意識してからは翻弄攻×5年間片思い受

冬知らずの恋

fuyushirazu no koi

冬知らずの恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神35
  • 萌×237
  • 萌25
  • 中立9
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
20
得点
407
評価数
110
平均
3.8 / 5
神率
31.8%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784396784232

あらすじ

「この恋は行き止まりだと思ってた――――。」


愁人(しゅうと)の5年間の片思いが、
隣に住むいとこ・千紘(ちひろ)にバレたのはこの夏のことである。
千紘は暑い夜には涼しい愁人の部屋にやってきて、
同じベッドで寝ていく。愁人の気持ちも知らずに。

そんな夜を繰り返し、
魔が差した愁人は寝ている千紘にキスをするが、
目覚めた彼に恋心ごとバレてしまう。

愁人は「今までと同じ関係を」と頼むが、
千紘の視線は徐々に熱を帯びていき……。

片思いの殻をこじ開けられる、
溶けるようなときめきの恋。

表題作冬知らずの恋

笠原 千紘,高校生,愁人のいとこ
立花 愁人,いとこに片思いしている高校生

その他の収録作品

  • 十七歳の夏

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レビュー投稿数20

淡くて。直ぐに消えてしまいそうな想い。

番外編が出ていて。自分が本作を持っていた事を思い出す。そして、内容をさっぱり覚えていない事に自分で驚く。ものすごく驚く。
再読して、なるほど思い出せなかったわけだ、と確認する。読みながらも結末を思い出せなくて、「どうなるんだろう?」などとドキドキした。こんなに心に残らない作品もあるだろうかと驚かされる。
本編自体がまるで、ショートストーリーのようなのだ。
片想いは劣情を伴って、胸苦しく夏の夜を苦しめるけれども。父を亡くして、母に男しか好きになれない事を嫌悪されると苦しみ、彼女を作ってみたり、無理をして。
けれど、母はきっとびっくりしただけで、やはり息子を愛していると思うから。何となくありのままを受け入れているとも思わせて終わる。
それより何より、意識し合った従兄弟同士の千紘と愁人が、互いにおずおずと気持ちを確かめ合っていくのは、言葉少ないだけに丁寧に描かれているようで。一夏の恋のようでもあって。
とっても淡い気がしてしまうのだ。詩のようにさらりと終わってしまう…。
もちろん、このまま続くし。あまあま番外編へと続くし、描き下ろしにも独占欲をのぞかせた千紘にホッとするんだけど。
しばらくしたら私はまた綺麗さっぱり忘れてしまうんだろうと思う。
愁ちゃんのまつ毛の長い、閉じた目が綺麗でそそられます。千紘が意識しないわけがない。
思い悩むより前にきっと。千紘は愁ちゃんを好きになっていたとも思うのだ。

0

思春期と純愛

隣に住むいとこ千紘(攻)に5年片思いしている愁人(受)が寝ている千紘にキスをして気持ちがバレて...色々葛藤している愁人、意識しだしてから急にぐいぐいとくる千紘。

結局いつ千紘は愁ちゃんを好きになったんだろう...?という疑問はありつつも私は魔性の男の雰囲気を出す千紘に胸きゅんの嵐でした!
俺のこと好きだと思うじゃん。というかそうだよねぇ。というセリフに特にぐっときましたが、まぁ愁ちゃんからみたらこの時点ではただただ好奇心からのヤリモクにしか見えませんし実際千紘が好きじゃない、というレビューをよく見かけます
確かになぁ...とも思うのですが私は自分への好意に意識をしだして嫉妬したりおかずにしたり、なんだかまあ思春期独特な感じだなぁ~!とそれも良かったです
番外編や書き下ろしでは千紘からの愛情がみえて特に良かった!本作でもう少しそういう場面があればなお良かったのかな、と思います!

色々リアルで好きな作品ですが母親との部分はもう少し書いて欲しかったかな?

1

片思いというより両片思い?

