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59/138(合計:1371件)
稲垣まこと
葡萄瓜
余りBLBLしていない作風ですのでそこが良いと 推される方もいるでしょうし逆にそこで一味足りないと 踏み止まられる方もいるやも知れません。 各作品の初出が2004年から2006年に掛けての 事でしょうから当世流の一々の作風と比べると どうしても古めかしいものに見えるのも確かですし。 ただ、不器用ながら描かれている想いはとても真っ直ぐです。 そこに重点を置いて読むと新しい萌えが見出され…
終わりそうで終わらない古キョンアンソロ9冊目。 描き下ろしが多くてもそれなりに継続するという事は、 ジャンルに何らかの底力があるという事でしょうか? この巻に収録されている作品の傾向は、男の子の 若さ故のアホな暴走を主題に据えている様な感じと 見受けられます。 その一面も確かに恋の表情の一つなのですが、 青臭さから生成された暴走は、時に厄介なもの ですから。
腰乃
……えーとですね。 帯の煽りと作品内容のごく一部が全然合致して 居ないと評者には視えるのですがそれは評者の 気のせいでしょうか。 定義の問題でしょうからその辺は世につれて変化 しただけなのかも知れませんが。 ただでさえこの作者さんの作品は読者との相性が 微妙に難しいのですから。 表題作の攻めですが正直評者の嫌いなタイプの 男だ…と話の締めを視るまでは思っておりました。 受け…
らぶたん製作委員会
「腐女子的らぶたん」をノベルズ版掌編小説集として 発展させたのが本書です。版元が変わっているのは 「腐女子的らぶたん」の版元が倒産してしまったからです。 掌編集に特化した事で何が変わったのかと申しますと、 主題の書き方に幅を持たせる事が出来る様になった、 と言う部分を挙げる事が出来るでしょうか。 なお、密かに収録作数作がシリーズ作として成立して おります。そう言う連携を探すの…
月下さがの しみずぺと子 三輪太郎
「腐女子」と書名に冠した書籍の中では恐らく 先駆と考えて良いのではないでしょうか。 それだけにこの本の評判だけは聞いているが 現物を見た事が無いと言う方も多いかと思われ ます。 単語帳を模して掌編を綴るというスタイルを 採っております為、主題が把握し易くなって おります。文体も盛り上げる所は盛り上げ 抑える所は抑え、と言う感じで良い手応えです。 ですので、これから自分も物語を…
べたべたな擬人化から見落としがちな擬人化まで 良くぞ集めたと言う感じの一冊です。 オイルライター利用者でしたが、正直源一実さんの 発想は盲点でした。見事に一本取られた感じですね。 南條パピ子さんの発想も…いや、主腐の人なら思い つくのでしょうか。 又市のぞむさんの力技と見せかけて合理的な説明で 攻める展開と言い、何かに目覚める事は間違いない 一冊であるかと愚考します。
萌えより生成りな事実の見聞録と擬人化妄想が 程好く混在しているシリーズ二巻目でございます。 皆さんの創作意欲が妄想に支えられ、そして 裏付けられている事が良く判りますね。 萌えの源泉との遭遇は人を確実に腐女子に変えます。 その気がない人にも無意識に何かを植え付け、 そして後から手招きするのです。 いっそ二次元になって混ざってしまいたい気がする 逸話の数々に溢れた一冊です。
レビュータイトルの漢字変換がおかしいのでは? いえいえ、決しておかしくはありません。 この本に納められたのはBL作家さん達が遭遇した 妄想よりも萌えてしまう純正燃料の数々の記録です ので「生成り」で正しいのです。 どなたのネタを採っても多分ハズレはないと思うの ですが、その中で敢えてお奨めを選び出すならば つたえゆずさん報告の実録ネタ「白衣でワンコ」と 雄山スズコさん醸造の「永…
藤谷陽子
表題作と併録作のギャップに賛否両論ある様ですが、 評者はギャップがあるからこそそれぞれの主題が 際立っているのではないかと考えます。 風紀組シリーズの二組は多分コインの表と裏なのです。 但し両A面扱いですが。 『初恋』はおませで訳知り顔の受がさり気なく経験の深い 攻に翻弄される未来を想像するのが楽しいシリーズです。 彼等も風紀組の連中と同じ場所にいたなら、と夢想 しますがそれは…
前田とも
表題作は実に巧みですね。 恋心が伝わる過程と同時に頑なな心が 解凍されてゆく様子を綺麗に描き出して いる。 この関係はキスから先に進まないから 理想的なのであって、安直に進展して しまったらこの設定である必然性は 生まれないでしょう。 表題作の二人は受攻と言うよりは犬と ご主人様と言う関係ですね。 犬は御馬鹿な一方に見えてどうすれば ご主人様が絆されるのか学習しつつあるし、 …