ロンリープレイグラウンド 上

lonly play ground

ロンリープレイグラウンド 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神63
  • 萌×257
  • 萌17
  • 中立10
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
25
得点
604
評価数
159
平均
3.9 / 5
神率
39.6%
著者
ダヨオ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784881

あらすじ

薄幸美形リーマン
×
若造スパダリ王子様
vs
調教不倫男


7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す
救済型アダルティック三角関係!


俺、岸野慧介(21)の
バイト先近くのゲイスポットで
地味だけど上品なリーマン・雪文さん(26)
「7年の不倫相手に捨てられた」と泣いていた。
傷心の雪文さんをナンパして抱いてみたら
意味がわかんねーくらいエロい体だわ
わんさか大人の玩具を持ってるわで
〝エッチなお兄さん〟ぶりがやばい…!


だけど翌朝、目つきの悪い元・不倫相手の雨津木が
乗り込んできて、ケンカを売り・売られ。
雪文さんはこの不倫野郎に調教されていたのだ。


はあ?なに好きな相手を支配しようとしてんだよ。
俺は、このてろんとした笑顔のかわいい人を
ただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ!!

表題作ロンリープレイグラウンド 上

岸野慧介 ラーメン屋店員,21歳
才川雪文 雨津木に囲われるサラリーマン,26歳

同時収録作品ロンリープレイグラウンド 上

雨津木正継 雪文を囲っている男,45歳
才川雪文 雨津木に囲われているサラリーマン,26歳

レビュー投稿数25

ストーリー、登場人物、エロ度、全て良し

初っ端から自分語りで申し訳ございませんが、
私は、ビーエルにおける
不倫男や既婚者なのにしゃしゃる攻が
めちゃくちゃ嫌いでやばいのですが、
こちらは若造スパダリ王子様攻が、
不憫だった受を愛してくださるとのことで、
情報を得た瞬間、秒で購入を決意しました。
発売をものすごく楽しみにしておりました。
そして、無事発売日に上下巻まとめて購入することができました。

こちらのレビューは、上のみを
読んだ時点でさせていただきます。


若造スパダリ王子様攻(以下攻1)は、21歳バイトマンです。
まっすぐで、男気溢れ、エネルギッシュ、若くてちんちんがでかい。最高です。
そんな彼が気になっていた色素薄い系リーマン受と、
なんやかんやでおセックスしてしまい、
家を追い出された(というか飛び出て鍵を取り上げられたため帰宅できない)
受と、条件付きですが一緒に住むことになります。
攻1ですが学生時代?ですかね、やんちゃしてたみたいな表現がありました、
(その時に身体にできた傷を受が触ってキャッキャしてるシーン、1番好きです)。

攻1は次第に、受がワケありというのを知っていくのですが、
金持ちっぽい調教不倫妻子持ち攻(以下攻2)が、
自分のいいように受を所有マンションに囲い調教していたみたいで、
受が、彼のおもちゃではなくちゃんと愛されたい、
という気持ちを抱いてしまい攻2の家庭を壊しに行って、今に至る、というこの一連の流れ……。
うーんすごい。ドロドロ。
読んでください、とりあえず……。


攻1は受のことをもう好きになってしまっているので、
受にひどいことをする攻2のところには戻ってほしくなくて、
でも、受が攻2を好きな気持ちも尊重したい、
と思えるところが素敵で、良い子だなあと感動しました。

長くなりましたが、
上の最後は幸せな感じで終わりました。
今から下を読もうと思います。


個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★

読み応え抜群で、各キャラクター設定も良い、
エロ度もありありのあり。

7

愛と支配の三角関係!すごくよい!

最高ーーー!!!
ダヨオ先生の引き出しの多さにビビるしかなかった。
恋愛というものの素晴らしさと恐ろしさが詰まっています!
こちら、上巻のみ読んだ時点でのレビューになります。

刺激物を好む私にとって欠かせないのは悪役キャラ。人間的に少しモラルに欠けた人。
このヒールの存在は作品に賛否両論を生み出しがちだけど、人間を描くにあたって、ある意味必要不可欠だよなぁとも思うのです。
リアルではそういう人は極力避けちゃうけど、漫画や小説やドラマでは、これがないと少々物足りないと感じてしまう。

好みのキレイ系サラリーマン雪文とあるきっかけから身体の関係になり、見かけによらぬそのエロさにますます惹かれてしまった岸野。
そして、既婚者ながら雪文を愛人として囲い、肉体的にも精神的にも支配している雨津木。
受けの雪文を挟んだ三角関係です。

雪文は自分を大切にしてくれる岸野を選ぶのか、それとも7年もの間自分を支配し、生活面では恩もある雨津木の元から離れられないのか…!?

