特典付き
んーー!!!!アラサー×高校生!!!(悶絶)
性描写はありません。
攻めはアラサーのバンドマン、星名。受けが同じバイト先の高校生、瀬戸。
若い子は眩しくて可愛いなあと純粋に思ってた星名が、家にいたくなくてコンビニ前で佇んでいた瀬戸を自宅に招いて、誘惑の上手さに負けて「大学生だし同意の上だから……」と手を出した(未挿入)後に高校生だと判明する。
後ろめたくてシフトを全部ズラしたら瀬戸が攻め宅に乗り込んできたり……
ド直球に「星名のことを好きになっても相手にしてもらえませんか」って聞いたり……
瀬戸を避ける星名とは反対に、めちゃくちゃ星名が大好きで積極的ですぐ真っ赤になる年下受け瀬戸が可愛くて尊い。
攻め受けの年齢と年の差が性癖ど真ん中なので神本です。
欲を言えば、突き放さず諦めずに受けが高校生である間に手を出して欲しかった!
「冬知らずの恋」を神作認定した作家さんなので、本作も1話を試し読み増量期間中に読んだ時からずっと気になってたんです。
攻めのビジュ(髪型!)が好みドストライクだし、著作の中で一番好きな感じの受けだし、心情描写が秀逸な作家さんだしな~という安心感もあり、今回割引きされてたので読破。
まずはネタバレも含めて他サイトの低評価レビューを舐めるように読んでから「あ~これ私ダメなやつかも…」という不安を抱えつつ、2話以降を読み始めました。
コンビニバイト同士で「ズルいバンドマン28歳x高校生17歳」。
受け→攻めへの恋心は1話の時点でもうバレバレで、反対の矢印もあるにはあるんですが、なかなか「これが恋なんだ!」とはならず。
まさかタイトルが別れの曲だとは。
音楽系BLだけど音楽描写に違和感ないし、これ著作で一番好きかも…?と思ったら、最終話で落とされたw
低評価レビューではなぜ22歳まで待ったのか意味がわからない、という声がダントツに多かったですね。私も同感です。
私は攻めが先の見えない職業だからこそ、受けの進路だとか今後の人生に大きく影響を与える期間に距離を置いたんだな、と部分的に理解はできました。
あとはやっぱり「今まで適当にしてた(自分の)こと "も" ちゃんとしたい」んだなと。
でも「だったら20歳でよくないか?」と。
20歳から2年間も家に入り浸って、まるで付き合ってるような間柄なのに付き合ってないってどういうことー?!w
この子の将来を俺が奪っちゃいけない、っていう葛藤なのかな(でもやっぱり不満)
低評価レビューの理由が分かりました… 遊ぶなとまで言ってるのに?!w
これはズルい大人である以前の、攻めの性格の問題かと…
これで☆5から一気に転落しましたが、それ以前がすごく良かったのでこの評価です。
(追記:レビュータイトルの通りです。手を出さなかった原因判明しましたw あぁスッキリ)
<注意点>
えrなしです
星名(攻)視点で紡がれる、人生への多少の諦めと瀬戸くん(受)の感情の揺れを眩しく思い、想いやる気持ちに引き込まれました。珍しくないバンドマンと高校生ですが、彼らがコンビニのバイトで出逢い、日常生活の中で惹かれあっていく何でもない流れが、夏野先生の絵と言葉でかけがえのない場面になっていく瞬間がたまらなく好きです。
<おすすめできる方>
✅だらしないが、大人としての考えや余裕を見せる攻めが好きな方
✅曇りなきまなこで凛と攻めに愛情表現する受けが好きな方
✅年の差恋愛のもどかしさが好きな方
<もっと詳しく!ここ好きポイント>
・バンドマンとして、星名が瀬戸くんに愛情を楽曲に乗せて伝えるシーン、、
・人気バンドマンになった星名が、大事なライブで瀬戸くんを見た時に感情が乱れるシーン
・年下である瀬戸くんが抱く星名への想い(勝手に一線引いて、ずるい、でも好きなんだという葛藤、、!!!)
なんと美しいお話なんでしょう。
やわらかい色合いの表紙通りの、さわやかで美しい物語でした。
攻めさんは30前のバンドマン、欲望には自由でちょっとずるい大人、
お相手は保育士志望の高学歴高校生。
お互い惹かれていながら年の差と立場の違いからなかなか恋人への一歩が踏み出せず、
そのモヤモヤ期間が丁寧にさわやかにちょっと切なく描かれています。
星名さんがズルいワザを繰り出してきますw
瀬戸くんと一緒にコロリとやられちゃいました♡
大人と高校生の恋愛がリアルに、大人のずるいところもすべて包み隠さずに描き出されているところが魅力的な作品でした。バンドマンの星名はけっして誰彼構わず手を出すようなタイプではないけれど、瀬戸のような未成年相手だと恋愛においてどうしても彼の方にアドバンテージがある。それをちゃんと本人に伝える誠実さが、瀬戸を軽んじていないことが分かるし、素敵な年上だなと。だからこそ、瀬戸も余計惚れるのだろうけど(笑)。最初少し流れに任せて手を出してしまいますが、以降は思い直して瀬戸が大人になるまで待った星名、偉い。夏野先生らしいきらきらな瞳と、若者らしい勢いと大人になる直前の思慮深さを併せ持った瀬戸も、控えめすぎず積極的すぎず、等身大で可愛い、応援したくなる受けでした。