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羽原よしかづ
葡萄瓜
たまたまこの作者さんの非BL作品を読んでいた 事を思い出して、やるせない気分になりました。 この作者さんは少なくともきちんと長編を描きこなして いた方で、内容を変に詰め込んだ行き当たりばったりの 展開は用いられなかった筈です。 幾らボーイズラブが割合に何でもありな分野とは言え、 ノルマだけを遂行すれば良いかと言えばそうでは ありますまいに。 鬼畜な眼鏡は好物なのですが、正直…
青柳小鉄
下半身特化のアンソロジー、との事ですが そこはそれとりあえず腐ってもJUNEと言う 事で下半身を重視しつつあまあまは遵守と 言う雰囲気に統一してあります。 その中でも敢えて汚れ役を引き受けられる 作家さんがいらっしゃるのは通例な訳で ございますが。 これも愛故の暴走の形なのでしょう。
各都道府県の持つ個性的なイメージを活かして ボーイズラブを展開すると言うのが主題なのですが、 正直に言うとボーイズラブを重視する余りに登場 人物各位の特徴が充分引き出せていない様な 気がします。 作家さんの感覚の競演と思えばそれはそれで 面白いのですが、ネット上の同人活動で先行進行 していた企画を知っていると、些か面白みに欠けると 感じてしまうかも知れません。 個人としては、…
夜木まゆ 山田ぼたん
評者が敢えて受攻の区分をつけなかったのは、 物語の中心となる一対がそう言う枠を飛び越えて 結びついていると感じたからです。 その絆から彼等の格好良さは生まれるのであって、 それ以外の理由は無いのでしょう。 仮にこの二人が肌を重ねるとしたら、それは吐き出す 為の行為ではなく寄り添い合い充電する為の行為か と思われます。 文中、作画担当の山田ぼたんさんの経歴には詳しく 触れられて…
びっけ
ビブロス倒産前に纏め上げられた分でございますので、 物語の通奏低音としてボーイズラブの空気があると言う お約束になっております。 もっとも物語の中では殊更に触れられる事はありませんが、 登場人物達の絆の深さの表現としては見て取れる筈です。 思えばビブロス倒産はこの一書刊行の翌月の事。 そう思うと巻末掲載の次巻予告(2006年秋との事)に一抹の 哀しさを感じます。 この作品は…
イヨンヒ
初出は韓国の漫画雑誌「WINK」に2005年掲載。 http://winklove.jumps.co.kr/system/doc/comix/009/comix.html 後に現地で単行本化され、この一冊に先駆けて 2007年2月には英語版が、又この一冊が出た 一ヵ月後、2007年9月にはドイツ語訳も刊行されて おりました。 台詞組が横書きになっておりますので左綴じ 右開きと…
パロディドラマCD「富士見ハイランドへ、みんなで行こう」 発売記念アンソロジー、と言う事でお遊び随所に詰まった 一冊です。 余り詳細を述べると興が醒めますので敢えて申しませんが、 ここから富士見の世界に分け入ってもそれはそれで一興な 様な気がします。 一番しっかりした愉しみ方は本編もきちんと読んでおく事で ございますが。
西炯子
ネタバレ
これもまた古典でありながら出版レーベル故にか 見過ごされがちな作品群です。 この本以外に西さんのJUNE掲載作品群を観る事が 出来るのは評者確認の限りでは「JUNE全集」第11巻 だけであったかと。 表題作で肌を重ねる描写と言うのはほんの半頁程度 しかありません。濃密な空気を伴いながら、それで居て さり気ない愛の言葉が交わされる風景です。 そう言う濃密さが、収録作全編を満たして…
吉野ルカ
ボーイズラブの文法の中でゲイの関係を描く、 と言うとああ又かとうんざりする方もお出でで しょうが、表題作にせよ他の作品にせよ、ただ 甘いだけの仕上がりではありません。 何処かに苦味をきちんと配して、甘さが際立つ 様に仕上げてあります。 ゲイバーが主な舞台なのでカクテルの様に 仕上げてあるのでしょう。 だから甘く見て飲み過ぎませぬ様。 後の酔い方がきついかも知れませんので。
たちばなれい
物語の断片をHで繋いでいる様な作品集ですので かなり好き嫌いは分かれるかと思われます。 修正も皆無と言った方が近いかも知れません。 表題作はリーマン同士ですが他は割合に若い受攻が 多いですね。 性描写にも流行がありますし、版元さんによって 方向性の差異もありますから仕方ないと言えば 仕方ないのですが、一寸そう言う欲求に関しては ストレート過ぎるかな、と。