茶鬼さんのレビュー一覧

刑事にも都合がある コミック

岡田冴世 

相棒?

岡田作品といえば、スーツ・リーマン♪ですが、今回は刑事モノ。
web掲載でのシリーズが1冊になったそうなのですが、読後感として何か物足りない!
出会いがあって、過去があって、現在があって成立する二人の関係。
多分、一人は意地っ張りの強がりで、一人が飄々としたやんちゃな男前で、一見仲悪そうな雰囲気ながら、実は・・・みたいな
その関係性に「萌え」を置いて展開しているので、その点はわかりやすいの…

1

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

掛け違えたボタンをかけ直すとき!

いよいよ完結しました~♪ヤングチーム
すれ違った想いはまるで気がつかないでいるボタンの掛け違い。
それを自分で気がついて、ちゃんと直すまでのお話の結果がこの完結。
やはり、3巻通じて読んできて、間合いの絵での見せ方。
セリフがない場面でも、心が見えてくるその描写や、とても効果的なモノローグ。
ひしひしと迫るこの作品の、コラボはとても上手くよかったです!

橘高と英の一緒の場面を見て、…

5

バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

執事は床上手☆

『人間玩具』の続編で、坊ちゃんに少年という玩具を与えていた、ヒゲをそると見事な色男だったというあの執事がフューチャーされた本作品。
その坊ちゃんたちのその後のお話も、スピンオフにあたるPINK GOLD掲載の作品も載っております♪
この本、本当にエロ度が高いです!
しかも登場するたびに、いろんな体位がまるでAVとか体位のポーズ集かというくらいバラエティに富んでいて、お話と共にそれもとても楽し…

20

拾い犬 小説

火崎勇  森原八鹿 

作家がよくわかるお手本のような本です

前回のビープリ執筆作品は、軽さを出そうとして何かスカスカな感じがして評価できなかったんですが、今回のこの作品は普段の火崎作品らしさが実に簡潔に、
そして、お手本のように上手く作られたというか、この作家さんの特徴が多分火崎初心者の人にもよくわかりやすく簡素化しながらも、その持ち味をよく出していると思います。
作品としては、すごく既視感のあるモノで目新しさはないですが、作家さんの実力を見せつけられ…

9
非BL作品

王子様と灰色の日々 (3) コミック

山中ヒコ 

相手を思う気持ちにキュン

失踪した大金持ちの息子・至にそっくりだったことから身代わりをすることとなった貧乏な家の少女・敦子の物語。
今回の表紙は至の側近であり異母兄であり、現在敦子の世話を何かとやいてくれている遼なのですが、お話のほうも敦子が遼に抱く本人もまだ自覚のない”想い”が中心になった展開だったように思います。

至は女装癖がありそこに性的嗜好は?なものがあり、そして主人公にはノーマルな関係が、至の側近の遼と信…

1

バニラリゾート コミック

大槻ミゥ 

下の世話もお世話のうち♪

まぁ!なんて甘いお話なんでしょう~♪
ヘタレ漫画家と、天然気味のお世話係りの先輩に、
もうっ!あんた達それって好きってことでしょ=3なんて身悶えしながらオカン発動しながら読み進む一冊(爆)
水気多めのヌルヌル(?)エッチは今回ありませんで、、、
しかし、きましたよーーーー!!
使用済みオナホにてのオナニーwwww
おおー!フェティシズムの極みでないかいな♪♪♪
ということで、とっても…

3

恋とセンチメンタリズム(表題作 ほしあらし) コミック

橋本あおい 

万事そつなく

この本は表題がなく【ほしあらし】がメインで他4本の短編で構成されています。
この作家さんは絵もきれいだし、お話もそれなりに卒がなく、うまくまとめられますし、ファンの方も多いかと思うのですが、
どうにも自分にはその卒のなさすぎる点と、少々少女マンガチックな展開が多分苦手に思ってしまう作家さんなのかもしれないと、既読数冊目にしてやっと気がついた!?
切なさを感じるには、今ひとつ掘り下げが欲しい!…

6

宝物はぜんぶここにある コミック

糸井のぞ 

絆という確かなもの

この本を手に入れてから、どうやってレビューしたらいいか、散々悩んだ。
雑誌掲載の時も、前作もそうだったのだが、この作者さんには、いつもしてやられるw

ブレないものが周りにある。
散々悩んでブレるのは主人公。
この主人公に目線がいって、彼等目線になってしまって読者である自分がオロオロしてしまうのだ(笑)
一見ネガティブで深刻さをまといながら、あとになってみれば・・・なんだ~
この手法…

5

ドMとドSと、ときどきウサギ 小説

夏乃穂足  麻々原絵里依 

おおおー!コレは!?

夏乃作品というと、ちょっとシリアスで切ない系の作品というイメージがあるので、今回のはじけたようなコメディはとても新鮮でした。
しかし最初読み始めて、すごい既視感を覚えるのです!
そう!凪良さんの「すべての恋は病から」モフモフ病と交換条件、割れ鍋に綴じ蓋。
だけど違う作品になったのは、本作は主人公が会社員で、上司と部下の関係であり、また育ちの違いもある。
そんな部分で、中間以降は違う展開を見…

4

ひとつふたつひみつ コミック

笹丸ゆうげ 

注目の新人作家さんデス☆

かわいい系の小説の挿絵で気になっていた作家さんの初コミック。
残念ながらかわいい系小説は大概自分の好みの範疇外な事が多いのでありますが、挿絵をされていたのとはまた違う、ご自分でストーリーを創りだすわけなんで、別口としてとても気になるのです。
・・・ということで読んでみますと・・・おもしろかわいい!!
帯は扇情的な「先生のおっぱいは世界一かわいいよ!!」なんてありますが、また、確かにw(コホン…

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