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森本あき 高永ひなこ
M
青嵐、大人だなー……というのが、素直なコメントでした。 いや、それもそれで、全然悪くないんですけどね。 個人的には、青嵐が胡桃に対してやきもちをやく、的なのも見たかったなー……と思ったりしました。 大の地位も名誉もある大人が、恋人のことに関してだけ、みっともなくて、必死なのを見るのってよくないですか??(爆) 生憎と、焼きもちを焼く対象として、御誂え向きな、紺野君、という素晴しき…
黒崎あつし 阿川好子
いいBLだったと思いますー! よくも悪くも、攻めが純粋で、大きな犬のようで、きゅんきゅんしました! でも、このキャラが側にいたら、ちょっとイラッとするかもしれない……とは、同時に思いました。 まぁ、小説の世界にいる分には充分にきゅんきゅんする生き物なので、いいと思います! 話の内容としては。 才能にも環境にも恵まれてるモデルの高校生が、たまたま行った歯医者さんに一目惚…
桑原水菜 藤井咲耶
鬱になるってわかってるのに、ついつい読んでしまう。 個人的には、鬱っぽくなってる時に読むのはお勧めしないシリーズです(苦笑) 前作を読んだのが、随分前で、本を開いたら、いきなり響生さんが大暴走! してて、かなりびっくりしたんですが……。 その暴走が、響生さんにいい方向の何かを渡しそうで、その点だけはほっとしました。 いえ、全然、何にも動き出せてはいないんですが。 それ…
四谷シモーヌ 南京ぐれ子
避暑地で夏を過ごすモデルの司と地元で避暑地の管理人の孫である一麻は、10年来の友人同士で、しかも身体の欲望をお互いに処理する関係で……。 でも、司は、終わった後に、一麻にお金を差し出す……。 本当は、一麻はそんなものが欲しいんじゃないのだが、それを言い出すことができず……。 という話でした。 まさに、避暑地の恋、という感じでしたが、割と展開としては王道な展開をしてくれていると…
高円寺葵子 雪舟薫
本のあらすじを読んで、「ヤンデレきた!!」と思って、一気にテンション上がったんですが。 読んでるうちに「あれ……? 僕の求めてるヤンデレはこんなんじゃないよ……!?」と、ちょっと怖くなりました。 個人的に求めてたヤンデレは。 「こんなことしたら迷惑だよね……。でも、好きなんだからしょうがないよね……」 的な多少なりとも自覚症状のあるヤンデレだったんですが。 この先生は違…
天野かづき 高永ひなこ
なんか、BLって、こんなんだよね!って感じでした。 ちょうど、JUNEとBLが半々ぐらいだった頃に、こっち系の本を読み始めたので、どっちもいけるんですが、どうしても譲れない点があって。 登場人物には、「男同士」である、ということに対して苦悩していて欲しい……ってやつなんですよね。 そこまで、ぐだぐだ悩まなくてもいいけど、全くそこに触れない小説は、正直、勘弁してほしかったりします(´・…
三季貴夜(しほろ丸夏) みなと鈴
智紀は、海が嫌いだった。 近づくと眩暈がするのだ。 けれど、眺めている分には、癒されたりもする。 そんな中、初対面で「自分のことを知っている筈だ」などと妙なことを言い出した新入生・雅也も一緒に海辺の合宿に行くことになってしまう。 海と雅也……それを目にした時に智紀は眩暈を起こし、意識を失う……そして、「司」のことを思い出す。 どことなく、ハーレクインとか、そっち系を思…
響高綱 蓮川愛
日本有数の繁華街で働くホストと、店頭掲示用の写真を撮る写真屋さんのお話でした。 誰よりも華やかな邦彰の魅力に魅了されてしまった真琴は、邦彰から思いもがけず、告白されるが……というような話でした。 なんていうか、邦彰が余裕があるのがとてもよくわかる……でも、それが適度な甘さないい話だったと思います。 過去の恋愛のトラウマから、なかなか踏み出せない真琴にもちゃんと、ペースを合わせ…
鹿住槇 よしいくざんす
岳斗は長年、おじの恋人である芸能人の広瀬に片思いをしている。 同じく芸能人であるおじの石堂晃司からは、素人である自分が奪い取るなんて無理……と諦めていたが、岳斗が部屋の掃除の最中に、押し入れから見つけた母の遺品である広瀬のデビュー当時のグラビア写真や雑誌の切り抜きが詰まった箱を見せたことから、二人の関係が変わり始める…… というような話でした。 これも立派にBL。 広瀬が、岳…
宮本恭名 冬杜万智
チンピラの時田は、船でしかたどり着くことの出来ない孤島とも言える、小さな島におり立った。 人口も少なく、店も殆どない島だったが、時田の仕事はそこに住む、安住という少年から、この島の権利書を奪い取ることだった。 けれどその安住は、初対面で人間を簡単に信じてしまうような、純粋無垢な少年だった。 時田は最初は呆れ、利用しようと考えたけれど、汚れを知らないきれいな心を持つ安住に少しずつ自分も…