表紙の少年の儚げな表情がずっと気になっていて、先日やっと購入しました。

まず、画力がとても高いです。夏野先生の作画は目がとても魅力的だと思います。瞳の中が宝石のようにキラキラ輝いていて、ウルウルしていて目に登場人物達の感情が全て込められている気がします。

ストーリーは隣に住むいとこの千紘(攻)に5年間片思いしていた事がバレてしまった愁人(受)。千紘には今まで通りでとお願いするが何故か千紘が次第にジリジリと攻めてきて…!?という若さ全開のピュアな恋の話です。いとこという設定は活かされていないので、血縁関係同士が苦手な人でも全然気にせず読めます。

愁人がキスしながら千紘の寝顔で抜いていた所に母親が入ってきた場面が作中最もしんどかったです。そんな所を見られたうえに母親に泣かれてしまった愁人の「俺だって親が泣かない相手と恋愛したい」という言葉にすごく心が痛みました。(実際に女の子と付き合ってみる所が母親思いで健気な子なんだな…とウルっときてしまいました。守ってあげたい)

彼女もいて普通にノンケだった千紘が愁人を好きになった理由があまり伝わってきませんでした。愁人と彼女の下校に割って入ったり、玄関に押し入ってキスをしたり、愁人をオカズにしたり…若さ故の「好きって言われたら好きになっちゃう」的な理屈抜きの感情なのでしょうか?愁人も愁人で「俺はお前に後悔させたくない」と言いつつ流されて体を重ねてしまいます……これで良いのか?若いからこれで良いの?2人がくっつくまでの過程や、千紘が愁人に惹かれている心情があまり描かれている場面が少ない…私の読解力が無いだけだったら本当に申し訳ないです。

臆病な愁人の5年間の片思いが実って本当に良かったのですが、帯の「真夜中に読んだら、叫び出したくなる片思い。」は言い過ぎです。私からするとこの作品は「片思い」ではなく「両片思い」の話でした。

2

青春はエグくてずるい

表紙もきれいですが、本編では目がもっと印象的で、そこから「若さ」や「青さ」「脆さ」のようなものを感じられる作画でした。
萌か萌2で悩んだのですが、最終的に描き下ろしに後押しされて萌2。

5年前に隣に越してきたいとこの千紘。
「エアコンが壊れて暑くて眠れない」と言って夜な夜な愁人のベッドに潜り込んでくる。
ある日、愁人は千紘を見ながら自慰をする姿を母親に見られてしまい…。

千紘を好きになれるかどうかにかかっている作品です。
高校生で彼女がいて、そういうことも普通にしている。
夜になると愁人のベッドに潜り込む。
愁人の気持ちを知ってからは、いつも以上に体をくっつけて来たり、距離が近かったり、キスをしたり、その先へ進もうとしたりとぐいぐい来る。
何というか、ひとの気持ちが分からない子にしか見えなくて、わたしは千紘は嫌いでした。
千紘目線の話もあるものの、愁人の反応を実況中継しているだけとか、愁人の気持ちを読んでいるだけで全く千紘の気持ちが見えないのです。
相手の好意を知って利用しようとしているだけに思えてしまう。わざとなのかな、あの描き方は。

一方愁人に関しては、冒頭のシーンからいきなり爆弾を落とされたような衝撃があって、愁人目線で始まることも相まって感情移入しやすかったです。
母親を裏切ること、ふつうではないこと、窓の鍵をかけてしまえば拒絶できるのにかけられないこと。葛藤や不安、戸惑いが手に取るように分かるのです。

最初に愁人と千紘がそういう感じになったとき、愁人が「こわい」と言って止めるのですが、このあとの千紘がもう本当に嫌い。「勃ってる男をそのままにするなんて」とか「そのまま帰った俺はすごく優しい」とか、目がどこかに飛んでいってしまう勢いですよ。
挿れるだけの方はいいけど、挿れられる方の体の負担とか全然考えてない。その負担だって痛みだって、相手がひとこと「好き」と言ってくれれば乗り越えられるものなのに言わない。言ってないんですよ、この時点で。読者もまだ千紘は「やってみたいだけ」にしか見えないし、信用できない。
興味本位ならこわいし、いやでしょう。と、熱くなってしまいましたよ。

片方の気持ちは詳細に描き出して、片方は明かさない。このアンバランスな曖昧さを作者さんが狙ってやっているのなら本当にすごいです。わざと千紘を嫌なやつに仕立てあげることで愁人への同情から共感を深めようとしているなら大成功。
本編とのギャップで描き下ろしの感情だだ漏れの千紘には好感が持てました。むしろ本編で「くわー、こいつ嫌いだー」と思ったマイナス部分が大きければ大きいほど、一気に千紘を好きになれそう。

母親のこともまだ解決していないし、ふたりが長続きするような気もしないのだけれど、これも青春の1ページという感じで、部分的に覗き見させてもらったようで良かったです。

愁人の母親と千紘が似ていて、胸で確認してしまったコマがいくつかありました。
似てますよね?

