きみが恋に溺れる

kimi ga koi ni oboreru

きみが恋に溺れる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神16
  • 萌×210
  • 萌15
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
22
得点
168
評価数
44件
平均
3.9 / 5
神率
36.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
角川書店
シリーズ
あすかコミックスCL-DX(コミック・角川書店)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784048541329

あらすじ

陣内和史は呉服屋・藤ノ屋に勤める次期店長候補。
そこに大学出たての社長令息・主藤礼一郎が赴任してきた。
不器用さから、たびたび客とトラブルを起こしてしまう礼一郎に当初反発していた陣内もやがて面倒を見るハメに…。
そんな中、かつての親友と再会し恋愛感情を覚えた礼一郎は陣内に相談を持ちかけるが、それをきっかけに陣内は恋を自覚し…!?
陣内によって変えられていく礼一郎の恋の行方は?
書き下ろし漫画も有り!!
(カバーより転記)

表題作きみが恋に溺れる

呉服屋副店長・陣内和史
呉服屋店長兼弓道家・主藤礼一郎

その他の収録作品

  • きみが恋に溺れる-epilogue-

評価・レビューする

レビュー投稿数22

絵もキャラクターも大好き!!

ドラマCDを先に聴き、お話に興味を持ったのでコミックスを購入しました。
最初はドラマCDの部分だけでいいかな・・・と、前作の「きみが恋に堕ちる」は買わなかったのですが、漫画にもはまって、結局「きみが恋に堕ちる」も、「きみが恋に乱れる」も購入してしまいました。

先ず絵が凄く気に入りました。
それに、礼一郎が好きなキャラ設定で、ドラマCDの時点でもかなり気に入っていたのですが、漫画の礼一郎を見てますます気に入ってしまいました。
育ちの良いド天然、真面目、ストイックな色気・・・に溢れた礼一郎、最高です!!

0

今度はお兄さん編

『きみ恋シリーズ』の第2弾です。『きみが恋に堕ちる』で、春の片思いの相手で司の兄だった礼一郎が主人公の、ちょっと不器用なラブストーリーの1巻になります。前作とリンクしてるところがたくさんあるので、合せて読んだ方が面白いです。

呉服屋に勤める陣内の最近の悩みは、新しく赴任してきた店長の礼一郎です。この礼一郎、接客させれば本音しか言わないし、天然なのが災いしてダメダメなんです。
手を焼いていたのは確かだけど、もう店長を辞めると言い出した礼一郎に怒って、面倒をみる覚悟を決めるのです。仕事中のアドバイスをする内に、プライベートな悩みまで聞くようになる陣内。いつしか、その助けてあげたい思いが愛情に変わっていたのです。

熱い想いから、礼一郎に無理矢理キスしてしまった陣内に、礼一郎も悩みだします。普段は男らしいのに、グルグル悩んでヘタレになる陣内が可愛くてキュンとなります。礼一郎は鈍いし、恋愛経験もないし、陣内は大変だろうな~と思わず同情します。でも、ちょっとずつ、陣内に堕ちて恋する乙女のように可愛くなっていく礼一郎がたまりません。

2

最初は。

最初、物語の出だしは、
面白かったんです。

受けの天然っぷりに笑えて、
個性的なキャラだなーって
感じで。

でも、物語が進むにつれて、
恋の話ばっかりに物語が
持って行かれて、
やけに深刻な感じになってしまいました…。

しかも、終わり頃には、
あれだけ個性的だった受けの
天然っぷりはどこへやら…って感じで
冷めてしまいました。

うーん、出だしは良かったんですけどねー…。

ラブストーリーが入ると
いっぺんに暗くなるというのは、
あまり頂けないかなーと。

高永さんの作品なだけに残念です。

0

初めて読んだBLです!

高校2年生の頃にBLというジャンルの存在を知って、初めて買って読んだBL漫画でした。
表紙のイラストの美しさ、今でも惚れ惚れします。
和服、イイですね。礼一郎の和服と陣内のスーツ。美味しい組み合わせで、眼福です。

礼一郎の端麗な美しさと、和服で増した色香、なのに中身は世間知らずのおぼっちゃまで純粋無垢で少し抜けているギャップが素敵でした。
陣内の三枚目な感じの面倒見のいいわんこ?攻めな感じがいい意味で礼一郎を引き立てているというか。。

