雀影さんのレビュー一覧

蜂蜜生活 小説

和泉桂 

深沢はほんとに、、、、

WEB上の深沢お誕生日企画をまとめて、ちょっとおまけを付けた1冊。
深沢の愛が深すぎて、ちょっとついて行けないorz...

和貴が伏見に相談して取り寄せた深沢の誕生日プレゼントは、いろいろアレなオモチャがいっぱい。
和貴自身は、その使い道を知らないまま取り寄せてしまったようで、、、
えーと、首輪に張り方にビーズでした。

まあ、なんです、、、

好きなだけ、やってください

2

ULTRAS コミック

えすとえむ 

二の腕萌~~

サッカーには興味なくても、サポーター同士のロミジュリ話なら面白い。
同時期に発売になった「作品~」のような、圧倒的な美形西洋人は出てこないけど、登場キャラ達の、顔立ちや、二の腕、胸板が、やっぱり、とっても「西洋人」
どんなコマの、どんなポーズも、もれなくデッサンしっかりな、「西洋人」
どのコマの、どんな絵でも、それは揺るがない。
西洋人だなって思うポイントは、
お顔だと、鼻と目、特に目頭…

2

カミングホーム 小説

榊花月  山本小鉄子 

一族郎党、総ホモの呪いでもかかるといい

5人兄弟の真ん中の晶樹は高校3年生、
一人で家事を全部引き受けている。
そんな忙しい毎日に、ある日、長兄が連れてきた同僚羽柴は、、、

健気にお母さんをやっている三男君が、恋を知り、自分を知り、っていう、
ちょっと見、さらっとした、爽やか、ほっこり系のいいお話。
みたいなんだけど、読み終わった直後の感想は、
なんだか凄く、晶樹が憐れで可哀想なお話だった。

晶樹が、いろいろ爆発し…

2

世界のすべてが敵だとしても(1) CD

みんな、なかなかカッコイイよ

杉田の年下攻め。

結城コンツェルンの後継者争いのアクションサスペンスと、その中で繰り広げられる、男同士の恋愛模様。
若々しくて、仄かに甘える杉田の崇生と、
凛々しくて真っ直ぐな鈴の千裕
クールビューティなガーディアンの隊長の三木眞の凪
忠実で寡黙な凪の犬、コニタンの武寛
みんな、なかなかカッコイイ

崇生の方は千裕に一目惚れ、
「世界のすべてが敵だとしても、オレがおまえを守る…

0

ノスタルジック・ラヴ 小説

ふゆの仁子  金ひかる 

夏から春への、短編連作

(多分新潟の)山村の夏祭りから始まる、短編連作。
それぞれのお話は全く独立しているようで、登場人物が少しづつリンクしています。
「なつまつり」
祖父江一哉は大学4年、就職も決まって、6年ぶりに祖母のいる田舎の家へ遊びに来ます。
そこで待っていたのは、子供の頃、夏休みなどに祖母の家に来るたびに一緒に遊んでいた、4歳年下の吉本茂人で。
一哉は茂人の事を全く忘れていましたが、茂人はずっと一哉を…

1

作品ナンバー20 コミック

えすとえむ 

西洋人の裸だ!!

この本、カバー絵からして素晴らしい
この、ダビデ像のような美青年!!
画力も圧倒的だけど、コマ構成も実に美しい!!

この本には4つのお話が入っているけど、やっぱり表題作が一番!!
えすとえむさんの描く「The 西洋人の裸」!
これがたっぷり堪能できる。
「ラスゲアード」のダンサーの裸も、如何にも「ダンサー」で素晴らしい!

他の2作は味わいの違う、軽いほのぼの話。
これはこれ…

1

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

同時に出た、「幾千の夜」の方が好き

けなげでかわいい仔リスちゃんが、好きになってしまった相手は、言葉の足らないわからんちんで
さらに二人の周りには、由利の悪友、義母、婚約者と、次々おじゃま虫が現れるが、、っていうお話。

この作品、雰囲気はすごくいいっぽい。
仔リスちゃん六車くんや由利先生、華族・佐倉や由利の義母、婚約者・柚子も、ビジュアルはとっても雰囲気いい。
でも、私的には、この登場キャラ達、誰ひとりも、、、、、
こ…

2

ムーンライト 小説

剛しいら  金ひかる 

設定がケータイショーセツみたいで…

月明かりの下、浜辺に倒れているのを見つけた美青年は、記憶を失っていて、さらに心臓病。
ようやく素性がわかったら、母親が他殺体で見つかったと、、、、
ここまででも充分てんこ盛りな設定で、さらに
この美青年を見つけたのが、大学病院で医師になりたての男。

これでもかのケータイショーセツ風設定、さすがに剛先生、文章は読みごたえあるし、読みやすいし、まあ、悪くはないです。
一樹の彼女としてちゃ…

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カフェオレ・トワイライト 小説

松前侑里  木下けい子 

良い、青春小説です

黄昏時の橋の上は、自分の心に強く封印してきた地への扉でした。

父親に反発して、頑なに避けていた演劇の世界。
一緒に橋から飛び降りる羽目になった相手が、実は自分の通っている大学の、それも演劇科の先生で、
彼のクラスの演劇発表公演のポスター制作を頼まれたのをきっかけに、舞台美術にまで関わる羽目になった真樹。
小暮と接するうちに、自分の内面と否応なく向き合い、自分自身を認められるように成長し…

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雪、ひとひら 小説

和泉桂 

清(閑)寺の次男編

深沢の変態に、されたい放題な和貴特集。
薄くて小さいサイズの本ですが、2段組びっしりで、思いの外ボリュームあります。

この清閑寺シリーズ、実は、次男編だけは苦手。
っていうか、深沢が苦手。
この本でも、一話目の『前夜』は、完璧に、深沢と和貴のプレイのみの話なので、、、
2話目『幕間』の伏見と和貴に、深沢の関係性が見えるお話とか、
3話目『それから』みたいに、「やってない時に思ってい…

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