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違和感の正体。

高校時代の、学校違いの同級生のお話。
大きな事件が起こるわけでも無く、緩やかに話が進んでいきます。
とにかく受けが男前!
高1で出逢ってから、25歳になるまで無自覚ながらも攻めを思い続け、好きで好きで堪らないのに、だからこそ、攻めを思って別れを切り出したりと、とにかく真っ向勝負!なタイプです。
と思いきや、性的なことには疎くて、天然発言しまくったりと、そのギャップが何ともww
一方の攻めは、これがまた掴み所のないキャラクターで、優等生を絵に書いたような言動を見せるものの、どこか違和感が拭いきれない。
複雑な家庭環境故のその矛盾が、ストーリーのキーポイントとなり、終盤、受けからの別れ話へと発展しますが、結果的にそのことがきっかけとなって、お互いの本心を理解し合えてハッピーエンドに。
まぁ、最初から攻めにとっても、受けは特別な存在だったようですが。
(読み終わった後に見返すと、あぁ、と納得)
しっとりと、静かにストーリーを楽しみたい方向けの作品だと思います。

自己犠牲の末に。

将軍×研究者。
まさにタイトル通り、砂漠の国が舞台のお話でした。

全編通して、とにかく受けの自己犠牲(心身)が凄まじい程に描かれています。
真実に口をつぐむ受けと、やり場のない思いを暴走させる攻めの、すれ違いが切ない。。
そのすれ違いの原因は、物語早々に書かれているので、読み手側としては、受けのある意味頑固さと、攻めの盲目具合に、もうっ!と焦れったくなりますが、ふつふつとしたそんな思いの末に、真実が明らかになった瞬間、ようやくホッとできました。
誤解が解けた後、攻めの言動がやや幼くなるところも、何だか可愛いなぁ、と。
攻めが大人っぽすぎて忘れがちですが、年下攻めだったんですよね〜(22歳×28歳)
傲慢な物言いをするので、あれ、年下だったっけ?ってなっちゃいますが(^^;;

あと、私からしてみればとてーもエロエロなお話です(笑)
内容が濃いというより(まぁ、そこそこマニアックなところもありますが)、えっちのシーンが多いので、そういうのが好きな方には合ってるかも?

実は、この話を読む前に、スピンオフの「熱砂の囚人」を読んでいたのですが、この話を読んで、ん?となっていた部分が解消されました。
熱砂〜の方も、なかなかにえろっちぃ作品なので、オススメです♪

業界人の恋。

俺様で強引だが、一途な攻×恋愛に淡白なようで、実は臆病な受。
火崎先生お得意の、ちょっぴり異色なカップル、一流モデルと人気作家のお話でした。

惚れた弱味というやつなのか、自分になびかない受けに尽くして溺愛している攻めなのに、甘ったるい感じがしないのは、言動が俺様でハッキリしているからでしょうか。
受けを手に入れる為に、自分の仕事(誇り)を捨てられる潔さに、ドキッとさせられました。
とにかく野生的な格好良さを持つ攻め!
ただ、我慢が限界に達すると、早とちりして自分のいいように取ってしまうのが玉に瑕だったり(^_^;)
あとは、受けの仕事が終わるまで健気に待つ姿が、普段の傲慢なイメージとのギャップでまた良かったり(受けもそこに弱いww)

一方の受けは、容姿も良く、知識もそこそこあるが、それでいて素直で、ある意味純朴(天然)な青年。
24歳(攻めより1歳下)だけど、年齢以上に落ち着いている印象を受けたので、性的な事に対してウブなところは、これもまたギャップ萌えと言いますか…笑
読んでる側から見れば、明らかに攻めのことを意識しているのに、それに気付かないのもまた可愛くて、ポイントが高かったです。

しかし、2人のそんな性格故に、想い行き違いで一旦は別れるものの、最終的にはハッピーエンドに。
エピローグ後の短編では、甘々度が割り増しされ、べったべたな2人が見れたのも良かったです♪

あと、個人的には、当て馬ポジションで登場した攻めのライバル青年にも幸せになってもらいたいなぁ、と。
(キスは奪えたけど、このままじゃ鼻血キャラで終わっちゃうよ!)
ニコルにも幸せを!
スピンオフ期待してます!!笑

現代版狼男。

ヤクザで狼男な攻×エリート警察官の受。
色んな意味でイロモノ(苦笑)