きみが恋に堕ちる、新作の乱れるも合わせて読みましたが、溺れるの方が好きです。

2

高永さんの描く天然君が好きです

「きみが恋に堕ちる」のスピンオフ作品ですが、この巻では時間軸が「~堕ちる」とかなりの部分が重なっていて、この作品単独でも読めますが、「~堕ちる」の方を読んでいた方が理解は深まります。
読んでいて「~堕ちる」の方とほんとによくパラレルしてるな~と思っていたのですが、あとがきで「元々このお話ありきで「~堕ちる」の方も描いていました」と書かれていたので納得しました。その位、矛盾のないお話になっていると思います。

「~堕ちる」にも登場した礼一郎さんですが、この作品ではほんとに天然さんで(笑)。
恋愛にはちょっと鈍いのかな?とは思っていたのですが、仕事ではデキる人なのでは?と勝手に思っていたので、この設定は予想外でした(笑)。
でも、ほんとにいい天然君を描かれていると思います(一歩間違えれば、ちょっと頭の足りない人になり兼ねないとも思いますが、その辺りは上手くバランスが取れてるかとw)。
ちょっと欲を言えば、礼一郎の陣内に対する心情がもう少し知りたかったなと思います。
陣内が礼一郎に惹かれていく過程はきちんと描かれていたと思うんですが。
シリアスさとコミカルな所がいいバランスで続き楽しめる作品だと思います。

3

気持ちがのらなかった

イラストはみやすくて苦手ではありません
和服テイストも大好きです

が、急に好きになる加速に私の気持ちが全くついていけませんでした

同じ職場で急に店長として
着任でごたごたとかの設定がずらわしかったです

ご子息がおられるのも人事も共有されない職場なのかとそれが気になりました

こうした観点でみるものではないのだと思いますが
現実逃避したくて読むという楽しみがあるのですが
仕事が軸になっていると
どうしてもその背景まで
きになります

違う仕事がで違う職場だったら
もっと作品に入ることができたと思います

疑問が多いとどうしても気持ちがそれてしまいます

0

さすがです

高永ひなこさん。「恋する暴君」があまりに有名ですが、これも素晴らしい!さすがの一言です。

まず絵柄がきれい。
「恋する~」よりもすっきり描かれている気がするのは気のせいでしょうか。礼一郎さんが美しすぎます。着物っていうのがまた良いですよね~。

内容はすでに皆さまが書いてくださっているのでさっくりと。

呉服屋副店長・陣内×呉服屋社長令息かつ新店長・礼一郎

良くも悪くも箱入りで、ド天然ちゃんの礼一郎さんが陣内の務める呉服屋さんの新店長さんとしてやってくるところから始まります。仕事にプライドを持って働いている陣内からすると、社長令息というだけのぼんくらな(陣内にはそう見える)礼一郎が店長になるのが納得いかない。けれど、決して無能なわけではなく、アドバイスをすればきちんと吸収していく礼一郎に対して陣内も認め始め、口は悪いけれど頼りがいのある陣内に次第になついていく礼一郎。

ここで前作の『きみが恋に堕ちる』とリンクして、礼一郎と春との関係をにおわす形になります。
その一件を通して陣内は自分の礼一郎に対する気持ちを早々に認めるけれども、人とのかかわりがうまくできな続きい礼一郎は自分の気持ちを持て余す。そこを陣内が押し切る形で恋人という関係になるのですが。

なんというか、礼一郎さんがまるで産まれたての赤ちゃんのようなんですよ。自分の気持ちを表現することが苦手で、他人とうまく関わることが出来ない。無垢っていうか、まっさらっていうか。それでいて芯は一本通っていて、男気もある。そんなギャップがたまらないです。
そんな礼一郎さんを陣内が少しずつ育てて形にしていく、っていう感じがします。

実は『きみが恋に堕ちる』は未読なんです。『きみが恋に堕ちる』のスピンオフ作品なのに、こちらは3巻もあるんですね。
と思ったら、「あとがき」で高永さんが「こちらの話ありきで『きみが恋に堕ちる』を書いてました」って書かれてるんです。そっか、こっちがメインだったのかあと納得する萌え作品でございました。

こんなにレビューがあるのに萌えが滾ってしまって思わずレビュって(こんな言い方があるのか知りませんが)しまいました…。

『きみが恋に堕ちる』も読むつもりです~。


3

可愛い男

BL歴があっさいあっさい私でも、高永さんのお名前は知っておりましたっ。
でも読む機会が無く、現在連載されている作品も途中から読んで意味があまり…でしたし、どうしたものかと思って居る所に、こちらを読む機会が訪れました。

