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五条レナ 円陣闇丸
茶鬼
過去作品は甘く切なく、胸を締め付けるような作品でしたが、今回は・・・ 確かに受けの片想いの切なさとか苦しさは迫るものがあるのですが、今回は攻めの男が鈍感男(爆!!) 二人ともデキる男でカッコ良く、キれ者同士なんで互いの気持ちのやり取りが切なさだけじゃなくて、何か少し笑いの方向へ向いて、何だか二人がライバルであり続けたように恋愛の部分まで競っているような感じがとられておもわずニンマリする場面も。…
ネタバレ
奥村を無事救出した時に約束した槙島の40歳の誕生日に奥村がプレゼントすると言った「決して裏切らないもの」 それは奥村の総てだったのですが、初めて自分の醜い傷痕となった刺青まで含め全てを槙島の前にさらけ出した翌朝のお話です。 今まで、奥村の寝顔というのは見たことがなかったのに、この日だけは槙島の胸に頭を預けて寝ていたのです。 このオヤジ! 本編中、犯人へ「愛は裏切らないんだ」と啖呵を切っ…
井上ハルヲ(オハル) 宝井さき
待ってました!実に3年ぶりの新刊2冊目(涙、、) 今回も警察を舞台に、自虐的受けが主人公でありますが、確かに甘さは前作より増しています。 なんだろう、このハードさとか痛さとか、精一杯突っ張って強がっている受けに、それを何とかしてあげたいと思う攻め、この組み合わせがツボなのかな? ”相棒の絆”の延長にある関係。 決して、愛なのかどうかそれは断言できないんだけど、互いを必要とする関係というのが…
真中ココ
名前はまんま、もじってありますww 明智小五郎じゃなくて、明峰小太郎 小林少年じゃなくて、小城くん。 小城くんは半ズボンだったりニッカボッカだったり、時に女装してみたりショタです! 見た目、金田一耕介みたいな明峰氏がオヤジ風味満載なんでいけない雰囲気が満載v しかも、この探偵、推理する時に小城くんとエチしながらという・・・ 優秀な助手は、捜査の時だけじゃなくてそっちでもお役にたっており…
谷崎泉 奈良千春
この話はかなりのシリアスと厚みがあり読み応えは充分です。 読み進めるとその重さにラノベというより普通の小説を読んでいる気分になってきます。 時間を現在から過去にさかのぼり、それぞれの関係について、かなり丁寧に書き込まれていますので、そこに面白みを見出してのめり込めるかどうかがこの本を好きになれるかどうかの分かれ目かも? だけどかなり、かなり面白いです!! もう下巻が待ち遠しい、早く読みたく…
明治カナ子
旧版に、作者さんいわく”お蔵出し作品”の『埋葬』と『受難の日々』、そして従兄弟との禁断愛のシリーズに描き下ろしと、3本が追加された新装版です。 作者さんが7月の都条例改正の件もありこの作品の新装版の発行はダメかもしれないと危惧されていましたが、無事発行になってよかったと思いました。 先日、オークラから発行された池玲文さんの作品もそうでしたが、条例によってどのように規制が入ってくるのか、本当に不…
真崎ひかる 高久尚子
「夜に薫る純白の花」の続編の新装版 やはりこのシリーズは何かいいんです!! 最近萌えがすごく薄~くなっている身に、久々に萌えの灯がやってきました♪ 前作、父親に虐待され売られそうになっているところを医者の親子に助けられ、そのままそこで育った一葉と、そこの息子との誤解したまま抱いて抱かれての切ない関係から恋人になった二人の続きは一葉が大学に入学したところから始まりました。 今回に於いては…
玉木ゆら 七海
前作、ダチョウに求愛される農大生の苦悩もといww恋の成就までのお話が大変に愉快でお気に入りだったのですが、続編が出ました。 しかも今度はカンガルー!! 主人公・七生はどんだけ動物に愛されるんだろうww そして、カンガルーだけに全編オーストラリアロケ敢行!wwではなくて、オーストラリアへ研修旅行へ出かけるお話で成り立っています。 今回のお話も年齢相応のとても身近でリアルな大学生活が満載で、こ…
櫛野ゆい 陸裕千景子
思いっきり清々しくて、真っ向からせめてきたな、と思える正統派の作品に仕上がっていたと思います。 悪く言えば、青少年向けの児童文学なBL(何のこっちゃ?) ま、そのくらい安心&安全で爽やかなんですよ。 中華風の歴史モノっぽいストーリーと設定のお話は 反乱軍の平民上がりの将軍と、皇弟でありながら臣籍に下った武人で美人(w)の、身分差もありながら、まったく凌辱とか強姦とか調教もなく、一個の人…
池玲文
ガチ兄弟モノです。 この夏から施行される都条例をかんがみて発売が早まった一冊になるそうです。 それに関して、『夏に死に行く物語』が規制するという事について風刺的な作品です。 震災で少し下火になりましたが7月からなんですよね。 以前「ひんやり廊下~」に掲載されていた「アタシじゃダメかしら」っていう兄弟ものがありましたが、池さんの兄弟モノは背徳感というより禁忌であることの苦しさが前面に…