今回の火崎先生の話は、恋愛とサスペンス?が半々位でした。
サスペンスと言っても、がっつり推理していくわけではないので、キャラと同じ目線で謎を追っていく、というイメージのが近いですかね。

恋愛面では、とにかく一途でストレートな攻めが、受けにアプローチするもサラッとあしらわれて、でも、懲りずに再アプローチして、ちょくちょく理性のタガが外れて暴走…という、まとめたら何となくおバカな感じになりましたが、実際のところは攻めの一杯一杯なところが逆に好印象で、早く障害(サスペンス部分)が解消されないかと、親心のような気持ちになって読んでいました(笑)
攻めの目線で話が進んでいくので、受けがどう思っているのか、攻めと一緒になってハラハラしていましたが、ポロポロと零れている受けの心理描写をかき集めたら、あぁ、と最後には理解できます。

狼男という設定ですが、匂わせる描写は冒頭から多々ありましたが、決定打がないままラストに入り、最後の最後でようやく!という流れ。
まさか本当に「リカントロピー(=狼化妄想症)」!?と思った程。
ありがちな、狼男の能力を多大に発揮して事件を解決!という感じではなく(力は使っていましたが)、月の満ち欠けに理性が左右している、というところで設定を利用しているように感じました。
そこが、現代っぽいかなぁ、と。
ま、人間の時より狼の時の方が、受けの対応が優しいというところはお決まりですがww

今回は、火崎先生の作品では珍しく、泣かない小説でした。
でもこれもまた一味違って面白かったので、萌、で!

設定はオイシイ。

秋山先生の作品は何作か読んでいますが、ファンタジー感があって好きなのですが、何となく設定だけで終わりがちな気も…
今回も、貴族とかが好きな私にしてみればストライクな設定でしたが、前半辺りから結構キャラの心理(心情)描写が詳しくされていて、状況を理解しながら読めるので読みやすさはあるかと思いますが、クライマックスでのどんでん返しをハラハラしながら楽しみたい方は、ちょっと物足りない感じですかね?
あとは、キャラが分かりやすいです。
(悪い奴は、THE・悪者!という感じ。王道と言ってしまえばそれまでですが…)
サブキャラもそれぞれ個性的なので、スピンオフで書いてくれないか密かに期待してます(笑)

海賊ファンタジー

どこかで聞いたことのあるような設定がチラホラ出てきますが、これはこれで面白いかと。
受けにベタ惚れな攻×無自覚ながら嫉妬しまくりな受。
または、弱さを見せたくない攻×その弱さごと受け止めたい男前な受ww
初夜からいきなり媚薬使うってどうよ!?とも思いましたが、初対面(正確には違うけど)でいきなり受けの乳首に気を取られて、剣を弾かれる間抜けな部分がある攻めも、アリかしら、なんて。
ストーリーは、ちょっと駆け足でポンポンと進んでいった感じはしました。
(薬草を取りに行くところも、一文で終わっちゃったし…)
1冊でまとめるには、設定を詰め込み過ぎた感じ?
でも、主要部分はある程度きちんと消化してたかと。

あと、今作で初めてしっかりと兼守先生のイラストを見たのですが、とにかく綺麗で(攻めは凛々しく、受けは麗しく)、ストーリーのビジュアル部分が補填されてて良かったです。

続編が発売されているようなので、早くそちらも読んでみたいと思います。
(そっちでは、受けがいない時の、頼り甲斐のあるカッコイイ攻めの姿が見れたらいいなぁ笑)

王道だけど、オイシイ設定。

セレブ×苦学生という、まさにBL!な設定に釣られて購入。
(勿論、妃川先生も麻生先生も好きですが!)
内容は、煽り文(「僕を疑っているんですか!?」)を見て予想した程の裏切り感(誤解?)はなく、出逢った当初こそ、攻めが受けをスパイか何かかと疑ってはいましたが、すぐにその可能性は低いと分かって、それからはスパイではないという確証を得るためにアレコレと仕掛けていき、それが裏目に出て、疑われていたと思った受けが、涙ながらに去っていく…という流れ。
初情事が、なし崩し的な流れでヤっちゃうので、そこは賛否両論あるとは思いますが、舞台設定が高級リゾート地で、浮世離れした雰囲気の中、受けがまさしく“シンデレラ気分”になっていると思えば、ふわふわと身を任せてしまう展開もアリなのかなぁ、と。
しかし、つくづく自分は、身を引いて攻めの元から去ろうとする受け、というシチュが好きだなぁ…苦笑

