marunさんのレビュー一覧

追憶の雨 小説

きたざわ尋子  高宮東 

執着溺愛×執着溺愛

攻めのエルナンにとっても執着されて溺愛される内容ですが、それを受けるレインも
気がつけばエルナンに負けず劣らず執着溺愛していることが分かる激甘作品。
既刊「秘匿の花」のスピンオフ作で、世界観は同じ普通の人間としての生を終えた後
不老の種族バル・ナシュに変化するファンタジー。

ファンタジーですが、単に死んで甦る、能力的には普通の人間に暗示をかけたりする
能力はありますが、それ以外に特筆…

1

鎖─ハニートラップ─ 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

全て愛ゆえに

ドイツの大企業の社長とSPとの再会ラブ、それも2度目の再会ものです。
二人は幼い頃に出会い、互いに相手を女の子だと思い込みプロポーズするくらいに
美少年で、男の子同士でお嫁にももらえないし結婚できないと知った後も
いつまでも一緒にいたいと思うくらいの仲良しになり、親の帰国で日本へ
戻ることになった莠に必ず迎えに行くと約束するレオンハルト。

そして再会は大学生で、レオンハルトは大人とし…

2

兄弟愛 小説

月東湊  雨澄ノカ 

お兄さん欲望に忠実過ぎですよ

ガチ兄弟の禁忌、でもドロドロした兄弟同士の情欲恋愛とは少し違う気がする。
幼い時に目の前で両親を野生の熊に殺され、子供たちも危機的状況になったときに
兄は弟を必死で守るべく身を挺して庇い深手を負ってしまう。
そして両親を亡くし孤児になった二人はそれぞれ養子として別々に貰われる。

兄の朝陽は商売をしている家に貰われ、学校も良いところへ行かせてもらい、
後に生まれた双子の兄妹と分け隔てな…

3

妖魔なオレ様と下僕な僕 9 小説

椹野道流  山田シロ 

愛しい気持ち

せめて毎年1冊ペースで読みたいと思っているロングランシリーズの9作目、
8作目から2年弱、忘れた頃に続巻が出るので前作を読み返したくなるのです。
前作でも陽炎と一戦して、司野と正路は司野の千年前の主であった辰冬さんの
龍笛に助けられ難を逃れ、陽炎の本当の主の命日に決戦が起きると心に刻む展開でした。

今回はそんな命日を1か月後に控えた時期で、正路が夏風邪でダウンして
司野が正路を連れて…

2

きみがいなけりゃ! コミック

五城タイガ 

横暴な受けの下僕

大学の先輩後輩で、片思いしている先輩に告白して、そのうちなぁ、なんて言葉で
延々オアズケされている後輩の杉田が可哀想に見えるくらい下僕下僕してる話。
それでも読んでると学内でも手を繋いでいたり、杉田を下僕のように使う感じは
傍若無人に見えるけど実は女王様系の甘えなのではと感じる時もありました。
告白の答えを焦らしているのかと思ったら、なんと二人は既に付き合っていた?
言葉が足りなくての誤…

1

友人の……? 特典

続編でもあれば

本編作中にチラリと勇人との電話で出てきた高校時代の友人で委員長と
今でも言われている千葉視点でのショートでした。
なかなか伊達に委員長と呼ばれている訳ではないと、その敏い感じに興味が湧きます。

久しぶりに高校時代の友人と待ち合わせた勇人は、千葉が考えていた以上に
少し大人っぽく、更に艶っぽくなっていると感じる。
そして、不意に脳裏に浮かんだのが電話で話した大人な俳優のことで、
もし…

0

ホン書き旅館で恋をしよう 小説

如月静  宝井さき 

様々な思いやりを感じます

BL的にはラブ要素が控えめで、読み始めは受けになる勇人と誰が相手役になるのか
解らなかったくらいにあからさまな展開では無かったですね。
タイトルにもなっているホン書き旅館、今では当たり前のようにPCで原稿や脚本を
書いている時代ですが、原稿用紙に直筆で書きこむ事が当たり前の時代には
低価格で長逗留出来る様な旅館が多かったかも知れないとノスタルジーを感じながら
読み始めた作品は、ホン書きと…

2

教え子のち、恋人 小説

桜木知沙子  高久尚子 

からかうつもりがどっぷりハマる

塾講師と学生講師、過去の恋を引きずる講師と元教え子との擦れ違いラブです。
講師の真貝はゲイで3年前に別れた元彼との別れから新しい恋をする事も考えられず
日々を淡々と生きている地味な雰囲気。

そんな真貝が元彼の事も知っている年上の友人に誘われ久しぶりにゲイバーに出向き
偶然そこで学生講師で5年前までは教え子だった玖波に見られ、ゲイだと言う事が
バレてしまう、口止めをした時にその見返りに…

4

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

歪んだ愛の末路

どっぷり暗くて重いです、読み終えた後にたとえ主役キャラが共にいる事を
幸せだと思っていても、たとえようも無くすっきり感を感じない。
愛なのか憎しみなのか狂気なのか、自分でもままならない負の感情に引きずられ
両親を事故で亡くしたばかりの甥っ子を調教し、更に自分のセフレに犯させる叔父。

一般的な禁忌ものとは少し違っていて、受けになる歩の亡くなった父親が結婚前
叔父の家庭教師をしていた頃の…

8

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

微妙に意志の疎通が図れないのがいい

警察ものなのに、その警察が最後まで他力本願なのがどうにも刑事ものにしては
頂けないような気がするのですよ。
活躍するのは殺人事件の現場になった大学の客員教授の一色。
30歳半ばで教授、インテリメガネと白衣が似合う、人を動かして命令することに慣れた
俺様傲慢系の冷静沈着なインテリさん。
そして真面目で童顔な刑事に見えない刑事の清白が事件解決のため捜査協力を
頼んだら、一色に興味があると口…

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