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佐伊 小山田あみ
kurinn
ネタバレ
あまりに厚い冊子に休憩する度に指が強張りスマホも握れず、SNSを開けば何時間没頭して読んでたかが分かって驚愕したのが本作品になります。上巻を読み終わった直後に下巻を掴むほどこの世界観に夢中になってました。 それはこの世界の行く末を見届けなければという思いと、レスキア皇帝であるアリオスが幸せになったか知りたいと思う気持ちからでした。 大まかに言うと神山での高位神官たちによって世は混沌を極…
佐伊先生を知ったのは「精霊を宿す国」なんですが、こちらの作品の方が先だとはこの本を読んでから知りました。久しぶりに指が強張るほどの厚さに思わず笑ってしまいました。しかも上下巻同時発売! ですがこの奥深い世界は上下巻同時発売で一気読みしないと理解出来ないのと、発売を待たされたら発狂してしまうと思うので正しい選択だったと思いました。 登場人物がかなり多いので巻頭の人物紹介に戻りながら読み進…
ヒメミコ
戸純(コトン)くんのビジュアルが好きすぎて、今回も彼の肉体美に目が釘付けでした。そして怖そうな見た目で誤解が多いけど、実は公平で情の深い戸純くんが大好きなんです。キザ歯もあの瞳孔も堪りません! 今巻ではだいぶBLらしくなってて戸純くんへの好意を隠さない彩へ嫉妬する兜くんにメチャクチャ萌えました。 イビツくんの提案で彩の身体を乗っ取った兜くんと戸純くんのテーマパークデートですが、彩の身体…
本編終了後の一人暮らしを始めた碧(あおい)の新居に陽翔(はると)が遊びに行くお話でした。家から通える距離なのに陽翔との時間を持ちたくて家を出ると本編で言ってましたよね。 引っ越しの手伝いは仲良しだった同級生との約束で出来なかったものの、お互いに付き合いがある事を碧は納得してるようでした。この辺がお互いを尊重し合ってて凄く好感が持てました。 そして2人きりになってから陽翔が選んだベッドで…
末広マチ
小説の挿絵でも人気のある末広マチ先生ですが、やはり丸々一冊先生の絵で漫画が読めるって最高ですよね。今回はDKのお話だという事でとても楽しみにしていました。凄く好みにドンピシャな作品でした。 この作品の好きなところは背伸びしていなくて等身大のDKらしさに溢れている点でした。他作家さまの作品のように校舎のあちこちでセックスとかしてません。実に初々しいんです。 最近のエロに重きを置いた作品と…
yoha
シリーズの最初から問題提起をしているyoha作品ですが、「宮内ユキについて」はとうとう5冊目になりました。決して厚くない冊子にあと何冊続くのだろうと遠い目になりますが、彼等の行く末を見届けたいのです。 こちらの作品は読めば読むほど何が正しいのか分からなくなって来ます。誰もが正しいようで誰もが間違っていて、物事には多面性があって然るべきだということだけが分かるんです。 もちろん宮内ユキだ…
いちかわ壱
シリーズ1巻目で陽が爆誕してたのに、2巻目はその陽の誕生前から始まっていたのでずっと不思議に思ってたんですが、やはり1巻で完結予定の作品だったのですね。凄く納得しました。 そしてここまで続いた人気作だからこそアニメになったのだと思います。ちなみにこちらのオメガバの世界観はオメガならオメガ、アルファならアルファの同種間での結婚が主流で、誰もが妊娠できるオメガバなんです。 なのでアルファの…
こちらの作品も評価ボタンだけ押していたので、今回再読するに当たってレビューしてみました。家族愛がメインで殆どエロがないオメガバという点も凄く好みなのがこの作品です。 こちらの作品の世界観としてはオメガならオメガ同士、アルファならアルファと同種間で結婚するのが当たり前のようで、異種間結婚である弘と真生が珍しいようです。今さらですがちょっと驚きました。 なので今巻で出会った望月親子はオメガ…
こちらのシリーズ2冊目は評価もレビューもしていなかったので、読了していたのかはたまた買い忘れていたのか今ひとつ不明でした。 一冊目の最後では陽が爆誕してましたが、今巻では陽が産まれるちょっと前からのお話でした。相変わらずハートフルな作品ですが、前作よりは真生のオメガとしての劣等感や過去が重くのしかかっていたように思いました。 ここでも番である弘の真生に対する深い愛情や、良き理解者である…
最新刊が発売されたので再読しました。発売当時は評価ボタンしか押しておらず、レビューもしてなかったのですが再読しても最初の評価通りに神評価でした。こちらは私が初めて読んだいちかわ壱先生の作品になります。 唐突に始まる暖かい家族の情景から、彼等が抱える異種間結婚という問題が垣間見えて来るのですが、彼等の日常に織り交ぜて明かされるので決して悲壮感はありません。 そして、真生と1人息子の輝を溺…