねこ屋」はその彼等の行き交う交差点だと 了解して戴ければよろしいかと。 さてこの中に登場する人々ってのは余りすんなりとした 恋愛はしておられません。基本的に皆さん不器用な人々です。 上手くやってのけている筈の人もどこかでか不器用加減を 露呈…
まゆまゆこ
本書は「黒子のバスケ」二次創作個人選集です。 ただしカップリング要素はある様に見せかけて 実の所カレーにおける玉ねぎの様に溶けこんでしまい、 全体を柔らかく包む風味と変化しております。 ある意味本書は原典に忠実な二次創作なのでしょう。 登場人物の描写には必要以上に過剰な肩入れは 多分ございません。 あくまでも関係性とそこから汲み取られる空気に 忠実な描写が存在するだけで。 だ…