茶鬼さんのレビュー一覧

やってやるっ!(文庫化) 小説

剛しいら  石原理 

これぞ男の惚れる男だ

男を喰ってるんだけど、それは抱かれるんじゃなくて抱いている。
しかも誰でもいいってやつじゃない。ひとりの男に捧げてるんです心は。
そんな滅茶かっこよくてどんな男より男前なヤクザ辰巳鋭二のシリーズ3冊目の新装文庫版。新しく書き下ろしで【よってやるっ!】が掲載。
これでこのシリーズは完結と思われていたんですが、、、なんと!
新章が、権堂組を継ぐ跡目継承する鋭二の続篇が見られることになりました♪…

4

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

苛めっ子と苛められっ子

一昔前の少女漫画を地で行く、不幸オンパレードな男子が主人公だったシリーズの2冊目新装版。
旧版との違いは、瑞樹が来る前の苛られっ子転じて苛めっ子、そして瑞樹と同室でちょっと拗ねてるアレクのツンデレ全開の短編【アレクの主張】があるところです。
前作、唯一の身寄りの母親が亡くなった事で実の父であるフィッツウォルター伯爵に引き取られる事になった瑞樹が、淫蕩な母親の評判を背負い、義兄のエドワードのイヤ…

4

シラフでいても意味がない 2 コミック

山田まりお 

前作よりパワーアップ!

ああー、お腹痛い!!
笑った笑った、今年一番(ってまだ2ヶ月だけど)よく笑ったマジ腹痛い♪
笑うと幸せになりますね~♪
前巻よりパワーアップして、ちょっぴりBL風味も増量になり、1巻よりキャラ設定が明確になったからこそ楽しめる部分が大きいデス。
本の帯は秀良子さん☆
やっぱりまりおさんも「魔法少女ネタ」ははずせないですよね、って秀さんもおっさん魔法少女を帯に描いてました(笑)
そういえ…

2

ひみつのツンMちゃん コミック

秋良七 

たまには嗅覚も鈍るのでしたw

可もなく不可もなく、読後「こんなもんだろう」だった1冊。
かといって中立にしないのは、それなりにテーマが周到されて結構愉快に進むから。
ただ、表題が高校生なんですが、
実は高校生が道具を使ってエッチとか拘束とか言葉攻めとか、MとかSとかっていうのはちょっと興ざめなんですよね。
まあ、”性春”だからこの時期だからこそ何でもアリなんでしょうが
恥じらうからM、嫌がる素振りをしながら恥じらうの…

3

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

萌えと呼ぶにはまだ謎が

『堕ちる花』と世界観を同じにするスピンオフのようでいて、ようでないお話。
あの鬼沢村の禁忌の花・生贄・そして舞台が鬼沢村の隣り村の神谷村ということで、作中に主人公たちが『堕ちる花』の兄弟の実家にお世話になる話しなどもあったりと接点はほのかにあったりします。
そして今度は弟×兄という逆転で、花の香りで関係が狂うという兄弟モノの路線は同じですが、
『堕ちる花』のミステリーやホラーの要素が人間であ…

2

気高き獣の手懐け方 コミック

椿野イメリ 

まるで子供のような”気高き獣”

作者さんの初単行本です。
1度目に見たとき、受けちゃんの外見が似ていたり、キャラが似ていたり、全部で4作品ある中、どれもどれかに似ているような~というものを感じて、しばらく寝かせました。
改めて腰を落ち着けてみたところ、そんなに悪くないなって思えて評価が1段階上がりました。
受けちゃんがヘニャヘニャ~としているのが特徴なのかな?

表題、主従モノです。
代々秘書を勤める家柄の透は、小さ…

3

龍の激闘、Dr.の撩乱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

オンナの戦い?

清和が氷川を選び自分を振ったことがどうしても許せずに起こした京子の逆襲劇は、いよいよ佳境を迎えました。
本家リキの奥さんと子供、橘高の親父や典子さんが人質にとられ身動きがとれない清和一派は、京子をなだめるために清和と氷川が別れたという偽装工作をするも、そんなことハナから信じられていません。
今回は、氷川Vs京子 というオンナの戦いでとうとう決着することになるのですが、それはあまりにも犠牲が大き…

1

花丸漫画 Vol.7 コミック

羽生山へび子  崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)  新井サチ  本間アキラ 

おおおー!3作品

毎号毎号読み応えあります♪
他のアンソロが2ヶ月に1度が多い中3ヶ月に1度なんでちょっぴり中身を忘れてそう~って思っちゃうんですが、案外に覚えていて。だけど新しい号が出るときは前号を引っ張り出してきてまたそちらも読み直してみたりと、更に読み応えが(汗)

さて、羽生山へび子さんの新連載開始です~♪
ロックンロールなトラック野郎が主人公ですよ!!う~ん、、今回もリーゼントが光ってるぜ☆ギター…

1

いちにのさん! コミック

奥山ぷく 

好きだから「好き」は真理だ♪

ぷくさんのかわいい青春モノ、今回もキュンキュンしちゃいます♪
以前ハムスターに似ているから名前からもじってハムちゃんという主人公がいましたが、今回は名前をもじりさらに文鳥に似ている(?)からブンちゃんという主人公が(笑)
さらに相手には苗字が猪口でチョコレートになりたいというほどチョコが好きだからニックネームがチョコというのもあり、毎度そのネーミングにはクスっとさせられるものがあります☆

3

今夜も先生が眠らせてくれない 小説

鳥谷しず  宮沢ゆら 

チンチラおやじに爆笑

結構個性的な作品とエロエロで、中々に注目な作家さんが王道のルビーで!?
この昔風のベタな表紙にちょっと購買意欲が削がれてしまったんですが、作家さん買いというということで。
ストーリー的には、わりと王道な「一目惚れ」路線だったのですが、やはりその中身のエッチの濃さと、セリフですね♪特徴的な。
その点は、鳥谷さんらしい表現で笑わせてもらいました!

上司のセクラハラを拒否したら、逆にセクハラ…

2
PAGE TOP