ミュウさんのレビュー一覧

恋のウィークポイント 小説

池戸裕子  九条AOI 

互いに高めあう関係

業界物が好きな方で若いカップルが読んでみたい方に、お勧めです。
受けが女装してモデルになっているので、苦手な方はご注意。

演劇科で俳優の佐宗秀明(高校生)意地悪俺様攻め×演劇科の香月裕也(高校生)素直天然受け
演劇で、憧れの俳優である左宗の弟王子役を射止めた裕也。
台詞の勉強に来いよと誘われて行った先で、美少女モデルの優里になって欲しいと彼の兄から頼まれる。
役者の勉強にもなるし、…

0

愛をください 小説

ふゆの仁子  水木かおる 

きちんと仕事を頑張っている受け

トップホストが、平凡なリーマンに惚れる話です。
実は、ホスト時代よりも前に縁があって……というエピソードの仕込みが自然で上手いです。
仕事を頑張っている受けが好きという方にも、お勧めです。

ホスト・冴木喬(25)ヘタレワンコ攻め×文花堂チーフ・水島佳樹(30)
美大に行って挫折した水島は、夢と折り合いをつけて、画材を扱う文花堂に就職する。
知識を活かして若くしてチーフになったが、画材…

2

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

身長差最大のカップル

身長15センチメートルの受けは、攻めとどんな風にHをするのか?
そんな好奇心の元に、昔懐かしの恋人が小さくなるマンガやドラマを思い出して購入してみました。
明るくてイライラせずに純粋に楽しめるエロコメは貴重なので、特にお勧めです。

ドールハウス作家・伏木野円 絶倫硬派不器用攻め×設計会社社員・雪見有一 ツンデレ受け
ある日、階段から落ちたのをきっかけに、小さくなってしまう。
大学生時…

3

ヴァージン・ビート 小説

篁釉以子  椎名咲月 

トラウマ持ちの攻めとおバカ受け

「真夏の合格ライン」シリーズの龍翔×誓の原型を思い出すカップルでした。
おバカ受けが必死に追いすがって、攻めの心まで真に手に入れるまでと言う話です。
攻めが過去に受けをしていたことがあるので、苦手な方はご注意。

法科の学生・魁 モテ系俺様攻め×高校生・小杉瑞希 天然おバカ一途受け
頭もよく容姿も完璧でモテモテの魁は、おバカな瑞希の為に家庭教師をしてくれている。
勉強だけではなく、別…

1

BEAST DESIRE(3) 小説

五百香ノエル  西崎祥 

未完なのが残念なシリーズ

3巻でシリーズ未完で終わるのですが、ここで過去の両親編となります。
この巻でも鬼畜エログロスプラッタ描写有で、レズもあるので苦手な方はご注意。

教会の神父・遊佐崇士 鬼畜攻め×遠来の客・真野芳樹(15)孤独な流され受け
過去のエピソードの回想で、芳樹の父親の真野芳樹の愛がメインなので、カップリング表記もこの2人にしてあります。
天女島に行け、行けば真野に会えると狂った遊佐に言われ、一同…

3

BEAST DESIRE(2) 小説

五百香ノエル  西崎祥 

謎の欠片をようやくつかむ

1巻同様に2巻も鬼畜エロでグロスプラッタ描写がハードなので、苦手な方はご注意。
このシリーズは、基本的に全編そうです。

義理の従兄弟の夫の池田雪成(27)×高校二年・烙木芳樹(17)クール目で芯の強い健気受け
事件を隠蔽して、雪成の後輩が勤めるローマ正教の学園に編入し、寮に入るのが一番いいと勧められて、場所を移して学園物に。
事件を起こしてなにもかも彼から奪った自分がなにも言えることは…

0

BEAST DESIRE 小説

五百香ノエル  西崎祥 

ハードバイオレンス

女の子向けのロマンティックバイオレンスストーリーと五百香さんがあとがきで書いているのですが、言葉の響きの甘さとは裏腹に、内容はハードバイオレンスです。
BL+怪奇のセットは、過去のJUNEを思い出させます。
流石、古参で力量のある作家様というか、現代の作家の上をいくネタをこんな昔からやっていたなんてと、改めて尊敬しました。
シリーズ物で3巻まで出ていて、その後が刊行されていません。
3巻ま…

0

太陽が僕を見てる 小説

神奈木智  天禅桃子 

モテ系なのに、意外にヘタレ

攻めが男女共にもてるんですが、自分の気持ちに鈍くてヘタレです。
あんなにクールにカッコつけておきながら、こんなにヘタレだったとは!と驚いたので、ヘタレ攻め好きにお勧めです。
高校生ですが堂々と喫煙や飲酒の描写が受け攻め共にあるので、嫌いな方はご注意。

岸本廉(高校生)モテ系クール意地悪ヘタレ攻め×双子の兄・椎名明楽(高校生)泣き虫強気受け
彼女にバイト代で買ったダイヤの指輪を渡そうとす…

0

Doubt -ダウト- 小説

火崎勇  氷栗優 

ホモもオカマも嫌いな受けが認められるようになるまで

あらすじからオカマ攻めを期待したんですが、実際はオカマではありません。
仕事上の利便の為だけにオカマを装っているだけで、素になると男っぽい喋り方です。
受けの父親がゲイで男性の恋人と結婚しているので、それを認めたくない受けが悩んでいます。
男同士の恋愛なんて認められない!という受けを認めさせた言葉は、読者をも納得させます。

メーキャップアーティスト・東堂勝人 大人の漢前攻め×結婚式場の…

1

王子様の甘美なお仕置き 小説

水上ルイ  佐々成美 

自分は攻め!思っている受け

絵も顔も体格もどうみても受けなのに、オレが攻め!と思いこんでいるヤンチャな受けが可愛かったです。
あれよあれよと言う間に、上級者の攻めのテクに流されちゃいます♪
受け身のままじゃダメだ、オレがもっと頑張らなくちゃ!という勘違い振りが、可愛くて可愛くて!
そんな感じなので、初々しいのですが嫌々ではなく、Hにも積極的です。

大富豪兼美術館館長・詞ノ宮令人 王子様攻め×高校生・村上恵太(18…

0
PAGE TOP