拓海さんのレビュー一覧

蜜月の甘い雫 小説

御堂なな子  大和名瀬 

最初で最後の宝物

御堂なな子さんの作品で、一番好きです。何回読んでも、ウルッときます。

人間から血を吸うのが苦手な吸血鬼とヤクザの組長のピュアなラブストーリーです。大和名瀬さんのイラストも可愛くて、お話を盛り上げてくれます。

吸血鬼のユーリが健気で一生懸命で、キュンキュンします。
人間が死んだらいやだと、飢え死にしそうになっても人間から血を吸いません(人間の輸血をもらってます)
父親との約束で200…

5

嫁に来ないか コミック

新也美樹 

一番災難なのはお隣さん(笑)

新也美樹さん、再読祭り中です。
本当にバカバカしくて、どこを読んでも笑えます。

突然現れたガタイのいい嫁の一美。
子供の頃からの夢だったお嫁さんになるべく、奮闘します。

汚れている部屋を綺麗にします。
美味しい食事を作ります。
断れないように、会社の社長の息子という地位を利用します。

身体から落とすべく、もちろん攻めます(笑)
裸エプロンでお尻を見せます(笑)

お…

5

モンスターぷちパニック コミック

神田猫 

唯一無二の王子様

作家買いしている、神田猫さん。
学園もの+ファンタジーで、明るくて可愛いお話です。

強い加護を持った生徒が集まる学校に、転校生が来ます。
その転校生は、以前ラウリを助けてくれたコジローでした。
なんとか、コジローに好きになってもらおうとラウリは頑張ります。

ラウリのくさいセリフが萌えます。コジローの煙にさえ、嫉妬しているのが可愛いです。ラウリが好きだから、と大変なのに変身したまま…

3

情人 コミック

琥狗ハヤテ 

現代ものが多い1冊

作家買いしている、琥狗ハヤテさん。毎回、ちみっこが楽しみなんです。

『スノーマン』
方言がこんなに萌えるとは!ユキオがヒカルに話しかけるたびにぞくぞくしました(笑)「君がどうにも可愛(めご)くて…」なんて言われたら、もうノックアウトです(笑)

寂しさから解放されたいと、最初から一人でいるヒカル。
娘を故郷に置いて、出稼ぎに来ているユキオ。
一夜だけでも…と身体を重ねる二人。
エ…

5

愛の暴走列車/ラブリーDAY コミック

新也美樹 

初期の作品

新也美樹さん、再読祭り中です。

『ラブリーDAY』
高校生の令依と真一郎は、真一郎の父親に反対されながらも同棲しています。
このお父さんが面白いです。気に入らないことがあると地団太を踏んだり、テーブルをバンバン叩いたりして、子供のようです。そして、二人がエッチをしようとすると、抜群のタイミングで邪魔します(笑)なので、二人は、同棲しているのに、まだ清らかな関係です(笑)父親以外にも、二人…

1

ピクニック コミック

山田ユギ 

野田くんが可愛すぎます

山田ユギさんの作品で一番好きです。『ピクニック』に登場する、是枝と野田が好きです。

前から是枝に片思いしていた野田。ある日、是枝が失恋する場面を目撃します。慰めたいと是枝の家に行き、エッチをします。そこから、友情以上恋人未満な関係が始まるのです。

野田の考えが、健気で一途で、キュンキュンします。是枝はノンケだからと諦めて、でも先輩の代わりに想像して返事しているところとか、切なくなります…

3

かごめのきみ コミック

森雅子 

胸が苦しかったです

内容が衝撃的で、なかなか読み返せなかった作品です。

時は大正時代です。樹一郎は、近道をしようと、あるお屋敷の庭に入ります。そこで、出会ったのが、鉄格子のはまった窓に閉じ込められている丹生でした。会うたびに、好きになっていく樹一郎。なんとか丹生を助けたいと思うのですが、丹生には逃げられない過去があって…。

本当にドロドロしていて、読んでいて胸が苦しかったです。ショタも好きだし、兄とのエッ…

4

呪われ社長と嘘つき花嫁 小説

月東湊  香林セージ 

一途で健気な女装攻め

月東湊さんの書く、健気な受けが好きです。
今回の受けのレイは、美人で、女装が似合って、男らしくて、一途でした。

レイと無口な少年の睦月は、二人で除霊の仕事をしています。ある日、近衛崎海運5代目社長(雄一郎)の秘書から、仕事を頼まれます。雄一郎には、晩餐会の同伴者を頼んだことにしていますが。

呪われた家系のために、誰とも深く関わってこなかった雄一郎は、くったくなく接してくるレイに、いつ…

3

押しかけ花嫁の新婚日記 小説

月東湊  神田猫 

幸運の青い鳥は日向です

月東湊さんの作品で一番好きです。何度読んでも、切なくて泣いてしまいます。

日向には、中学生の時にいじめから抜け出すきっかけをくれた恩人がいます。その人は、花友禅の老舗工房(黎月華)の跡取り息子の総。6年後、黎月華の危機を知り、恩返しをしようと総の元へ行くのです。

日向が、本当に健気です。自分よりも何よりも、総が大切で、一生懸命尽くす姿にキュンとなります。

総がなぜ描けなくなったの…

7

犬神と内緒の六日間 小説

月東湊  壱也 

ゴミのポイ捨てはいけません

月東湊さんの描かれる、健気な受けが好きです。

弟を近所の山で遊ばせていた智一。不思議な穴を見付けて、お茶やコーラを流していたら、その穴に落ちてしまいます。そこにいたのは、たくさんの犬達。コーラで汚した場所を綺麗にするまで、帰ることができなくなるのです。

今回のお話の智一も、一生懸命で健気です。
年の離れた弟を守ろうと頑張ったり、犬神様のためにゴミ拾いをしたり、鳥居(簡単な物ですが)を…

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