わからない!
わからないから面白い!

自分を大切にしてくれる人を選んだほうが幸せになれるよねーと思うけど、“自分を大切にしない人”を選ぶ人も多いのがリアルな恋愛だと思います。
「愛されるより愛したい」人はたくさんいるのです。
だからこそ、先の読めなさにハラハラドキドキするんです!

って恋愛について謎の力説をしてしまうくらい、この三角関係は面白い。
三者ともキャラがしっかり立っています。

下巻も下巻のレビューも拝読していないので、結末は計り知れないけれど、上巻のこのドキドキをぜひお伝えしたいです。

品のあるキレイなリーマン・雪文という設定ですが、表紙のイメージ通り、快楽に弱い大変エロい受けとなっております。
玩具や特殊プレイで開発され尽くした身体を、この先どうしていくのか…?
果たして雪文は普通のセックスで満足出来るのか…?

雪文には打算のない本当の愛を知って欲しいなぁ。
上巻終わりでは、岸野の愛に触れ、愛の心地よさを知ったような雪文の様子が描かれています。
このまま幸せになって欲しいよ!

とは言え、雨津木もやり方は間違っているけれど、雪文を必要としているのは間違いないんですよね。
家庭より雪文を選ぶような描写もあり、この先どのようにアプローチしてくるのか目が離せない。
岸野との出会いや雪文との関係の変化で、人間性が変わってくる可能性もあるし、本当に下巻が楽しみでなりません!

5

光属性攻めの良さ

上下巻どちらも読みました。
2巻あわせての感想レビューですので、以下ネタバレとなります。



おおまかなあらすじは、闇属性の攻めとの不倫関係のドロ沼に疲れ果て捨てられた幸薄受けが超光属性のスパダリ攻めに出会い救われ幸せになるというお話です。
三角関係ですが3P表現はありません。
ダヨオ先生作品ではベッドシーン多めの作品だと思います。


受けの雪文(現在サラリーマン)は、昔荒れた生活をおくっていたところを会社社長をしている雨津木(攻1/妻有)に拾われます。
セックスは勿論、衣食住の全てを整え・与えられ、雪文は雨津木に夢中になっていきますが、雨津木は相手を性的に調教したり、自分の好きな色に染めてしまいたいタイプの非常に支配欲の強い人間で、雪文は洗脳に近い形で雨津木に調教され依存するようになってしまいます。
そこから7年間も不倫沼に浸かり、愛されずオモチャにされるだけのこんな生活は嫌だ!全部どうにかなってしまえ!と家に押しかけ不倫関係をバラした結果、言うことを聞かないならと雨津木に捨てられ、ヤケになって身体の関係だけを求めてガード下に居たところ、近所の中華料理屋の店員・慧介(攻め2)と出会うこととなるのでした。

不倫の挙句捨てられ、1夜だけの相手を求めていると聞いた慧介は、思わず相手を買って出て雪文の家で1夜を共に過ごします。
翌日たまたま荷物を取りに来た雨津木と鉢合わせし、なんとなく嫌な雰囲気を察知し牽制しつつも仕事に行きますが、(雨津木の思惑で)雪文から電話で呼び出されマンションに向かってみると、そこには雨津木に腕を縛られて攻められている雪文が…
縛りプレイをさせられている状況に引くかと思いきや、大事にしていた人を傷付けるな!と、雪文の手を取り奪うように飛び出し、やがて慧介の部屋で雪文の新しい家が見つかるまで2人で暮らすことに。
2人で暮らす事になった雪文と慧介の関係は?雨津木はどうなる?という感じなのですが……