まず、画がとても綺麗…っ!
表紙やカラーやカットは上手でも、いざ中身となったら「表紙で期待させられただけかよ!」と勝手に裏切られた気持ちになる事も多々あるのですが、さすが高永さんで御座います。
いい感じでデフォルメになったり、登場人物のモノローグが面白かったり、角度をつけて色艶が放出されていたりと、読んでいて全く飽きが来ない!
なぜ今まで読んでなかったんだろー…私って本当にダメ人間だ…orz

って事で、こちらの第1巻。
呉服屋の店員・陣内と、彼が勤める支店の支店長として訪れる社長子息の礼一郎のお話ですねー。
(※因みに【きみが恋に堕ちる】は未読です)

悪印象だったスタートから、徐々に2人の距離が縮まり、陣内がまず礼一郎への好意に気付く。
そして礼一郎に自分への気持ちを気付かせ、2人は幸せへと歩きだす、という所で終わりでした。

何せ陣内続きの性格が気持ちいいです。
礼一郎への気持ちに気付くのも無理がない流れだったし、時折出てくるモノローグがとても有効的で印象深かった。
振られた礼一郎につけ込む、というようなニュアンスのあの夜は、決して陣内が悪者には見えないし、何だか説得力がある。
これは陣内が大人だから、というのも大きいのかも。

そんな陣内とは正反対の礼一郎。
大卒ですぐ支店長になり、陣内により育てられていきます。


画も綺麗で話の流れも文句なし!なのですが、ただ、礼一郎が陣内を好きだと気付く(気付かされる?)のには、少し強引な感じが残ります。
いや、これがいいように動いて、2~3巻に繋がっていくのでしょうけど。
この1巻だけでも、この表題作が〆られてもいい感じの流れだったので、もし〆るとしたら物足りないなーと思ってしまいました。

礼一郎は天然と言われていますが、芯は強くて強情そうな雰囲気もダダ漏れてますよね♪
これは陣内、一筋縄じゃいかないなと心底思いました。

3

美しき。

BLといえばこの方!な高永ひなこさん。とにかく絵柄がステキです。鮮やかなカラーの表紙はもちろん、全てに至るまで綺麗に描かれています。特に人物の描き方が大好きで、私の好みど真ん中です。

シリーズものということで、しっかりと内容構成がされていたように感じます。呉服屋を舞台にお話が繰り広げられるところなどとても新鮮でしたし、各々のキャラがすごく魅力的でした。決して変わった設定ではないのに、ひなこ先生が描かれるとなんだか新しいもののように感じてしまうのはなぜでしょうか。本当にさすがの一言です。

陣内と礼一郎の組み合わせ、というかバランスでしょうか。とてもよかったです。深く付き合うにつれ見えてくる礼一郎の素顔。無表情の中にも、自分だけに見せてくれる顔がある。知れば知る程夢中になってしまう陣内の気持ちがよくわかります。そんな礼一郎を優しく包み込む陣内の男前さに惹かれます。「きみが恋に堕ちる」とリンクしているところがまたいいですね。

大好きな遊佐さんが礼一郎役を演じられるということで、原作と合わせてドラマCDも聴かせていただきましたが、かなり素晴らしいものに仕上がっていました!原作続きを読み気に入られた方には、ぜひオススメします。

1

天然っ天然っ!

やっぱ高永さんはさいこうですよぅ!!!
読んだとたん「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
「高永さん、一生ついてきますぅぅぅ!」ってなったww
「主人公の礼一郎さん!君恋堕のほうでずっと気になってたんだけど!!
良かったね!幸せになれてよかったね!!」
いや、もう、ちょっと・・・あの、、、
この本の感想とか歌にするとこんな感じ↓(陣内目線)

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
♪君は恋に溺れて下さい

君が好きなんて、最初は認めたくなかった
今思うとあれは意地だったのかな?
だって不毛な恋じゃない、
そんなのしたくないじゃんか、
・・・・・でもね、

ほんとはもっと上手に伝えたいから
ほんとは素直になりたいから
・・・・そう思うのな、
恋すると女々しくなるのな

俺に見せるその顔が、
俺に見せるその仕草が、
俺に聞かせるその声が、
全部俺だけのもんなら、
こんなにも苦しくて、せつなくなる恋しなかった
続き前は・・・・・ずるい

ほんとは、そう言いたい。




:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



おいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!
くさいよ!歌詞が!歌詞が!

