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表題作愛に耽る鷹

サフィール・ザハド・ビン・クシハルカリム,27歳,ファルジャ王国第三王子
真斗・エドワード・マクシミリアン26歳,ワケありの自称米国州立図書館司書

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

これから毎日何度も抱いてやろう
アメリカ州立図書館司書の真斗はマフィアから匿ってもらうことと引き換えに、ファルジャ王国第三王子・サフィールの愛人となるが…。

米国州立図書館司書の真斗は、マフィアから匿ってもらう代わりにファルジャ王国第三王子・サフィールの愛人となることに。
ひと目で真斗を気に入ったサフィールは、催淫剤で蕩けた真斗の身体を思う様貪り、自国のハレムへ連れ帰る。
期限つきの愛人契約のはずが、民を想うサフィールに惹かれ始める真斗。だが、真斗がサフィールに近づいたのにはある目的が…。
傲慢アラブの王子×ミステリアスな美貌の図書館司書のエロティック・スリリングラブ!

作品情報

作品名
愛に耽る鷹
著者
ゆりの菜櫻 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576180564
4.1

(59)

(24)

萌々

(25)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
238
評価数
59
平均
4.1 / 5
神率
40.7%

レビュー投稿数9

騙し、騙され…策士同士の密愛!

やー…!たまらなく面白かった〜!!
面白さもたまらんのですが、もう、もう…!言葉を失うえちえち度に、度肝を抜かれましたよ(*゚∀゚)=3

笠井あゆみ先生の挿絵が神イラストすぎて(表紙からして大変なことになってる)、上下ひっくり返して眺め回し、堪能させていただきました。合掌。
口絵もとんでもないことになっておりました…うーん、合掌。

序盤の50数ページの中で、既に2回も致してる2人。
と、中盤の宝石を受け様の大事な部分に入れて…のプレイ。
数々のえちと素晴らしいイラスト、ゆりの先生笠井先生本当にありがとうございます…!!✨

もう、アメリカのアクションもの・スパイもの・刑事ものなど(「24」とか、大好き!)大大大好きな自分にはたまらないお話で、合間合間にちょこちょこではありますが、一日で一気読み。

相手の真意を探り、騙し騙され…の緊張感ある会話のやりとりに、萌えとわくわくが止まりませんでした((o(´∀`)o))

イケメン第3王子サフィールの方が、恋の駆け引きも裏をかくことに関しても、一枚上手だったのかな。
……いや、あの意味深なエピローグを読むに、より上手だったのは本編に出てくる組織の方でしょうか…!?

国の組織を巻き込んでの、大掛かりなミッション。そして二人の熱烈な想いの行方は…!?その両方から、最後まで目が離せない壮大かつラブラブ❤︎なストーリーでした・:*+.

0

ハラハラドキドキ

所々にうまいこと言うな!とクスッとしました。それに真斗の心の叫び声も面白かったです。

騙し合いの駆け引きの腹の探り合いな愛人契約。といいつつも実はほとんど最初から…。

サフィールの莫迦王子から国の発展を願う姿までギャップが大きすぎて、恋に落ちちゃった真斗。でも何十億で盗品買って金庫に仕舞ってるんだよ!わかってる?

揺れる真斗と何を考えてるのかわからないサフィール。本当に愛してくれてるの?いやいや、今は彼の好みの仮面をかぶった仮の姿なんだ…。

サフィールの掌の上な真斗。もう筒抜けなんだから♡

エッチも凄かったですね。まさかそんなものを、そこに入れちゃうの!?な逸品を。
そして相変わらず巨根な攻め。

最近立て続けにゆりのさんの本を読んでるんですが、アラビアンに巨根にいつの間にかな媚薬に楽しくなってきました。

最後はどういう意味なんでしょうね?4年前の発行なのでそろそろ続編出たりして?

