雀影さんのレビュー一覧

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

甘いまま 終わるわけない このはらー

前作LIGHTで、ようやく愛し合うようになった二人。
最終巻FEVERでは、透の記憶が戻って、愛し合って、共に生活していた6年間を全く忘れてしまうところからお話が始まります。
記憶のない6年間に何があったのか、全くわからなくなって、荒れまくる透視点で話が進むので、前作のケーキの甘さとは大違いな、荒涼とした痛々しい展開です。
最終的には、二人は、元通りとはいきませんが、「この人と離れて生きては…

14

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

ツボに大ヒット!!!

ほぼ全くエチ系シーンはないのに、とっても胸がドキドキする

シンプルライン や スローリズム もそうだったけど、この作家さん、登場キャラたちが、「自分の心の中の恋の存在を認める」って事を、実に丁寧に描いていく。

この作品も、全編を通じて、真野の繊細な心の揺れを、モノローグで丹念、丁寧に、ひたすら紡ぎ続けていく

で、
この、じれったいモノローグが、たまらなく、ツボ
じりじりと身悶…

3

向日性のとびら コミック

SHOOWA 

なぜこのタイトルなのか、意味がわからない(_ _。)

SFチックな長編サスペンスだった。

SHOOWAさんの作品は,Nobody knows の頃から、SF寄りの作品ではあったけど、そこへ、FBIだのCIAだのも絡んで、なかなか手広い。
ネタばれしてしまうと、おもしろさが半減どころじゃすまないので、内容については書けることがほとんどない。
それでも、
カイがシスを見上げる時の、表情の切なさが何ともいえずにイイ
離れてしまってから、シスが…

4

スクエア ― 四角関係 小説

愁堂れな  國沢智 

逃げも隠れもしない4Pでした。

非常に、軽いノリのセックスファンタジーで、あっけないほどさっくり読了。

主人公の星野ゆうきくんが、どういう訳か、超絶かっこいいホストクラブのオーナーとその弟ホスト二人に気に入られてしまい、訳もわからないうちに3人がかりでお初をいただかれてしまい、その後もズルズルと、っていうだけのお話。
ゆうきくん、何かにつけ、3人兄弟全員にしっかり頂かれているので、えち関係のページ占有率といったら、かなり…

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