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血の繋がった実の兄×弟が好きで買ったが、望んでいたものじゃなかった。
途中、某スメルズみたいな落ちになるかと思って、ヒヤヒヤと不安と恐怖が止まらず話に入り込めなかった。
幼馴染だか友達だか近所の人だかわからないけど、受けと同い年?の桃香が超絶邪魔くさい。キツイ性格の女。
兄が帰ってきてからずっと、弟と二人の時間を邪魔してくるし、最後まで出しゃばる。
母親に見合い話持ってこられそうになったら、その前に家出るかーとちゃんと結婚から避けて、弟と一緒にいてくれそうな感じは好印象。
兄弟でずっと一緒にはいれない、と兄が弟の気持ちを拒否していて、最終的に一緒に居ようとはなったが、このオチはちゃんと恋愛関係になってるのかわかりにくい。
性的な接触があまりにもないから、二人の関係が家族のままなのか恋愛感情が伝わってるのか、スッキリしなかった。
現実的なものは求めてない。
実兄弟BLです。
兄との文通から始まるノスタルジックな弟の語りと作品全体に流れる夏の雰囲気がなんともエモいです。
文通って今の時代もうないですよね!手紙特有の丁寧な話し口調だからこそ、語られる気持ちがより切なく感じさせてくれます。
兄弟だから、と心にしまいこむ気持ちと、どうにかしたい、兄弟以上の関係になる事への葛藤が丁寧に描かれていて両片思いが切なかったです。
子どもの頃からの思い出もたくさんあって、お互いに「兄弟」なのだと自覚する瞬間が何度もあります。その度に自分の気持ちにセーブかけちゃうのが、見ていてもどかしさも感じさせてくれます。
えちシーンも少しあります。
両思い後の二人の雰囲気もよかったです。
兄弟ものがお好きな方に私もおすすめしたい作品になりました!
兄×弟の実兄弟モノです。
互いに単なるブラコンと呼ぶには大きすぎる感情を抱いているのに気づいていて、だからこそ頑張って離れようとするけれど心がどうにもついていかない。
作中を通じて二人とも決定的な言葉は言わなくて、読んでいると切なさともどかしさに心臓がギュッと掴まれたように痛みます。
エロはないのですが、実兄弟、弟が高校生、兄は分別ある大人ということでそう簡単に身体の関係にはならないよなぁと納得します。
でも一度だけ完全に「兄」と「弟」を吹っ飛ばして唇を重ねる描写が入っていて。二人の葛藤を丁寧に丁寧に書いているからこそ背徳感に頭がクラクラしました。どんなエロより色気があった気がします。
今後二人は「普通の兄弟」でも「恋人」でもない二人だけの関係を築いていくんだろうなと思います。先のことは語られていないのですが、ただ言えるのはずっと一緒にいてほしい。それだけです。
繊細な心理描写と九十年代夏の匂いを感じ取れる優しい絵のタッチが素敵な作品でした。
まず何で今時手紙のやり取りなのか?
そして18歳の攻めが家を出た時8歳だった受け。
8年も経ってから帰って来た26歳の攻めに思春期であるはずの16歳の受けが未だにお兄ちゃん子?
8歳と16歳じゃ全然違うだろうに。
そして何故そのような状況から両思いになるのか…。
余りにも強引な設定に開いた口が塞がらない…。
表紙の美しさに引かれてこの前やっと購入いたしました。
期待を裏切らない繊細な絵、も1990年代の特徴をよくとらえた作品になっていると思います。
ストーリーも非常に濃く、思春期の揺れる心情をうまく表現できていると思いました。夏祭りの夜の少しのシーン、たったそれだけのキスだったのに何ページ分もの量を感じました。
読み返すのがおすすめの作品です。表紙を見たときから欲しかったのですが、本当に買ってよかったです!