夏野寛子先生インタビュー

最初はお芝居のはずだった… 甘～く振り回され、自覚したのは!?

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1813回
夏野寛子／祥伝社／onBLUE comics
コミックス『25時、赤坂で』11月24日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
新人俳優の白崎由岐(26)は、大学の先輩で超人気俳優の羽山麻水(28)と同性愛ドラマで共演することになった。ゲイ役の芝居感が掴めない白崎は、男に抱かれてみようとハッテン場へ。そこでなぜか羽山に捕まり、相手を買って出られる。“芝居のためのセフレ協力”。即物的に始まった関係だったが、精緻な美貌と圧倒的なオーラの羽山に甘く心ごと抱き込まれ、白崎は恋心を自覚した。しかしドラマ撮影は終わりに近づき―――。

――作品紹介をお願いします
崖っぷち新人俳優が、大学時代の先輩でもある売れっ子俳優と恋人役でドラマ共演することになるのですが、役作りに行き詰まり「男に抱かれてみよう！」と迷走していたところを相手役の先輩に捕まり「その相手俺で良くない？」と提案されて擬似恋人関係が始まるお話です。


――主人公たちはどんな攻×受ですか？
ちょっと浮世離れした美しい先輩×面倒くさいけど素直で一生懸命な後輩です。




――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
新人俳優の受けが恋人ごっこも奮闘しつつ俳優のお仕事もがんばっているところです。恋人役を演じている撮影シーンの、演技なのか本心なのかわからない感情を描くのは楽しかったです。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
芸能界にいるような美しい人を美しい人として描かなきゃいけないプレッシャーがありました…。
ドラマの台本だから！ と思って普段自分の漫画で使うセリフより少し雰囲気のあるセリフを選んで描けたのは面白かったです。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
縁があって冬に一度、夏にも一度北海道へ遊びに行きました。芋とチーズとジンギスカンが忘れられません。


――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
ドキドキです!

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
楽しく読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします！

担当編集：シュークリーム on BLUE編集部 K川さんより
私は萌えるネームが来ると机を叩いてしまうのですが、『25時、赤坂で』は毎話、机を爆叩きしておりました…。特に攻の羽山麻水(28)(「今めちゃくちゃキテいる美形の人気俳優」というキャラ)が毎回、それはそれはカッコよく、ミステリアスに甘く…。ネームを読みながら「ぎゃ～～っ」と叫んだものです。

デビュー作『冬知らずの恋』にて、新人離れした美麗な筆致で魅せた夏野寛子先生ですが、なんと2冊目でさらに絵が上手くなっていて驚きます。どこまで上手くなっていくんだ…とおののいております。

そして『onBLUE vol.38』(12月25日発売)では、夏野先生特集です！
対談相手は夏野先生憧れの志村貴子先生！
『25時、赤坂で』の番外編も掲載予定です♡
あわせてお楽しみに！

コミックス『25時、赤坂で』

特典情報

・アニメイト：漫画ペーパー
・とらのあな：4ページリーフレット(カバーイラスト表紙＋2ページ漫画)
・コミコミスタジオ：漫画ぺーパー
・ホーリンラブブックス：カラーブロマイド
・応援書店：イラストペーパー

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(C)夏野寛子/祥伝社 on BLUE comics