まあ、とにかく、せつなくなる愛しい作品なんで
ぜひ読んでください!!
いや、マジで読んでください(・w・)

1

穢れてない受け?

やっぱりBLは絵がキレイでないと!ですね。

生まれて此の方、黒い事は考えた事も無いような社長令息・礼一郎。
急に上司になった礼一郎にイラ立つ陣内。
あまりにも天然で飄々とした礼一郎とかみ合わない陣内の様子が
とってもかわいいです。

世の中の人、きっと多くの人が思ったことを言えず
人に気遣い気遣い言葉を発しているだろうに、
この礼一郎ときたら、思ったことをそのまま言葉に(笑)
この痛快さは、笑えました。
周りにこんな天然ちゃんがいると、フォローする側は
たまったもんじゃありませんが、見てるだけならオモシロイ!
ココまで穢れてない天然ってまぁ、普通いないでしょうけどね。

推しの陣内が不安になる様子は、見ていてほんわかしてきます^^
 

0

初な店長はいかが!

なんといっても、表紙から挿絵裏表紙まで、記念に取っておきたい
ほど、大好きです。小説のイラストのカットも好きですが、
コミックも、大変いいです。

内容は、皆さんがいろいろ書いて、レビューしていると思うので、
飛ばしますが、やはり礼一郎の着物姿、いいですね、
お店で正直に、感想を言うすましたところもいいが、
にっこり笑って、お似合いですよ・・・・これ決まりでしょう。

そして、弓道着姿、凛としていて、クール、そして天然!

相方の陣内、本当振り回されて、大変、でもこちらも男前、
いつしか上司から、相談相手にそれから、恋人に?
まだ、道のりは遠いみたいです。

がんばれ、陣内、礼一郎、ゲットだぜ!

0

天然ボケな受け

スピンオフと思っていたら、こっちのほうが2巻も出ちゃってびっくりしたんですが、ボケボケの天然受けが好きな人にはいいかもしれません。

ちょっと天然入りすぎで、アホの子じゃなくて、おばかさんに見えてしまうので、わたしは微妙ですが。

0

この攻め、やっぱいい

ドラマCDを先に聴いて大好きになったお話だったのですが、原作もやっぱり面白かったです。
ストーリー的には、コミカルさとシリアスさのバランスが好き。
キャラ的には、攻めの性格も受けの性格も好き。
とくに攻めの性格がいいね。
クールビューティに見せかけた天然ボケ受けに惚れてしまったせいで、計算など一切ない受けの天然の小悪魔っぷりに振り回されてしまう。そんな攻めが可愛くて仕方なかったです。
大好きなシーンは、攻めが不用意な言葉と態度で受けを傷つけてしまうところ。攻めはこのとき「受けのあまりのピュアさ」に驚くわ嬉しいわでウキウキしてテンション上がってたんだけど、受けにはまったく通じてなかったんだよね。むしろ、受けは深く傷ついてしまう。お互いの性格の違いが生むすれ違い。
こういうすれ違いって、ニヤケつつも切なくて、キューンとしてしまう。

二巻に続きます。

1

男前とは違うけど?

副店長・陣内和史×社長令息店長・首藤礼一郎

何にもできない坊っちゃんの面倒をなんとなく見ることになってしまった陣内。
弓道の腕はすごいらしいが社会的コミュニケーション力に欠ける礼一郎はどこか天然。
きつい言葉で怒ってもそれが正しければ素直に受け入れる姿勢もあって。
表情にはあまり出ないだけで、礼一郎は礼一郎なりのコンプレックスがあったり傷ついたり。

10コ近く年の差がある2人だけども、絵を見てる限りではそんなに差は感じられないかな。
ま、礼一郎という人がそれほど年齢を感じさせる人物じゃないからかもしれませんが。
それでも、陣内を頼るのは仕事面でも尊敬できる部分があったり、自分の知らないことを丁寧に教えてくれるからでしょうか。

陣内は頼れる男って感じですね。
男前とはちょっと違って。
というか、もっと親しみやすい感じ?
相談とかも乗ってくれるし、思わず恋の応援?的なこともしちゃうし。
それで内心ぐるぐるしちゃう陣内が好きですが。

礼一郎が天然ゆえなのか、言動が時々無意識に「好き」って言っちゃってるみたいなのがあったりして。
顔には出ないけど、陣続き内との関係を少しも拒む気がないのが、なんだかかわいいです。

