total review:290805today:10
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
168/456(合計:4552件)
カキネ
茶鬼
ネタバレ
雨男の性格がポジティブなせいか、すごくポジティブで爽やかなお話。 まぶしいぜっ! アウトドア専門店の前で出会った、その男が外に出ると降り出した雨もぴたりと止む百津に、その縁起の良さに思わず山登りサークルに勧誘する、ことごとくいろいろな行事が雨に祟られる雨男の豊玉。 人付き合いも苦手でインドア派の百津もしようがなく参加するが、今までの雨による途中下山の悔しさにもめげず、二人で虹が見たいという豊…
秋葉東子
文系・理系にこだわりをいれた、軽妙でコミカルなある大学を舞台にした作品集。 表題が中々に、●●●だけど○○○みたいな設定が生きていて楽しかったですヨ♪ 非モテ学科の理系男子の由井は、女子率の高い文学部でしかもイケメンなために持てる十時を見て、リア充め!とムカついているw 最近間違いメールがきっかけで、メカ音痴らしい「ミキ」という相手とメールのやり取りをして、どんな天然女子なんだとちょっと…
榎田尤利 高階佑
01年からの、男娼:青を主人公にした作品を1冊にまとめたもの。 過去作品は2冊ですが、この「Blue Rose」と「Sleeping Rose」では1年後という設定もあり、主人公のあり方が多少違ってきます。 Blueでは、青の男娼としての仕事の姿と客とのスタンス、そして全編を通して道しるべとなる存在、昔の親友:トオルの登場。 Sleepでは、高級男娼としての青の姿ではなくて、彼自身の問題の話…
彩景でりこ
citronで読んでいたときは、連載に間が空くせいか強烈なインパクトはそんなに感じていなくて面白いな~程度だったんですが、一冊にまとまるとそれがどうよ! こんなに面白い話だったなんて!! もう読んでるあいだ中、身悶えしまくるは、声出して笑うは、腹は痛いは、登場人物につっこみまくるは、こんなにサイコーな話だったなんて☆☆☆ キャラクターが楽しいのはもちろんなんですが、そのキャラクターが起こす行…
成瀬かの 六芦かえで
最初の攻めの登場シーンを見ると、一見こちらがケモノなのか?とおもいましたが、読んでいくとなんと受けちゃんのこと! 「しつけ」という表現が正しいかどうか手懐けでもあるんですが、まあ的を得た題名でしょう♪ 外見が男らしくなりたかったのになれなかった美術教師・コウは、武道などをやっていたので見た目の綺麗さとうらはらに結構腕に自信がある。 普通の女子がいる学校へ行ったら、告られた女子とデキちゃい…
伊藤えみ李
この作家さん初めてお目にかかったんですが、エッチ描写が実に腰乃さんに似ている! それが第一印象。 思わず大胆な構図の表現もそうですが、 エッチシーンの手書き吹き出しを使った擬音表示 キスが”にるにる” 擦りっこが”ずっ、ずっ、” 発射が”びゅるるる” さわりっこが”にゅこにゅこ” 挿入が”ぢゅぷ””にゅぷ” などなどなど。。。 びっしりと細かく入る描写が体の汗の表現と混じって・・・見にく…
印東サク
一貫して働く男性、リーマン、スーツなどを描かれている作者さんです。 今回は幼馴染再会モノで、酷い男のリーマン×天然風味弁護士という組み合わせ。 一見再会モノのあれやこれやで進めながら、実はそこには復讐という黒い部分が隠されており、というシリアスなのですが、 弁護士がひょうひょうとした諦めない天然設定であるために、緩衝材の役割をなしてソフトになっています。 多分、ものすごくシリアスにしようと…
如月芹 SILVA
作者さんの初単行本になるそうです。 イラストが文具擬人化の本を描かれたSILVAさんですね。 とっても優しい雰囲気の表紙に惹かれます。 両親を失くした甥っ子を引き取った恋人と主人公の、今まで二人だけの生活に子供が入ってきたことで、二人のあり方を見つめ直すお話だったのかな 大雑把に書くとそんなお話。 ビルのオーナーでもある恋人・貴彦とほぼ同居の形で同じビルに住んでいる主人公のバーのオー…
蝶野飛沫
蝶野さんの描くエロは割りと好きです。 ほのかにSMチックなものが多くて、本当はね、とりマイアさんみたいなああいう作品で一冊ガッツリ書いて欲しいと思っているので、こうした短編集はちょっとモノ足りないなと思わなくもないんです。 表題は山男の兄・丙と、ご近所幼馴染の錫・楽、それに丙の弟・丁が絡んだ、どちらかというと丁が主人公のお話。 丁は錫に片思いしてるんだけど、錫は兄の丙とできていて、現場を…
水原とほる 小山田あみ
元々内向的な性格の上、外に女を作る父、外に男を作り子供を捨てて家を出た母、しかも父親の企業はブラック企業に上がるほどのあまり評判が宜しくない会社。 そんな事が重なって、苛めにあい、より内向的性格に卑屈と諦めが加わり、ほとんどひきこもりのようになってしまった対人スキルのない主人公。 そんな彼の元に、父親が寄越した話相手という年下の大学生の男。 単純に、彼によって主人公が目を開いて外へ出るという…