茶鬼さんのレビュー一覧

空と原 CD

笑ったり怒ったり、うろたえたときは3度言う♪

手元に原作の本がない状態で聴いたこのCD。
でも!記憶の中の空野が、原センが、みんなが頭の中で動きます♪
永遠のアテ馬、原セン。
大人なくせにその心は以外にもヘタレで、人のことばっかり考えて自分は後回しになってイザ自分のことになるとしり込みして強く出られない、少年のような大人(w)
そんな彼が、空野と出会って気持ちに踏ん切りをつけていく、そして永遠のアテ馬から卒業(?)するお話は、文句なし…

5

サヨナラノート コミック

友江ふみ 

ああー、久々に心が洗われました!

デビュー作の時、少女漫画みたいな絵だしお話も少女漫画みたい、でもちょっとキュンとする♪
と思えた作家さんだっただんですが、やはりその路線は全く変わっておらず
むしろ、この路線と設定は少女漫画でもいけるんだけど少女漫画だと絶対鼻であしらってしまうのが、少年同志だからめっさキュンしちゃうんだという結論に導かれた作品です。
奇をてらう設定もシチュもなく、ただただ主人公たちの気持ちで見せていく物語。…

12

南の国の王子様 ~運命の恋~(表題作 南の国の王子様~蛇淫の章~) コミック

水野透子 

ショタを味わいたくて

時々ふと、読みたくなるショタもの♪
08年に出た新装版「南の国の王子様」シリーズの上の兄ユノー編となります。
相手となるのは、ジーンの伴侶となったユズの幼馴染で後輩の大学生・ハルなんですが、
どうみても、どっからみてもショタにしか見えないこのイケナイ感www
前作の主人公ユズもショタ風味ですがそれより更にショタ感増してまして、
間違いなく無毛!?そしてウインナーソーセージのような一物!?…

2

二度目の恋なら 小説

高岡ミズミ  竹美家らら 

本当は重いのにサラっと。。。

ミズミさんの久々の書き下ろし作品。
イラストが竹美家さんなので実は超地雷!
好きな方には申し訳ないが、どうしても少年少女小説の挿絵の雰囲気がまとわりついて好きでないのです(大泣)
学生時代の回想イラストはまだ大丈夫なんですが、大人な主人公表現が苦手で苦手で・・・おかげでこの本に手を出すのにどれだけ苦労したか(汗・ミズミさんだから読みたい!でも・・・という葛藤)
さて、それを抜きにしてちゃん…

3

大家さんとヒモ コミック

文月あつよ 

すべてが惜しすぎる!!

この本には全部で3本の作品がはいってるんですが、めくっていくにしたがってメッサ残念感が漂ってきてしまう!
設定はいいの♪悪くない。
だけど生かしきれてない?
モヤモヤ悶々とええ~これですか?って感じ。

まず冒頭いけ好かない同期入社社員と飲みに行った席で童貞をコケにされた主人公が変な喧嘩に突入して、奇妙な初体験をしてしまう[案外いい感じです]
ひょっとして無自覚ツンデレ受けに、獣童貞攻…

1

先生、恋がしたいです コミック

松木加斎 

先生、実はムッツリ淫乱童貞❤

GUSHのアンソロで毎回テーマがあって続きものになっていたシリーズなんだそうですが、H描写が苦手とおっしゃる割に、思い切ってゲイビ男優を攻め設定にしたために、ゲイビのようなHや言葉などが登場して、
それが興ざめするかと思えば、主人公の設定もありかなりゾクゾクしながら読ませてもらった1冊♪

先生の無自覚天然M属性が、純粋無垢かと思えば実はゲイビ見てたから、要は彼のエッチスキルはゲイビで出来上…

4

ラブ・ブラッド -テンペストの悲劇- 小説

五百香ノエル  楡野ユキ 

憎しみと嫉妬の元に悪がある

「ファンタジーラノベのエロゲ風味で脳内アニメ化」と評した1作目の続編。
主人公の運命の相手である騎士達がやってきたことで(1巻の終わりで日本に向かう姿が描かれてましたね)前の巻にはなかった恋愛要素が若干出てまいりましたが・・・
もういちど、この本の人によっては地雷となるべき点を挙げておきましょう
・主人公が12歳で成長のとまった両性具有で、その要素は女性器部分が強い。
・主人公自身も吸血鬼…

4

聖夜 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  ヨネダコウ 

北から始まりそして南へ、30年愛

この本の中には[名前のない色]と[聖夜]の2本が収録されているのだが、全部読み終わってみて、ある共通点を見てしまった。
それぞれに、片方が恋人としていた人が妻帯の既婚者であったこと。
それにより、[名前のない色]でのミサ先生は苦しんでトラウマとなる既婚者のずるい姿。
[聖夜]では相手に真摯に向き合う既婚者の姿があり、それにより、20年愛となる部分もあるのだが、それはとてもよい人間関係を築いた…

8

COMIC Be vol.11(雑誌著者等複数) コミック

話題作品、いよいよ佳境!?

【スメルズライクグリーンスピリット】の永井三郎
【高3限定】の梶本レイカ
この2作品はもう!目を離せない状態で最近不定期になったCOMICBeの発売が待ち遠しくてたまりません!!
もちろんね、個人的には他作品も絶対注目んですけど♪

まず【スメルズライク~】ですが、小さな村ゆえに蔓延した三島と桐野のホモの噂。
それぞれの母親との関係と対応が注目されましたが、息子を応援する!という力強い…

1

箱庭のチェリー 小説

夏生タミコ  みずかねりょう 

ウブい年上との不器用恋愛

作家さんのデビュー作品だそうです♪
この作品、表題は二人がきちんと恋人になれた生徒の卒業後の二人のお話になっており、その前の恋人になるまでのきっかけのお話が【ガラスの向こうは鮮やかだった】というお話になっております。
確かに、この本のタイトルにした題名は全部読み終えてみればそれは先生のことでもあり、生徒のことでもあるかな?
と思われ、タイトルに持ってきたのは間違いではないと思います。
色々…

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