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おおきぼん太
葡萄瓜
ネタバレ
物語の筋で語る、と言うよりも行間で語ると いう作風で一貫して展開されるこの一冊。 ページ数が少ない中での展開となれば題材を 詰め込み過ぎて性急な感じが否めない作品が 多い中、この方は敢えて題材を絞り、そして 静かに掘り下げるという事でその味わいを 引き出しています。 表題作と描き下ろし『天使の住む庭』、そして 『やさしいてのひら』の三作は人間の身勝手で 生まれた生命体《ホムン…
山田ユギ
表題作シリーズのおバカ同士の駆け引きも かなり美味しいのですが、同時収録作に 登場する男連中もまた良い具合のアホさ バカさ加減で美味しい一冊です。 雄同士が散々ぶつかった挙句『まあいいや』と 納得して肌を重ねる、そう言う過程が美味しく 戴けるのは実に有り難い。 でもどうせなら表題作では思い切り鳴かされる 伊東の姿も見たかったですね。
夜桜左京
カバー絵を見てスワ三角関係か、と思われた方は 今一度受攻のプロフィールを御確認下さい。 受は電脳世界の姿と現実の姿の二つを持っているの ですよ。 オンラインゲーム「コネクト」に於いて最強のプレイヤーと 謳われるカズシ。しかしその現実世界の姿である一史は 一つの悩みを抱えていた。 その煩悶に気付き、彼の支えになれないかと心を砕く プレイヤーの一人・トウホク。 しかし一史は苛立ち…
びっけ
ラエルとアレクシの関係も円熟期になったと そこはかとなく感じる今作、供給者と補給者の 関係が四つの視点で語られます。 ラエルとアレクシの出会いの物語、二人の 友人・キィルとエリアスの絆の物語、アレクシの 二人の父・ジルとフロランの絆をジル視点で 語る物語。そして最後はBLの範疇から外れますが、 彼の国の王子とパートナーである少女の恋物語。 以上四つの物語が、彼の国の形を改めて静かに…
DUO BRAND.
デザイナー・七星理央の描いたある意匠は、彼の 心に圧し掛かる重い翳に由来するものだった。 そして、その意匠が縁となり彼はある建物をデザ インする。 学生時代に同窓生に救われ一度繋ぎ止めた命 ではあるものの、翳りに拮抗する強さを持てない 為に時に行きずりの関係で心を紛らわせる理央で あったが…。 『nine lives』で過去を乗り越えた双子の同級生、 及びその保護者格の同級生…
カムロコレアキ
表題作はシリーズ構成となっておりまして、 『キライじゃないけど!』『トクベツだから!』を 合わせた三作で関係の始まりからこれからの 進展までを見通せる様になっております。 残り四作はそれぞれ読み切り形式です。 凡その話がエロありきで話が展開される事に ついては諸事情ありましょうからツッコミを避け ますがエロ以外に入り込める要素がないと言う のは正直作品としてどうなんだろうかと。…
あさぎり夕 若宮ひろ
あさぎり夕さんにとって初めての原作仕事なら 作画の若宮ひろさんにとっても初めての単行本。 その為の気負いがなんとなく伝わって来てそう言う 意味でも読んでいて背筋の延びそうな一冊です。 メインは学園生活を中心にした現代もの、夢の中の 軍人スタイルは心象風景描写と思って戴ければ 良いかと。 この一冊の只一点の難点を言えば、あさぎりさんと 若宮さんの絵柄が余りにも似通っている事ですね…
黒川あづさ
薄幸の美少年が実は食い意地の張った がめつい実務家(でも天然)だったりと(以下略) BLの鉄則を兎に角崩してその上で再構築して コメディに仕上げたこの作品、実は家族愛と言う 隠れ主題が存在したりしております。 受の一はとりあえず快感の一端は知って おりますし、攻の孝は恋心を自覚したという 段階です。これからの展開が愉しみな所で 終わっているのは隔靴掻痒の感がありますが、 語ら…
逢坂みや
逢坂さんの芸風はこんなに破天荒なものだったかな、 と記憶を探りながら読み返す事数度。その上でこれも ありかと納得。 感情の起伏表現に猫耳犬耳を経てケモノ化を用いて しまうのはある意味伝統の芸風の踏襲かも知れませんね。 コメディの部分にアクションを加えて制約を外したら こうなった、と言う事にしておきましょう。 雑誌初出が2001年である訳ですので、当然鏤められた 小道具の設定もそ…
如月清華
金髪碧眼の恋人と死別した隆一郎は彼女の墓前で 命を断とうとした時、金髪碧眼の少年と出会い、一命を 取り留める。その少年の存在は隆一郎の心に『天使』と して刻まれ、生きる為の糧となった。 一瞬の出会いから数年。隆一郎と『天使』は再会する。 伯爵家当主と虐げられ傷ついていた孤児として。 『天使』は隆一郎の手元に引き取られて凛と言う名を 与えられ、幸運の為の一歩をおずおずと進めてゆく。 …