は〜〜〜……とっても面白かったです……
話の運び方も、キャラクターの過去や内面の描き方もとてもお上手で、不倫ものはあまり得意ではないのですが、なぜかこの作品は一気に読んでしまいました。
元々慧介は、勤めている中華料理屋の前を昼休みに通りかかる雪文に淡い好意を抱いていたので、なんでこんなに可愛い人が辛い目に合うんだ!と、とにかく雪文を溺愛するんです。
途中、散々傷付けられて来たあんなやつもうやめちまえ!と思わず雪文に言ってしまうこともあるのですが、今まで身体的にも精神的にも雨津木に支配されていたものの、雨津木に対してもう愛がない訳ではなく複雑な感情ながらも愛はあるんですよね。
その後、雪文が雨津木の事を好きだった気持ちや今までの過去も全部受け止めた上で、ありのままの雪文が好きだと真っ直ぐに言う慧介がとんでもなく良い男で、ダヨオ先生が描かれる光属性攻めがたまらなく好きになりました…なんて良い子なの……
雪文もいつまでも雨津木に支配されるのではなく、自分を愛してくれる慧介の真っ直ぐな優しさと温かさに触れ、ゲスな方法で自分を囲おうとする雨津木の顔面に思いっきり蹴りを入れてまで決別する勇気を持てるようになりましたし、受付を通るシーンの表情も社員証を投げ捨てるシーンも読んでいてスカッとしました。
雪文は過去の姿を見る限り、彼は気が弱そうに見えて多分結構気が強いですよね…
とらのあな特典のリーフレットで結構いい性格をしているのが垣間見られます(笑)

身体から始まってしまった関係なので、最初から順序をやり直そうと、デートをしたり食事をしたり、ごく普通の恋人同士がするような事をしようと慧介が提案するシーンがあるのですが、ここがとてもさわやかで可愛くて良かったです!!
笑ったり照れたり、ころころと表情が変わる2人がとっっても可愛いんです……
ごく普通のことでも雪文はどれも初体験な楽しいことばかりで、戸惑いながらどんどん楽しそうな表情になっていくのが可愛らしかった…!もっと幸せになって…!!
順序をやり直してからの2人でゴムを買いに行くシーンは初々しくてたまりませんし、ベッドシーンもすごく良いんです…!(慧介は巨根)
雪文の幸せそうな寝顔のアップはぜひ見ていただきたい…
この2人にはこれからもずっと幸せに暮らして欲しいです。
慧介となら間違いなく幸せになれる…


全ての元凶とも言える雨津木は、そもそも不倫の上に雪文を囲っていましたし、ゲスな発言や行動をしたりするので、お好きな方はどハマりするキャラクターだと思いますし、苦手な方は本当に苦手な悪人ポジションのキャラクターかもしれないなと思うのですが…
雪文に蹴られたり、妻には離婚されたり、持ちビルの清掃員の男・針間に狙われていて良いように組み敷かれたりしますので、作中でムカムカしていた方は多少すっきりとするかもしれません。
支配する事でしか愛情を示せなかったのか、雪文への愛し方は歪んでしまっていましたが、針間との相性は良さそうですね…(笑)
自分が優位に立つ立場だと疑っていない年上を簡単にひっくり返す年下攻めがお好きな方に刺さる組み合わせだと思います。
(この2人の短編は下巻後半に掲載されています)


上下巻2冊どちらも読み応えのある作品でした!
なんとなく、もし続きが出るのであれば雨津木のお話かな…?と思うのですが、個人的には慧介と雪文のただただ幸せで甘い続編があれば読みたいなあと思いました。
いわゆるスパダリ溺愛攻め・愛を得て成長する受け・ドロドロ関係からの救済がお好きな方におすすめします!

最後になりますが、上巻と下巻でカバーのあらすじの視点が違うのが良いなあと思いました。
上巻は慧介視点・下巻は雪文視点です。

3

とても良かった!

まずひとこと。
すごーく良かったです。

電子版が配信されて、すぐ購入しました。

慧介の真っ当なところ、「好き」に責任感のあるところがとても好ましかったです。お金持ちの雨津木に囲われている身の雪文、不倫に耐えきれずに相手の家庭に乗り込んだあと、という状況で、本当に慧介が眩かったんだろうな、と。そんな雪文がだんだん慧介にひかれていく流れも、自然でこちらもドキドキさせていただきました。
二人が乗り越えるべき課題はまず雨津木、なんでしょうが、これからどうなるのか、下巻まで一気読みです。

電子特典は第5話ネームでした。

3

雨津木さん。

ダヨオ先生の前回の作品が大好きだったので、今回も気になりました。
下巻の表紙を見ていっぱつで買おうと決めました!神経質そうで意地の悪そうなイケオジ!しゅき…
しかも調教不倫男とな…
しかもキレッキレの若造登場!の帯。
読みたいに決まってる。
雪文を奪われて打ちひしがられた雨津木さんがバーで男引っ掛けて憂さ晴らししようとしたら逆に犯されちゃう下剋上シチュエーション最高でした。しかもまた会っちゃう。
針間✖︎雨津木でスピンオフでもう1話描いてくれませんか?笑
もちろん、本編のケイ介✖︎雪文も素敵なカップルでした。