4

煌めく瞳に吸い込まれる

 従兄弟という設定はあまり活かしきれてないので、あくまで隣に住んでる同級生の幼馴染との恋であることを前提に読み進めることをオススメします。「母の涙を見たのは人生で二度」というモノローグから始まり、その二度目の涙が従兄弟の千紘で抜いている所を見られた時なので、これはかなり重々しい作品になりそうかもと身構えました。が、そこまで苦悩ばかりに焦点を当てられているわけでもなく、萌えるポイントはたくさんある作品でした。
 
 最初に好きになって思わずキスをしてしまう愁人ですが、諦めがあったり拒絶されるのが怖いのもあってか千紘に気持ちを知られてからはすっかり消極的になってしまいます。逆に、キスされたことで愁人の好意を知った千紘は彼を意識せざるを得ず、段々気になって仕方ないというように想いを膨らませていきます。相手が自分のことを好きなんだと知ると、相手のことが気になってくるものですよね。そして、積極的に迫ってくる千紘に愁人は徐々に溶かされていきます。濡れ場の描写も非常に時間をかけてあって、こんなにしっとりと一つひとつの行為を飛ばさず描かれる作品も珍しいのではないかと思いました。

 あとは、無駄な台詞がほとんどなく、必要最小限の台詞で最後まで粛々とした雰囲気を壊されず読める所や、瞳のアップが煌めいていて凄く綺麗だった所も印象的でした。愁人の母親が同性愛を認める発言をするシーンはないのですが、「わかってくれなくていいから」という愁人の言葉で、もちろん親が肯定してくれれば一番良いけれど、自分の性癖を無理に理解してもらう必要もない、という強い意思を感じたので個人的にはこのように一線を引く作品もありだと思います。

3

好みは分かれそう

隣に住む高校生の従兄弟同士のお話です。
主人公受けのところに、窓をつたって毎晩涼みにくる攻め。攻めはノンケでリア充、受けはゲイで攻めのことが好き、という間柄。

窓を使って行き来する隣人同士、というありがち設定ながら、しっとりと読ませるシリアス切ないお話でした。
ただ、攻めの考えてることがいまいち分からず…。受けが思いがけず自分のことを好きだった、そこから意識し始めるのは分かるのですが、「実は前から受けのことを好ましく思ってた」的なことを後出しでチョロチョロとほのめかすもんで、嘘つけあんた女の子とヤリまくってたし受けに好意を寄せられて困ってたじゃん、と、うさんくさいものを感じてしまいました。
あと、受けが母にゲイバレし、女の子と付き合ってみたりするのにも萌えられず。てか受けの彼女どうなったの? さらにゲイバレしてショック受けてる母の夜勤中にイタす2人にあまり好感が抱けなかった。

攻めがガンガン彼女とヤッちゃってるのも萎えました。あんなにしっかり描写する必要なかったんでは…。私はそうでもないけれど、女性と生々しい絡みがあるのを嫌がる人も多かろうと思うので、声だけの描写にするとか配慮があっても良かったな。

6

表紙に惹かれた

表紙の雰囲気もいいし、タイトルにもセンス感じる、なんか良さそう!と思って読んでみました。
お隣同士の幼馴染・そしていとこ同士という血縁関係。
5年前からいとこの愁人の事がずっと好きな千紘。愁人は自室のクーラーの効きが悪くて暑くて寝れないから…と言って、千紘の部屋にやってきては狭いベッドで一緒に寝る毎日。
たまらなくなった千紘は熟睡中の愁人のうえに覆いかぶさってのキス&オナニーを母親に目撃され…。
千紘はゲイばれしたことばかり気にしてるけど、母親からすればゲイで、しかも相手がいとこというダブルショックだと思う。二人に血縁の葛藤は一切ないので、それならただの幼馴染だけのほうが良かったな。

