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 本日のゲスト:ひのもとうみ先生

2013/03/07 15:21

小説『隣りにいる人』(心交社)3月9日発売
ひのもとうみ先生の新刊は3月9日に心交社「ショコラ文庫」からリリースの『隣りにいる人』。ちるちるでも多くの支持を集めた、ひのもと先生のデビュー作『遠くにいる人』の続編です! それでは「801 AUTHORS 108」65回目のゲスト、ひのもとうみ先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
2011年発行の『遠くにいる人』という本の続編にあたります。
つきあいはじめてもうじき1年になるふたりのお話と、受の友人のお話の2本立てとなっております。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
受の佐倉治樹は卑屈で後ろ向きな性格ですが、時々、突拍子もない行動に出るところがあるタイプ。
対する攻の小田島達朗は、お坊ちゃん育ちで傲慢な性格。
小田島が治樹への気持ちを自覚したことで、今作はふたりの歩み寄りが感じられるのではないかと思っています。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
つきあって一年を迎えるふたりということで、自分なりに甘々な感じを目指しました。
また、もう1編の話とリンクさせ、2編がほぼ同時進行になるようにしています。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
弟が仕事で時々フォークリフトに乗るので、今回は少しばかりレクチャーしてもらいました。
知りたいことをピンポイントで聞くことができて、有難かったです。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
発行時期が延びたこともあって、とにかくホッとしています。
各所、ご迷惑をおかけしてしまって本当に申し訳ありませんでした。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
レビューやコメントなどで、作品を気にかけていただき、どうもありがとうございます。
前作に引き続き今回も、松尾マアタ先生の描かれた表紙がとても印象的です。
並べて見ていただくと、つきあいはじめて1年近くを経たふたりの関係に、はっきりとした変化が感じられると思います。
内容でもその辺りの変化を楽しんでいただけたらなと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

編集部からのコメント
前作『遠くにいる人』治樹&小田島カップルのその後お話です。
工場勤務の地味で冴えない佐倉治樹と、お坊ちゃんで遊び人の小田島達朗という、まったくタイプの異なるふたりがつきあい続けて1年を迎えます。
あれから少しずつ環境は変わり、治樹には初めての後輩ができて仕事への更なる責任感が生まれ、小田島は以前の傲慢さがなりを潜め尽くす男へと変貌を遂げ…ているのかどうか。
絶対うまくいかないと思うようなカップルが案外うまくいっているのはこういう感じかもしれないという、ひのもと作品特有の、ずるくて正直で臆病で大胆な「普通の人間っぽさ」を楽しんでもらえたら嬉しいです。
そして今回は、治樹の美形の幼馴染み、三津祐二のサイドストーリーも同時収録。
あの男らしい美人な三津になにが起こるのか、こちらも乞うご期待!

続編ではありますが、今作だけでも充分に楽しめる内容となっております。
もちろん『遠くにいる人』を読めばさらに世界観が深まって作品を堪能できますのでどちらもぜひ、よろしくお願いします。

(c)ひのもとうみ/松尾マアタ/心交社

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