2

誰にでも 光と闇が

雨津木さんに縄で縛られた雪文さんを見て、なぜ縄に縛られているかでもその状況にドン引くわけでもなく、痛いからやめろって連れ出す慧介くんに、心を奪われました。太陽みたいに眩しい人だと思いました。
でも慧介くんの影の部分もしっかり描かれていて、嫉妬して雨津木さんからの雪文さんへの贈り物を隠したりメールを消したり言葉で傷つけたりと、良い部分ばかりが人間じゃない事を教えてくれます。
スパダリは、悪い事を認めることができ、ごめんなさいって謝ることができる人な気がします。何でもできる人じゃない。

雪文さんのことも暴かれます。人は見かけによらない…淫乱トロトロな一面よりも、やさぐれていた時期に拾われていたことに驚きました。それでも、雨津木さんに恩があり、愛していたことが伝わりました。闇の攻めと言われていますが、雪文さをが雨津木さんに救われた事を思うと、光にも感じるので、雨津木さんにも光と闇はあると思います。雨津木さんを嫌いになれません。

見所満載の作品!
上下巻イッキミがオススメです!!

2

闇から朝の光への疾走感を感じて欲しい❗

うわ~、何だろめちゃくちゃ良いんです!

慧介と雪文の出会いが、夜の高架下なんですがそこからの疾走感がすごい。

雪文が自暴自棄になっていて、慧介とセックスをするのです。
エロさより、流されていく感情とか、どうしようもないやるせなさ、その反面の気持ち良くて仕方ない快楽、雨津木とのセックスの痕跡がズシンと響くようでした。

慧介は、自分の好きな気持ちと雪文に対して初めから真っ直ぐな誠実さが有るんですよ!

もちろん雪文も、慧介の真っ直ぐさ、明るさに惹かれていくのは当然ですよね。

慧介との日常は、まあ普通なんですよね。一緒に御飯作ったり。畳敷きの部屋にお布団敷いて、うたた寝。お布団の上でセックス。

だけど、雨津木に飼育されるように、セックスで調教されて、心理的にも支配されてきた雪文には眩しいくらい真っ当な生活。
気持ちが安らぐんです。

しかし、雪文に執着する雨津木がえぐかった…
調教して、心理的、肉体的にも支配しての快楽攻めは雪文の本質には全然触れてない。

ほんとの、柔らかな愛されたい気持ち、大切に扱う事とはかけ離れていますよ。

慧介が、雪文に対して言葉を掛けるんです。
ぼろぼろに疲れきった雪文をシャンプーして上げながら。
「雪文さんは大事に愛されるべき人だから」「俺は雪文さんが大切だ。好きなんだ」と語り掛けるんですよ。

ここが、雪文が雨津木の支配からの呪縛が解けていくポイントだと思いました。

一夜明けて、泣き腫らした目の雪文が、慧介の寝顔見て、洗ってもらった髪がレモンの匂いがしているのを感じた場面。
ぐっと胸に迫ります。

まだまだ、山場があるのを知りながら、きっと明るい未来があるんだなと予感出来ます。

雨津木の執着がつきまとうとわかりながら、下巻を読み進めたいと思います!

2

語彙消失レベルの神作品。キャラが全員最高〜♡

めちゃくちゃ良い。
間違いなく神作品です。本当に大好きです。全てが。

私、申し上げにくいのですがgoodbadはあまりピンとこなかった人間です。

でも今回、表紙にすごく心惹かれて買ったら、大・正・解…
ストーリー、キャラクター、セリフ、展開、全てが良かった!

ダヨオ先生がインタビューで
『三角関係、濡れ場の多さなど、今まで描いてこなかった要素が多い物語なので、その中で自分が何ができるか考え

①闇をぶち破って行くもの
②受けの身体はうけのものであること

を描こうと決めました』

と書かれているのを読み、最高の理由はそこか!!!と分かりました。

他にもダヨオ先生の考え抜いたこだわりが随所に溢れた作品です。
インタビューも面白いのでぜひ読んで下さい。

ところで語彙力消失レベルの優良作品には「すごい」「好き」「最高」の3ワードくらいしか出てきませんね。

受けが自棄になって軽い気持ちで誘ったら、真っ当すぎて眩しいくらいの男だった攻めの慧介。
慧介の率直さ、男らしさ、カッコよさに読んでるこっちもドキドキします。

そして受けの雪文さん。こ~~んな綺麗でエロエロでピュアな奇跡の受け、存在するの・・・?
慧介が秒で深みにはまるのも分かる。魔性の受け!
「魔性」とは本人は何にもしていないのに勝手に(男の)人生が狂わされる、致命的な人を言うと映画評論家の高橋ヨシキさんが解説していましたが、雪文さんもそうなのでは?と思いました。