それと私が読み解けなかったのは、千紘のこと。
後ろの方で、実は全然暑いの大丈夫なのに、なんでわざわざ毎晩愁人の隣に寝にきたと思う?みたいな事言ってるんだけど、毎晩愁人の隣で寝てたときも日中は彼女とエッチしまくってたじゃん…って。
あの時から本当は愁人の事好きだったの?いやいや、あなた愁人に告白されたときちょっと戸惑ってたじゃない…。
何か読み落としたかなぁと思って何度か繰り返し読んでみたけど、良くわからなかった…。

いいなぁと思ったのは、千紘が「(今夜抱きに行くから)嫌じゃなかったら鍵あけといて」と言うところ。
そして愁人がどきどきしながら準備して、ちょこんと椅子に座って待ってたとこが可愛かった。きっとベッドに座ってみたり、床に座ってみたり所在無さげにウロウロきっとしちゃった末の椅子ちょこんなんだろうなぁって思ったら、ほっぺ緩みました。

そういえばフユシラズの花。タイトルにもなってて、付き合う以前の二人が一緒にいるときに植え替え作業して「フユシラズさ、枯れないといいね」という台詞まであったので、終わりのほうに花が咲いたフユシラズを二人で仲良く見るとかそういうのがあれば良かったな。

いくつかの伏線が回収しきれていなくて少し消化不良は否めないけど、絵は綺麗だし季節感の盛り込み方とか、作品の空気・雰囲気を作るのがお上手だと思いました。

4

pixivコミックで初めて会った時に、絵柄が好み過ぎてずっと単行本出ないかなと待ち望んでました。結果は【★★★★】。
個人的に、勝手に期待し過ぎたかなとは思ってはいますが、内容が割とあっさりしていて、ちょっと物足りなさを感じました。
重い話系の片思いが苦手な方にはちょうどいいかもです。
表紙然り“絵”を重視する方にはかなりオススメです!
ただ、エロシーンはそんなに多くないです。

続きがでたらいいのになあと密かに思ったり…

4

表紙の印象通りの内容

ちるちるインタビューがあったのを知らずに表紙買いです。
お話としては難しい事もなくある意味王道なのかもしれませんが、絵柄が繊細で綺麗なのでしっとりして雰囲気がとても良かったです。

いとこの千紘に恋をする愁人が、千紘にその恋心がばれる。
今のままの関係のままで…と千紘にお願いするけど千紘は愁人への気持ちを変えていくんですが、愁人が自分を好きだと分からないままだったら普通にいとこ関係のままだったんですよね?
暑いのが平気なくせに愁人の部屋にやってくるぐらいだから、やっぱり愁人が好きだったのか?
でも彼女とHもしてたし…と、千紘の気持ちが分からない愁人に同感です。

そして愁人の母ですが、愁人が男(千紘)を好きだと知らしめる必要があったのかな…と。
愁人達がHをする時、母が入ってくるんじゃないかと妙にドキドキしました(^^;;
解決してないし、必要なエピソードだったのかな…と疑問です。
あと、愁人母と千紘がちょっと似てたのが紛らわしかったかな。

気になる点はあったとはいえ、絵柄と話の内容が凄くマッチしてたのが好みでした。
限りなく『萌2』寄りなんですが、『萌』評価で。

3

切ないBL作品を見たい方にオススメ

表紙の絵柄に魅かれて購入しました。

切ないストーリーと絵がとてもマッチしていて良かったのもありますが、母親が息子にとった反応や攻め受けのキャラクターにそれぞれ女の子の彼女の存在に現実味がある世界観の作品で面白かったです。

控えめなエロさですが、愁人の方が強かった恋愛感情が徐々に千紘の方が勝っていくところに注目していただきたいです。

お話は相思相愛エンドで終わりますが、母親の問題はそこまで触れなかったためその点は読み終えて少しもやっとした感じになるとは思います。

切ないBL作品を読みたいそんな方にオススメしたいです。

3

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