五月女えむ先生インタビュー

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五月女えむ先生インタビュー淫靡な長髪美人エキゾチックラブ♥元調教師の貴族×褐色強気元奴隷商コミックス『サハラの黒鷲2 sideアルキル』

2020/02/16 18:00

砂漠の国で… 人気民族BL待望続刊！著者の取材の成果にも注目

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2259回
五月女えむ／ジュネット／ジュネットコミックスピアスシリーズ
コミックス『サハラの黒鷲2 sideアルキル』2月19日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
とあるオアシスのはずれに黒鷲という奴隷商人がいました。ですが、黒鷲はとある争いで集落と奴隷を失ってしまいます。けれど代わりに仲間を得て新しい道へと進みました。異国から来た男に寄り添いながら…今回は、母国での過去に苦い記憶を持つ、その異国の男を中心としたお話です。大増刷を重ねた『サハラの黒鷲』の続編がとうとう発売…！黒鷲とアルキルの、新たにはじまる最も淫靡な寝物語、是非ラストまでご堪能ください！

――作品紹介をお願いします
2018年に発売された『サハラの黒鷲』の続編です。
とある砂漠が舞台で、今回は母国を捨てたアルキルが抱える問題と、黒鷲にプレゼントするはずが盗まれた髪留をめぐる話です。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
精神的な傷から一人だと眠れない攻めのアルキル(貴族、元調教師)と強気で血気盛んで仲間思いな受けの黒鷲(元奴隷商人)です。
この二人、喧嘩しようが気まずくなろうが一緒に寝ます。そういう感じの二人です。
なぜ元調教師、元奴隷商人なのかは説明が長くなるため一巻を読んでいただけたら幸いです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
髪です！長髪が大好きなので描くのがとても楽しかったです。あと取材の甲斐あって、背景も1巻よりこだわれたと思います。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
去年の9月に取材兼ねてUAE(ドバイとアブダビとシャルジャ)へ旅行しました！中東の熱い空気、アラビアンな小道具、砂漠での生活と動植物などたくさん学ぶことがありました。
一番感動したのは砂砂漠(すなさばく)で砂にまみれながら眺めた夕日です。ホットケーキのバターのように太陽が地平線に溶けていく光景が素敵でした。
本当はオマーンにも行って、ジャブリン城という宮殿とオアシスの水源も見学したかったのですが、オーバーブッキングで飛行機に乗れず…！いつかリベンジしたいです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
題材が題材なので、続きを描く機会を頂けると思ってなかったのもあり、2巻が無事出せてとても嬉しいです！

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
1巻を愛読してくださった方、引き続き楽しんでもらえましたら幸いです。
今回初めて興味を持ってくださった方、ご縁がありましたらよろしくお願いします。

担当編集より
きっと皆様、待ちに待っていただいてたんじゃないかな…と思うんですが、とうとう『サハラの黒鷲』の続編が発売です！
アルキルの暗い過去が明らかになり…さらには前作では見せられなかったあのキャラクターのあんな側面が?! というところまでお届けしております。先生もインタビューで回答されていますが、キーポイントの髪留と、こだわりとしてあげていただいた髪の毛の描写がとんでもなく素晴らしいシーンが最終話にありますので、(ネタバレになってしまうので今画像としてお見せできないのが残念ですが)すでにサハラファンの方も、これからサハラのファンになる方にも、是非とも一人でも多くの方に見届けていただきたい一冊となっております！