0

お兄さんは天然

「恋に堕ちる」の司の兄、礼一郎のお話。
優等生で、容姿端麗、何でもできる、越えがたい壁のような兄
と、前作では、そう弟に思いこまれていた。
ところが、本人は至って鈍感な天然さんで
そうと気付いた年上の部下、陣内は、いつしか礼一郎を恋愛対象としてみるようになって、、、

礼一郎、落ち着いた、クールなポーカーフェイス顆と思いきや、単に鈍感さんで、感情の起伏がないだけ、
それが、お話が進むにつれ、どんどん表情がでてくるように!
その辺の繊細な表現がすごくいい
こうして改めてみると、高永さんの絵って本当にきれい。
惜しむらくは、きれいすぎて、陣内がちょっと若すぎるかも。
お年と職業から考えると、もうちょっとこざっぱりとしてても良かったのに。

0

読み応えあり

陣内!いい男です!2枚目ってわけじゃないんですが、頼れる大人の男性だなと。

対して礼一郎は、天然というより少し「鈍い」。でもその実とても繊細な心の持ち主という、なんとも矛盾した性質です。

陣内は実に面倒くさい人間を好きになってしまいました。でも礼一郎も、少しずつ陣内に歩み寄っていく過程がしっかり描かれていて読み応えがあります。

着物姿の礼一郎、道場で弓を引く礼一郎、彼もまた大人の男性というかんじがして素敵です。
感情に乏しい所もあるけど、きちんと自分の考えを持った人だと思います。

エロ度は低いけど、その分ストーリーで読ませる作品でした。

1

きみが恋に溺れるレビュー。

前作「きみが恋に堕ちる」に登場したお兄ちゃんの話です。弟と親友がイチャイチャべたべたしていた裏で、お兄ちゃんは何を思い考えていたのか、という話です。

時間軸等の関係もあるんだろうけど、前作(兄からすれば弟の粘り勝ちで親友を奪われた話)を読んでいた方がより判り易いと思います。

驚いたのは、お兄ちゃん…こんなに天然で世間知らずでぼけーっとしている人だったの!?ちょっ、春さん!このお兄ちゃんのドコが良かったの!?まさかの百合ップルか?
前作の印象だと、物静かだけど凛々しいクールビューティーって感じだったのに今作だと天然ぽけぽけ店長さんですよ。

どうしよう、お兄ちゃん、可愛過ぎる!
内容も、年上だけど部下×年下だけど店長ですよ。年の差ー!下克上(部下×上司)!

考えている事があまり表情に出ないもの、天然ボケなのも、世間知らずなのも、ふと思案顔をするのも何もかもが可愛い。
ちょっと前作とのギャップに最初はオロオロしたのですが、陣内視点で考えるとただただ可愛いなぁって見えます。こんな天然ボケ店長に任せてお店は大丈夫なのだろうか?

鈍くて不器用な受と、不器用さの続き奥の可愛い部分に触れて恋に溺れていく攻、そんな大人同士の話が好きな人にオススメです。

0

保護動物クラスの天然に振り回される攻

『きみが恋に堕ちる』で、かつての親友へ告白して玉砕した礼一郎のお話。

前作とは、時系列的に一部重なっていて
礼一郎が、弟・司のインターハイを見に行く少し前の
自分の父が経営する呉服店の店長として働き始める頃から
このお話は始まっています。

前作でも、その性格の片鱗は見えていたのですが
礼一郎は子供の頃から、何をやらせても優秀で
劣等感などとは無縁で育った為に
人の痛みには鈍感で
ゆえに、ストレート過ぎるものの言い方が相手を傷つける、というタイプ。
しかもそれがすべて無自覚、というのが超天然。

そんな世間知らずの店長の部下になった副店長・陣内は
あまりの社会性のなさを見るに見かねて
あれこれと礼一郎の世話を焼くうちに懐かれてしまうんですが
ギャーギャー文句言いながらも
ただ単に天然なだけで、根は素直な礼一郎から目が離せなくなり
天才だなんだともてはやされていた礼一郎の
その裏に隠れた寂しさや苦しさに気付いて
ますます礼一郎を好きになっちゃうんです。

その辺の陣内の必死さと
相変わらずの天然っぷりで、そんな陣内を無自覚で振り回す礼一郎続きとのやりとりが
微笑ましいと言うかなんというか。。。ニヤニヤしちゃいます。

