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読書メモを入れていないので、内容を忘れてしまった。
メモは入れておかないと、二度かいしてしまう。
絵師買い。
複数国にわたる陰謀を阻止する美貌の王子と海賊の冒険ファンタジー。
海賊王ラァスは、実は滅びたロプロス国の王子。
戦乱から脱出して海で亡くなり、幽霊船に乘って彷徨うかつての国民の為に、海の王として生きている。
ラァスが恋する相手は、エンダリア王国・第三王子のレン。レンは、美貌の海軍提督。
レンは、複雑なラァスの素性を知るにつれ、ラァスが率いる海賊と共闘することになっていく。
攻め:「受けは俺の嫁だからな」
受け:「お前のもんになった記憶はないし、なるつもりもない!」
攻め:「おいおい あまり可愛い顔して怒るなよ、勃つだろ」
受け:「……怒!」
みたいなやり取りをしてるようなカプ、好きです。
ゆりの菜櫻先生の【国王陛下の麗しき花嫁】がまさにそういう二人で好きなんだけど、ふと思いついてこの作品も読んでみたら、まさに!!!!で楽しめました。
超絶美人な第三皇子レン(受け)に一目惚れした海賊王ラァス(攻め)。
海軍提督でもあるレンにとって、海の秩序を乱す海賊は宿敵でもあるので当然相手にしないんだけど、ラァスときたら「冷たくされるのもそそられる」とか言って求愛し続け、レンの神経を逆撫でしまくり。
「きさまの頭はどうなってる?」
「おまえのことでいっぱいになってるに決まっている」
とか
「そのだらしない下半身を握り潰されたいか?」
「潰されたくはないが、握っては欲しいかな」
みたいな、まるで夫婦漫才そのものやり取りがあちこちにあって楽しめました。
そして一見上手に見える攻めが、実は受けの尻に敷かれてる感、最高。
海賊船のお話ではあるけどスペクタクル感はさほどないので、壮大な冒険もの!みたいなところを求めて読むと、あれ??と肩透かしを食らうかもしれませんが、グイグイ迫って口説く大型ワンコVS塩対応の美人強気受けによる夫婦漫才みたいなやり取りをするカプを読みたい!というときにはぴったりだと思います。
そしてたくましく男前なラァスにまつわる哀しい過去と、海軍仕込みの気概溢れる受けの男前っぷりも良かったです。
どこかで聞いたことのあるような設定がチラホラ出てきますが、これはこれで面白いかと。
受けにベタ惚れな攻×無自覚ながら嫉妬しまくりな受。
または、弱さを見せたくない攻×その弱さごと受け止めたい男前な受ww
初夜からいきなり媚薬使うってどうよ!?とも思いましたが、初対面(正確には違うけど)でいきなり受けの乳首に気を取られて、剣を弾かれる間抜けな部分がある攻めも、アリかしら、なんて。
ストーリーは、ちょっと駆け足でポンポンと進んでいった感じはしました。
(薬草を取りに行くところも、一文で終わっちゃったし…)
1冊でまとめるには、設定を詰め込み過ぎた感じ?
でも、主要部分はある程度きちんと消化してたかと。
あと、今作で初めてしっかりと兼守先生のイラストを見たのですが、とにかく綺麗で(攻めは凛々しく、受けは麗しく)、ストーリーのビジュアル部分が補填されてて良かったです。
続編が発売されているようなので、早くそちらも読んでみたいと思います。
(そっちでは、受けがいない時の、頼り甲斐のあるカッコイイ攻めの姿が見れたらいいなぁ笑)
読み放題に入っていたのでKindle版にて。
王道と言いますか。文章も読みやすく、さらっと無理なくそれなりに楽しめるエンタメ作品ではあるのですが、それ以上ではないな…というのが正直なところ。(ほかのレビュアー様もだいたい同様なことを書かれていますが)
どこかで見たような設定、どこかで見たような展開の寄せ集めなんですよね。まぁ作者様もその辺は分かった上で、設定とエピソードを詰め込んでスピーディーに展開させているのかな?と思いました。
気軽に読める娯楽作品としては良いのではないのかな?と思います。
表紙がきれいだったので手に取りました。
この先生を読むのは、初めてではないと思うんですが・・・・・こなれていて読みやすいし、ベテランなのか、展開にも心理描写にも無理がないし、悪くはなかったとおもいますが、それ以上でも、それ以下でもなかったのが残念というのでしょうか・・・・・
地の文で、中世イタリアっぽい世界観ぶちこわしのカタカナ言葉とは出てくると、こちらはドン引きなので、もったいなかったです。
イラストはきれいで、雰囲気もあって悪くなかったですが、そんなに好みではなかった。
ちゃんと描いてあるだけで、そんなに萌えは感じないというのか、わたしの好みとは合わなかったというのか・・・・・・
王道テンプレのありがちな話を、手堅くまとめた以上ではなかったというかんじでしょうか