巻末のエピローグ後の番外編は、本編とは逆に、庶民生活を味わうセレブということで、また本編とはひと味違った面白さでした。
しかし、受けの裸を他人に見せまいと、銭湯を貸切にする攻めがちょっと可愛い。笑

この話にゲスト的に登場する、「雪のマーメイド」の2人。
そちらは未読の状態で今作を読んだのですが、莫大な利益を無視して、恋人の為だけに青薔薇の命名権を得ようとする、親バカならぬ、恋人バカなセレブへと変わっていくだろうストーリーにも興味が出たので、早速そちらも読んでみたいと…

一途な恋

毎度のことながら、火崎先生の作品には泣かされてばかりです。。。
今回は、第三者の策略から誤解が生まれ、離れ離れになってしまう2人。
受けの冬海の視点で話が進んでいくのですが、攻めの真宮司と出逢った時から惹かれていき、気付いた時にはもう恋に落ちていた、という流れ。
しかし、両思いになった矢先に誤解した真宮司から別れを言い渡され、信じていただけに何も言えずにそのまま姿を消す冬海。
ショックで泣くこともできず、真宮司のことを忘れることもできない。
そして数年後に再会するという、お決まりの流れではありましたが、今回は、受けの心理描写と第三者からの攻めに関する情報で話が進んでいったので、攻めが登場するシーンは少なめですが、かと言って攻めの影が薄いわけでもなく、それぞれのキャラクターがしっかりと生きているという印象を受けました。
攻めが好き!だけど一緒にはいられない…けど会いたい!しかし、攻めの幸せを願うならば、身を引かないと…という矛盾を抱える受けの一途さにキュンとさせられました。
(卑屈な感じはなく)
あと、個人的にオイシかったのは、秘書喫茶の個性的な面々。
みんなして、上司である受けの為に、己の持つスキルを最大限活用する様がステキでした(笑)
個人で高い秘書スキルを持つ人達が、束になってかかってきたら、そりゃ向かうとこ敵なしですよね!
番外編?では、一転した攻めの子供っぽい面も暴かれて、コミカルで面白かったです。
火崎先生は、読者の胸をキューッとさせるのが上手いです。

さらりと読める。

「お嫁さんになりたい」のスピンオフシリーズの5作目。
このシリーズは、私としては、好きだったりそうでもなかったりと、やや波があるように思います。
今回は好きな方かな?
まさしく箱入り息子な受けの佑樹が、攻めの十和田の気を引こうと、四苦八苦しているところは、単純に可愛くてほんわり。
自他ともに認める遊び人の十和田も、キャラとしては面白いんですが、何だかちょっとパットしない感じも…
(最初から自制したり、あんまりモテている描写がなかったから、遊び人っぽさが薄かったのかな?)
お互いに本気ゆえに一歩が踏み出せない焦ったさは感じました。
メイン以外では、五百川と十和田のやりとりやら("むっちゃいい笑顔"がツボww 底知れぬ力を持つ五百川さん!)、
このシリーズではお約束の、ゲストキャラ登場のシーン好きです(王太がオイシイとこ取りだったり、流生もちょこっと♪)。
さて、次作は誰がメインかな?
今回初登場の佑樹の弟・哲矢か、はたまた大穴で五百川さん!?笑

気になって、一気に読んでしまった。

読み始めて、気付いたら読み終わっていました。
それ位、物語に入り込める作品。
これがデビュー作とは…
冒頭から、受けの直樹が抱えている秘密が、話のキーワードになってくるのですが、中盤でそれが発覚しても、最後までハラハラしっぱなしでした。
(まさに、手に汗を握る展開!)
直樹が追い詰められていくにつれ、読み手側も心臓がギューッとなる感じ。
対する攻めは、とにかく執着の一言に尽きる!
一途というか、しつこいというか、直樹への愛情が過ぎるあまり、理性<感情で動いてしまうタイプですが、そのやるせない想いも分かるから、憎めない。
ラストで秘密がバレて、晴れて(?)本当の恋人となれた2人ですが、あれ程頑なに了を拒んでいたのに、一転、ラストのベッドシーンで素直で従順な受けに変わってしまった直樹に、何となく物足りなさを感じたりも…
(十数年抱えてきた罪から、そんなに簡単に抜け出せるものか?)
今後の2人(特に直樹)がどんな愛を育んでいくのか、匂わせる程度でも良かった気はしました(^_^;)
とりあえず、読み応えのある作品でした!