二人でスケールの大きな事件に立ち向かうの楽しみです。

2

騙し騙し合いの攻防戦

アラブの王子と、自称図書館司書の強気美人受け(だけどへっぽこ)による小気味良い会話の応酬が良かったです。
ゆりのさん作品の攻めと受けとの駆け引きめいたやり取りをいつも楽しみにしているので。

化かし化かし合い、何が真実で何が嘘か。
駆け引きをしつつ見えてくる素顔の攻め、そして変化していく受けの気持ち。

攻めが愛しているのは本当の自分ではない……と思い悩む受けの姿に萌えました。

最後の最後まで気の抜けない展開が面白かったです。
で、やっぱり攻めがすべてにおいて一枚上手というところも、好き。





ーーー
どうでもいいけど気になった点。

攻めの国は、貧富の差が激しいんですね。
頂点は、攻めを含む王族。
攻めはちょっとした美術コレクターで、闇オークションで60億円の宝石にポイっとお金を出せるほどの桁違いのお金持ち。
なのに貧困層は、食べていくため学校に行かずに小さい頃から働いているという発展途上国ぶり。

もちろん攻めはそこを憂いていて、改善しようとしているので賢い男だなぁとは思う。
だけどそこをもっと本気で考えるのなら、自ら清貧に生きてもいいんじゃないの?
大枚叩いて宝石コレクションをしたり、豪華なハーレムこしらえてる場合なんかじゃないでしょうよ…と思ってしまったのは、厳しすぎる意見かしら?

1

続編読みたい

タイトル通りに愛に耽ってました。スパダリ攻め好きには堪らない作品だと思いました。

ネタバレですが受けの真斗はCIAの工作員でとある理由からサフィールに近づくんです。ハニートラップを仕掛けてるつもりが、サフィールには殆どバレてます。

それでも真斗に夢中なので宮殿のハレムにまで入れて、宝物庫の中でも抱いちゃってます。何十億円もする宝石を使ったプレイはエロエロです。

サフィールを初めは馬鹿王子と思っていた真斗も、彼の国や国民に対する思いや活動を知るにつれ惹かれていくのです。だから彼に危険が迫っていると思いCIAの仲間を道連れにしてまで助けようとします。

すべてお見通しのサフィールなので危害を与えようとした相手には倍返し、さらにCIAまで手玉に取って真斗を手に入れます。

真斗はまだCIAの職員なのでサフィールと組んでの活躍とかも読みたいと思いました。

2

2人の駆け引きめいた会話がとっても面白かったです。

 スパダリダーリンに溺愛される受け様、というお話が大好きなので、とても楽しく最後まで一気読みでした。

 攻め様はアラブのファルジャ王国の第三王子様サフィール。
何やら含むところありで近づいてきた受け様である真斗を訳アリ承知の上で傍に置いてかわいがる事にした、豪胆で俺様なスパダリダーリン。
欲しいものの為なら、金も権力も駆け引きも、使えるものはなんでも使って手に入れるっていう辣腕ぶりもはなまるです。
そのくせ、将来的に国際社会の中で生きていくための国力を上げる為に国民の教育に力を注いでいきたいと言うサフィールの国民への想いに、酔狂なエロ王子だけじゃない姿に真斗同様胸を打たれました。

 受け様は何やら含みをもってサフィールの元に潜入した真斗。
けっこう早い内にその正体は分かって、真斗がサフィールにハニートラップをしかけてるのは分かるのですが、罠に嵌めるつもりが自分がからめ取られてしまっている事に気付いて、だましている事が苦しくなる真斗がいじらしくてかわいかったです。

 この2人のやり取り、駆け引きめいた会話の応酬がとても楽しくてもっとやれやれってなものでした。
もっとも、サフィールの方が一枚上手っぽかったかな。

また、真斗がハニートラップの時は大胆に攻めてきたくせに、プライベートになるとてんで初心なテレやさんになるのが、凶悪にかわいかったです。
なんだそれー。
サフィール、ノックアウトっすよ。


 仕事は続けるという真斗。
「自分に巻き込まれて死ぬのは許さない」という真人斗に対して、自分も同じだと言い「最後まで生きることを選択して、お互い一番の約束にしよう」と言うサフィールのかっこよさ。
受け様の為に焦燥する攻め様の姿が何よりの萌えなので、できることならそんな選択肢を迫られる真斗とそれを奪還する為に頑張るサフィールのお話を!!!
まだまだそんな続きを読みたいと思ったお話でした。


 最後になりましたが、笠井あゆみ先生の挿絵の美しさよ、でした。
えちシーンのアングルがすごすぎて、思いっきり前後左右人影を確認してページを捲りました。

11

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