ダヨオ先生インタビュー

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ダヨオ先生インタビュー不覚にも感じちゃって…♥余裕最強若造×元バリタチ悪態社長！コミックス『悪人の躾け方』

2021/06/25 17:00

20年バリタチの俺が、生意気な若造なんかを絶対認めてたまるか！

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2759回
ダヨオ／祥伝社／on BLUE comics
コミックス『悪人の躾け方』6月25日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
20年バリタチでやってきた俺・雨津木正継は、雇っている清掃員にいいように抱かれているのが屈辱でたまらない。余裕たっぷりで生意気な、逞しい体躯の若造・針間一郎。ヤツに口説かれ、のししかかられる受け身の快楽は、不覚にも体になじんできてしまった気がするが、ヤツのことなど、俺は絶対認めない。あんな憎たらしい男の手に落ちてたまるかーー。

――作品紹介をお願いします
ド攻めの飄々とした年下清掃員と、彼によってバリタチからネコにされてしまった俺様社長のロマンチックでスケベなラブコメディです。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
針間は甘く苦く溶けるチョコレートケーキを無遠慮に口に詰め込んでくるような愛し方の攻め、雨津木さんはそんな風に攻められているうちに意図せず可愛い姿を晒してしまうようになる強がり受けです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
連載中はシンプルに必ず毎話楽しんでもらいたい…と念じながら毎号やっていました。
年下攻め、年上受け、ラブコメの楽しさと萌えを詰め込めていたらいいなと思います。

あと、スピンオフですがこの一冊だけでも楽しめることと、おじさん受けに特に惹かれていない方にも楽しんでもらえるように萌えを散りばめることを心掛けていました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
190cmと180cmの並んで歩いてたら目立つデカい男カップルがこんなことしてたら良いだろうなあと想像して大ゴマに落とし込むのが楽しかったです。
大変だったことは全部…という感じなのですが、カバーがこの形に決まるまでの道のりです。最高のカバーにするためにデザイナーさん、担当さん、編集部の皆さん、印刷所の皆さんの力を結集してめちゃくちゃカッコ良くして頂きました。

――今作にまつわる裏話はありますか？
当初続編(本作)を描く予定ではなかったのですが、ありがたいことにサイン会やお手紙でたくさんの続編希望のお言葉を頂いたこともあり形になったので、お声を届けてくださった読者さん方に大感謝です。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
一度目の緊急事態宣言の後から始まった連載なので、とにかくずっと家の中にいました。『悪人の躾け方』にはゴージャスなパーティーや高級ホテルが出てくるのに自分は日がな部屋着で作業机にへばり付いていて「とにかく生でキラキラしたものが見たい…」と唸っていました。つらい時はNetflixに元気付けられています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
凄まじい緊張でお腹を壊したりしています。新しい本が出る度にこんなですが治りません…。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
コロナ禍で怒りと不安だらけの苦しい日常が続いていますが、二人のすったもんだがひと時のときめきや笑いになれば嬉しいです。よろしくお願いいたします！

担当編集より
前作『ロンリープレイグラウンド』では、愛人を苦しめていた“悪人”社長だった雨津木さん。
そんな雨津木さんが、超つよつよの余裕若造・針間に、うっかり抱かれてしまったのが「悪人の縛り方」(『ロンリープレイグラウンド』下巻収録)です。
この番外編が大好評！
ダヨオさんに続きをお願いしたら、“悪人”雨津木さんは、若造・針間によって“悪態つきまくりのかわいいおじさん”にツルツルと剥かれていったのです!!!

針間が雨津木さんを口説くたびに、担当は萌え狂って机を爆叩きしておりました……。
また編集部全体でも、校了のたびに「萌えがやばいんですが…!?!?」と大騒ぎでした！

雨津木さんまわりの、ゴージャスなおうちに、かわいいけど気が強い子犬のシャルル、たびたび登場するスイーツたち…など、ダヨオさんならではのおしゃれさもお楽しみに＾＾