「きみが恋に堕ちる」同様、真面目な恋愛模様が描かれているんだけど
ちょっとした陣内のモノローグやツッコミ(笑)がコメディタッチだったのが
作品の雰囲気を明るいものにしていたような気がします。

前作未読の方は
あの時の礼一郎がどういう立場にいて、どういう気持ちだったのか
リンクさせつつ前作も読んでみると面白いと思いますよ~。

2

萌えたvV

陣内の勤める呉服店に、そこの社長の息子・礼一郎が新しい店長として赴任してきた。

しかし、礼一郎は大学出たてのかなりの素人。しかもかなり天然だった。はちゃめちゃな客への対応に見兼ねた陣内は、仕方なく面倒を見る事になる。

最初こそ面倒としか思ってなかったものの、礼一郎の素直な性格に次第に好意を持つようになる陣内。そんな時、姿を消していた礼一郎の友人・春が現れて―?!

礼一郎の素直さ、無垢さが印象的でした。でも、私が好きだったのは、ちょっと意地悪で皮肉屋で、だけど優しくて、面倒見のいい陣内でした(笑)軽口叩いたりして、自爆しちゃう所とか可愛いなぁと思っちゃいますvV

また、春に振られた礼一郎が相談にのってくれている陣内をだんだん好きになっていく場面等が、丁寧に描写されていたのでお話に入り込んじゃってる自分がいました。

切なく甘い、最後はしっかりハッピーエンドな作品でした♪

0

前回よりよいです

これは『きみが恋に堕ちる』という既刊のスピンオフ作品です。
ちょっと皮肉屋で強引な攻・陣内×実は超天然受・礼一郎。礼一郎は大学出たてだから22歳くらい? それより10近く上だという陣内は30歳くらいかな?
いやぁ、礼一郎というキャラの面白さは、『~堕ちる』だけでは分からないですね。前作を読み返して、「鈍いなー」とは思っても、ここまで天然さんだとは思いません。キリリとした端整な顔立ちは変わらないけど、かわいいとまでは前作では思えなかった。
それがなー。『~溺れる』の礼一郎はかわいいんだわ。天然で。
天然は天然なんだけど、礼一郎の場合まっさらな天然。鈍感とはまた違ったんですね。色々経験値が足りないが故に、他人の言動の真意が分からない。きっと、自分がどういう表情しているのかとかも、あまり理解して
いないんでしょうn[g

2

無垢ってすごいね

どのレビュー見ても、スピンオフ作品のこちらの方がいいという評価なんで、無謀にも元作品は読まずにコレだけ入手。
自分の中で高永さんって、絵はモロ好みなのに、お話となると萌えられるのとそうでないのに差がありすぎて、ファンの方には申し訳ないけど結構地雷作家さんなのです・・・。

お話は、長く呉服店の副店長を勤め、それなりに仕事に自信もあった陣内のもとへ、いきなり前店長の代わりに大卒ほやほやの若い店長・礼一郎がやってきたところから始まります。
この礼一郎、顔もいいし、その他のスペックも高いのに、人とのコミュニケーションの能力が低く、無愛想で無遠慮。
全く悪気はなく、かなり天然で思った事をそのまま言ったりやったりするんだけど、接客中心の呉服店ではかなりまずい存在です。
それをイライラしつつ、しぶしぶフォローしてまわる陣内。
最初は本当に腹を立ててるんですが、意外に素直で、自分の至らなさを自覚してる礼一郎を見てるうちに、本気で世話を焼き始めます。
そうして礼一郎を知るうちに、次第に陣内は礼一郎に惹かれはじめます。

ところどころ、礼一郎の弟と、礼一郎の親友でしばらく音信不通だっ続きた親友(弟の高校の先生)の話が絡んでくるんですけど、まぁ判らなくても何とか意味はわかりました。
知ってるほうが楽しいんでしょうけど。今度機会があったら見てみたいですね。

私はこの礼一郎の天然っぷりと、それをほっておけない陣内の関係性がなんだか非常に好きだったんで、面白く読めました。
礼一郎の恋愛感とか、それにともなうキョドり方が、とてもかわいくて、魅力的でした。
まったくまっさらな相手に、ひとつひとつ仕込んでいくっていうのは、ちょっと憧れありますからね~、その辺陣内気分も相まって楽しく読めたんだと思います。
まだ続いてるので、礼一郎と陣内の関係がこれからどうなっていくのか、とても気になります。

4

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