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暁由宇
茶鬼
ネタバレ
割とゲイっぽい展開で進んだ第1巻でしたが、完結になるこの2巻はBLらしい着地をしたんじゃないかと思いました。 真正のMの望むSの姿。 自分の持つ嗜虐性を恐れるS。 微妙にその気持ちにすれ違いを持ちながら一途にSを信頼するMの姿があればこそ、Mを好きだから彼に合わせるのではなくて自分は一体どうしたいのか、どうなりたいのか考える。 それは前の巻からずっと彼が悩んでいることではあったので、また堂…
暁由宇 九条えみり
非常に興味深いお話です。 「MがSを調教する話」と書いてしまうとあまりに簡潔すぎて、そこには人間心理とSMの真理があるような気がします。 榎田さんの作品に「優しいSの育て方」という本がありましたが、それよりハードですしそれと比べてもこちらの方がリアルをまとっていると思われます。 思わず主人公と一緒になって考えてしまったよ。 話として特殊ではありますが、とても良い本だ! 恋人と別れてふ…
月の帝にお願いして、タケじいの幸せを最後まで見届けると戻ってきたかぐや皇子。 まだ戻ってきて3日だから、体はまだ小さい皇子。 月に戻る時心も体も重ねたのに、自分を慎重に優しく扱うタケじいがじれったくて仕方ない皇子(笑) たらいでの沐浴のあとスッポンポンでアピールするのにタケじいの扱いは大事大事。 自分の気持ちをくみ取ってくれないタケじいに苛立ちをおさえきれず、彼の精一杯で指をかじると・・・…
かわみなみ
その昔、まだサッカーがメジャーじゃなかった頃。 キャプ翼が始まった頃かまだだったか、そんな頃Lalaで掲載されたサッカーマンガ『シャンペンシャワー』の作家さん。(シャンペンンシャワー大好きだったのですv) 二次では某J系S○APの草○ぎ君の生ものを描かれていたという。 そんな作家さんが商業を出していたと知り、手に入れた1冊。 もちろん、舞台は高校サッカー部。 そして何の脈絡もなく主人公は…
鈴木あみ 香林セージ
ゲイの為の街”エンゲイジタウン”を舞台にしたお話。 前作『男の結婚』のスピンではありますが単独でOK。 主人公は前作の攻め=御代田の高校時代の同級生となります。 そして、その『男の結婚』の番外編が収録です。 高校時代、賭けで始まったセフレの関係が10年続いているデイトレーダーをしている涼爾と医師の郁。 エンゲイジヒルズにある病院へ誘われている郁がそれならそこに住むのもありかとそこのパ…
chi-co 森原八鹿
いやー!かぐや姫が男子になると、そして現代に来るとこうなのか(爆笑) なかなかに面白かったのですが、ラブはどうなるんだろう? 心配になりましたがどうやらめでたしめでたしで幕を閉じたようです。 七夕の行事の為に竹林に竹を取りに行った保育士の竹内が光る竹を見つけて切ってみると中から出てきたのは15㎝ほどの水干をまとった男子が!? かぐや姫の弟で翁を心配している姉の為にその消息を知る為に月の…
高岡ミズミ 壱也
この公式のあらすじを見て想像するお話と実際読むお話はきっとギャップがあると思います。 実際読んでみて、この煽るようなラストの一文「~ラブホテルで育む、禁断で禁忌の愛」間違ってはないけど、ちょっと~です。 お話としては、バブルの頃にラブホテル事業などで成功した成り金金持ちの家の目的もなくただ遊び呆けているような大学生の息子が、姉に優秀な婚約者が出来た事で自分の立場を危惧してポーズで父の仕事でバイ…
案丸広(案丸)
卵が先か鶏が先か、見え張りあってすれ違いなのか、はたまたエンドレスラブなのか? みょうちきりんな張り合いが愉快な・・・これもケンカっプルと言うべきか? 面倒くさい奴ちゃなぁ~もうっ! というのが面白かった表題の他に、ダークなのかシニカルなのかシリアスな1本と、ま、いいかwなコミカル側室モノが1本、嫉妬の対象は自分!?な学生モノ1本と、 実にバラエティに富んだ、独特な作風が注目された1冊でし…
キサユキ
着物の人物と着物の絵柄の上手い人はマンガも上手いという自分的評価があるのですが、それを裏切りませんでした。 大衆演劇だけにその豪華な着物の着付け方や柄、カツラの日本髪、男のキモノに至っても帯のバランスとか。 キモノエロの醍醐味、肩ぬぎやはだけ、裾の乱れ方などなど、魅力が満載♪ そんな絵以外にも、表題だけでなく同時掲載の短編においても気持ちの機微の見せ方が一筋縄ではなく段階があって、その度に非…
新井サチ
新井サチさんの初麗人コミックv シリアスで切なかったりコメディだったり、でもポジティブでほっとさせられるサチ作品は今回はエロ増量で、一体どんな作品になるのかな?と期待させられたのですが、ふたをあけると実にバラエティに富んだ色々なものが詰め込まれたユニークな作品。 いいところが損なわれることなく新井サチ流の見せ方をしてくれていて、また新たな面を見た感じで、この評価は新たな側面とそのバラエティ度の…