しかも美人でピュアで庇護欲を掻き立てる存在でいながら、芯は強い。
この芯の強さがのちに炸裂するシーンは見どころの一つ。
泣きながらトキめいていました。雪文さんの男っぽさが大好きです。

さて、ヒールの宇津木。ハイスペのクズです。
なのになのに、番外編でこうなるんですか最高です・・・

全2巻、好きしかない作品でした。
神に感謝!!!!


1

前作と全然違う雰囲気だけどイイ!

慧介お気に入りのサラリーマン雪文についに声をかけるきっかけが出来たものの、そのままマンションへ直行。

後日雪文の住むマンションに再び呼び出されると別の男(雨津木)が来ていていきなり修羅場に突入!実は雪文は7年間、妻子ある雨津木との不倫関係に耐えきれなくなって雨津木の家に突入したため、雨津木の過程をぶち壊してお仕置きを受けていたのであった…

それでも雪文のことが好きでたまらない慧介は、この不倫関係から雪文を愛することで抜けさせようとする、というお話。

前シリーズとはだいぶ違う作風ですが、雪文がめちゃくちゃ可愛くなっていくのでかわいい受けちゃんが大好きな方は必見です!!!

0

清々しい程の圧倒的光属性、慧介くんの放つ「巻き込まれ上等!」に痺れる‼︎

あらすじ通り。「ただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ‼︎」これに尽きる。尽きてしまう‼︎
身体も性癖も。ただひたすらに「彼=雨津木」のモノにされ。執着し、愛されたいと望んでそれが叶わず。自暴自棄になっていたところに現れた王子さま。慧介くんは、弱冠21歳のフツーの若輩者に関わらず、これは⁈ スパダリ味溢れる王子さま、なのだ。もしくは、困難に立ち向かう冒険者。姫を救う騎士。
清々しいまでの、圧倒的光属性・慧介くんの放つ台詞に痺れます!
「巻き込まれ上等」
「大事にしてた人だろ!傷つけんなよ!」
「俺は絶対大事にする」
「大事に愛されるべき人だから」
一つ一つのキラキラした宝物みたいな言葉。それは雪文さんが初めて貰った温かな、血の通った言葉。
真っ直ぐに心に届く、その素直な心情の発露。

気にかかるのは。慧介くんが、好きで好きで堪らない、美しく可愛い、愛されるべき雪文さんそのものは、まず見た目は雨津木さんが拵えたものだし。その感じ易いエッチな躰も。雨津木さんが仕込んだモノなのだ。雪文さんの本質が変わらぬものであったとしても。慧介くんは、その可愛らしい見た目と、エッチな躰にのぼせ上がった事実は変わらないのだ。
誰かが作った美味しいモノを食べる、ということ。
雨津木さんにしても、丹精込めて仕上げた傑作を横取りされた様なものに違いない。
これは私のモノだからと、思い上がっていて。大事にする事を怠ったから。
彼等が狭い部屋で、2人してチャーハンを作る。そのシーンはまるで。この三角関係に対するアイロニーの様だ。誰かが拵えた料理じゃない。
慧介くんも、雪文さんも。自分自身で、作って食べる。そういう事がもう。出来るのだ。
高級なレストランで供される料理じゃ無くたって。
美味しいね、って笑い合える そんな食事を。幸せを。
老いらくはいつの日も、去るしか無いのだと。そこにペーソスがあったりするんだろう。
雪文さんは、そこまで面倒を見てくれた事に感謝こそすれ、きっと去るのだろうと 予感させる。

王子さまに救われたプリンセスは自分の足で立って生きていけるのか。
可愛いだけにも見える雪文さんの、心の成長も楽しみです。

アメリカの短編小説の旗手、O・ヘンリの「緑の扉」を思い出す。
偶然にただ一つの扉を目指し、貧困に飢えた娘をたまたま助けたピアノのセールスマンの話。
慧介くんも、きっと。確かにロマンスと冒険の真の追求者の仲間に加えてもいいだろうと思う。
恋と冒険は日常に潜むのだ。

6

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