フミト先生インタビュー

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フミト先生インタビュー不眠症からの恋♥ 年下方言リーマン×お人好し開業医!! 初コミックス『先生としか、寝たくない。』

2018/09/15 18:00

寝ぼけた患者にいきなりイかされそうになって、抱き枕にされて…

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1745回
フミト／モバイルメディアリサーチ／caramelコミックス
コミックス『先生としか、寝たくない。』9月18日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
開業医の卯月は、目の前で倒れた不眠症のサラリーマン・棗を介抱するが、寝ぼけた棗に突然がんじがらめに抱きしめられてしまい…!?「あっ、ダメ…それ以上されたらっ…」ベッドの上で首筋を甘く噛まれ、大きな手は胸の突起からパンツの中に降りてきて…初対面の年下男子にイカされちゃう…!! 目を覚ました棗は、「先生、俺と寝てください」とさらにとんでもないことを言い出して!?

――作品紹介をお願いします
お人よしすぎて面倒事を引き寄せがちな開業医・卯月が、不眠症リーマン・大狼を介抱したらうっかり抱き枕にされてしまうところから始まるお話です。
そんな「抱き枕」をキーワードに、人に頼られ過ぎてきた受と人との関わりを持ってこなかった攻が互いに距離を縮めていく…のをほのぼのとコメディも交えて描きました。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
攻：何に関しても無頓着なのに毛布にだけは執着する不眠症リーマン・大狼(年下)×受：超が付くほどお人よしな開業医・卯月(メガネ)なふたりです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
心情描写を頑張りました。特に攻・大狼の表情は無表情が基本ではありつつ、受・卯月への気持ちの変化にしたがって豊かに(感情が漏れるように)しようと思って描きました。
また、自分だったらこういうのキュンキュンするなあ～と思ったシチュエーションもたくさん入れたのでそこも見て頂けたら嬉しいです！

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
いろいろ小ネタを入れるのが大好きなのですが、今回もいっぱい入れることが出来ました。それがとても楽しかったです。
特に1話に出てくるメアリーという猫が気に入っていて、描きおろしでコミックスの本体表紙にその漫画を描かせて頂きました。めちゃくちゃ楽しかったです。　　

――今作にまつわる裏話はありますか？
途中で卯月に髭が生えるシーンがあり、それをそのあとのエッチシーンで大狼が舐める…というネタがあったのですがあえなくボツにしました。
でも後日どうしても描きたくなってしまって、その髭ネタ漫画をTwitterに上げました。よろしければ覗いてみてください！

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
7話の原稿中に漫画を描き始めてからずっと使っていたペンタブがいよいよご臨終しました…
今までありがとう…という余韻に浸る間もなくすぐに買い替えたのですが、高性能過ぎて描きやす過ぎて早く買い替えれば良かったと思いました。

――今、何かハマっていることは？
隙あらば舞台を観に行くことです。昨年、初めて観劇してからハマってしまい色々な公演のチケット発売日をこまめにチェックしています…
とはいえなかなか行けていないのでこの下半期頑張りたいと思います！

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
BL自体は中学生の頃から好きで、商業BLにハマったのは社会人になってからでした。
その時は、BLからしばらく離れていたのですがふと立ち寄った書店さんで一瞬で引き戻されました。BLの引力はハンパないです。
そして趣味で漫画を描き始めて、その同人誌を読んで下さった編集者さんにお声掛け頂きました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
コミックスのお話を聞いたとき驚きと嬉しさに悶えました。そして今は緊張とワクワクに悶えています。
こうしてコミックスにしていただけたのは電子版を読んでくださった読者様といつもお世話になっている担当さん、応援してくれた友人たちのお陰です！
本当にありがとうございます!!

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
はじめまして、フミトと申します。
初めてのコミックスで拙いところはたくさんあるかと思いますが、精一杯描きました。
ぜひお手に取って頂けましたら嬉しいです！よろしくお願いします！

担当編集より
美麗な絵で読み手の心をつかんでしまうフミト先生の初コミックスがいよいよ登場です!!
年下攻の棗は、見た目は無愛想ですがものすごく一途で、卯月にぐいぐいと迫る、年下攻好きにはたまらないキャラクターです。インタビューの先生の回答にもありましたが、フミト先生の作品は思わずくすっとしてしまうような小ネタが入っているのが楽しいので、ぜひ探してみてくださいね。
王道の恋愛感がたっぷり味わえる『先生としか、寝たくない。』ぜひお手に取ってご覧ください。