total review:308203today:59
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
62/138(合計:1371件)
くるりんるみこ
葡萄瓜
ネタバレ
表紙だけでは割にあっさり系の描写を連想される でしょうが、描かれる性行為は結構濃厚です。 そして、受けと攻めの間に立ちはだかる障害は性の 暴走に中々ついて来ない互いの感情の他にもう一つ。 肉親に関係を知られ、仲を引き裂かれそうになります。 シリーズの終盤を飾る「君とボクの未来」はまさに その辺りの苦悶を描くパートです。 読了後、敢えてその部分を軽く描かず、BL作品として 描ける限り…
葵二葉 紅三葉
王子としての教育しか受けず、またその様にしか 振舞って来なかった攻と平均的な日本の大学生の受。 当然ながらそれぞれの思考回路には大きな差異が ございます。 この物語はその差異から生まれる行き違いをコメディーに 仕立てようとしているのですが…BLとしての部分に 重きを置くばかりにコメディーとしては今一つ踏み切れ なかった様な手応えがございます。 王道から一歩新しい地平に踏み出そうとし…
祐也
荒々しい過去を持つ静かな男。 それ故に感情表現が不器用になってしまった男。 そう言う男の心を無邪気な青少年が解凍しつつ 料理するという趣の物語です。 あまあまと分類はしましたが、ただ甘いというだけ ではなくそれなりに苦い部分も含んだ物語です。 隠し味がふんだんにあるからこそ際立つ甘さを 持つ物語、であるのやも知れません。 物語だけならば神判定と行きたいのですが、 絵柄の好き嫌…
コダマナオコ
執拗に攻める変態古泉と着火したら 歯止めが利かないド変態キョン。 二次創作でここまでやって良いんだろうかと 言う気もしないではないですが、 この二人が世間の一般的な高校生で あると仮定したらこの程度の暴走は 止むを得ないかと。 むしろ二人の置かれた状況を考えると こういう暴走があってこそ心の平穏が 保たれるのだろうと妙に納得出来てしまいます。 うさ耳×ネコ耳、下着を用いた羞…
宮越和草
男としての自尊心を賭けた受攻の攻防もさる事ながら、 体優先のなし崩しにせず心の解きほぐしから描く作風に 心騒ぎました。 押し通してしまうだけなら楽なのですね。限りなく楽です。 その代わり、相手の心が手に入ると言う保障は一切 ございませんが。 砕いて、騒いで、許して、目覚めて、結んで、そして温もり。 心の絆のたどる道をしみじみと愛でたい作品です。 同時収録作は現代モノ。 …
諏訪絢子
寄り添いあって安らぐ者と、執着して同化させようとする者と。 物語の幕が一端閉じようとするのに、これは随分と重たい話を。 心理的にかなり重たい描写があるので、一概にお勧めは 致しません。ある意味鬼畜展開の方が余程気分的に楽でしょうし。 表紙と帯にはくれぐれもご用心。 物語としては、良い味わいなんですけどね。
あとり硅子
自覚寸前から未遂まで様々な「恋する気分」 またはその空気が詰まった作品集です。 表題作辺りは告白要らずの夫婦同然と言う ツーカーの仲。攻の暴走を受がしっかり後から 調整しておりますね。 惚れた腫れたでしんどくなったら軽く読んで みるのが程好い読み方かと。
桑原祐子
カップリング成立への第一歩を踏み出した理由に 読者としては大いにずっこけますが、読み込んで 行く内にそこから変化してゆく登場人物達の心理状態を 美味しく味わえる様になりました。 思い込みは危険ですね。 ええ、どういう局面に於いても、誰に対しても。 ※性描写に関してだけ少しネタバレ。 主役カップルの性描写は九割九分ありません。 またもう一組のカップルについても同様です。 性…
明治カナ子
受がモノとして攻に所有されるのは何故か。 それは受が攻を受け入れていないが為に 発生している齟齬ではないか? 攻めが受けに与えている責め苦は単なる痛み ではなく、受けの心の殻を壊す為の洗礼である のかも知れない。時に一方通行でしかない 責め苦もあるから断言は出来ないが。 A5版装丁。
一宮さんのカバーが相当な煽りとなっていますが、 全体のトーンとしては遣る事を遣っていてもやや 大人し目です。 言うなれば熱帯夜で寝苦しいので逆療法として 二人で熱くなってしまおう、とかそう言う感じでしょう。 じっくり読ませたり小ネタで様々な描き方を試みたり、 とスタイルはそれぞれ。 様々な味わいを楽しむのも一興かと。