執事に愛される主人の条件

shitsuji ni aisareru shujin no jouken

執事に愛される主人の条件
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
いおかいつき 

作家さんの新作発表
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イラスト
すずくらはる 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784344844322

あらすじ

警備員として働く中垣翔真のもとに、白鳥家の執事・宮路凪が訪ねてきた。凪が仕える白鳥鴻之助は翔真の親戚にあたり、その後継者となってほしいというのだ。 現在入院中の鴻之助を見舞いに訪れる翔真。鴻之助から話を聞くと、白鳥家は旧華族の名家だが、財産は屋敷と土地のみ、使用人も凪だけだという。後継者の話 は断っていいと鴻之助に言われるが、凪にほだされ、屋敷へ向かう翔真。生活費は凪がアルバイトをして稼いでいると知り、なぜそこまでするのか翔真には理解 できない。しかし凪は諦めずに翔真のもとを訪れるように。やがて、屋敷が狙われていることを知った翔真は、凪しかいない屋敷でしばらく暮らすことになるが……!?
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レビュー投稿数1

受けが健気すぎるよーーー!(TдT)

そして、可愛いすぎるよ!!

作者さんも書かれてますが、箱入り執事と真面目な好青年との、心あたたまる可愛い恋愛になるんですね。
王道の萌えが詰まった感じの。

個人的に、いおか先生の作品と言うと刑事ものしか読んだ事が無くて、男らしい受けのイメージが強かったんですよ。
それが今回、控えめで健気でちょい不憫な美人受け。
いや~、いおか先生、こんな可愛い受けも書かれるんですねと。
健気受けが攻めと出会って幸せになるお話が大好きな私は、とても楽しく読めました。


内容ですが、白鳥家縁戚で警備員の翔真×白鳥家執事・凪による、主従もので正統派ラブストーリーになります。

警備員として働く翔真の元に、白鳥家の執事である凪が訪ねてきた所からお話はスタート。
天涯孤独だと思っていた翔真ですが、実は白鳥家の縁戚であり、跡取りが居ないため家督を継いで欲しいと凪から頼まれるんですね。
しかし、当主は入院中で財産も家屋敷しか無くと白鳥家は落ちぶれていて、執事である凪のバイト代で生計を立てていた・・・。
そこに屋敷を狙う悪徳不動産屋が絡んで、凪を守る為に翔真はとりあえず白鳥家で暮らす事になりー・・・と言うものです。

こちら、終始攻めである翔真視点で進みます。
翔真ですが、早くに両親を亡くし、真面目に働く勤労青年です。
超現実的です。
そのため家督を継いで欲しいと言われても、あっさり断っちゃうんですよ。
ただ、常識的で善人でもある為、親戚である当主の見舞いに訪れるんですね。
で、そこで知る白鳥家の内情ー。

う~ん・・・。
こちらですね、キモになるのが受けである凪の、「執事魂」とでも言うんでしょうか。
白鳥家で生まれ育ち、執事としてのみ生きてきた凪。
彼は執事として何とか白鳥家を存続させようと必死なんですよね。
ダンナ様の為に働く事が彼の幸せで、それ以外の道と言うものを想像すらしていない。
そのため、給料を貰うどころか自分の働いたお金で当主の生活費を捻出してたりする。
明らかにおかしいんですよ。
おかしいんですけど、こう、あまりに健気で一生懸命なため、どうにも切なくていじらしくて仕方ないと言うか。

まぁそんなワケで、読者と同じく早々に凪にほだされる攻め。
浮世離れしていて世間知らず二人組(当主と凪)を放っておけず、現在独り暮らしで物騒な凪を守る為に同居する羽目になると言う流れだったりします。

で、この二人の同居生活が萌えるんですよ~。
家財等は売り払ってしまい住める部屋が無い為、凪の部屋で一緒に寝る事になったり。
執事として主人の身の回りの世話をする事が嬉しくて仕方ない凪が、細々と翔真の世話を焼いたり。

凪がですね、しつこいけど健気でいじらしいんですよ。
電気代節約の為にドライヤーを自分は我慢して、翔真だけには使わせようとしたり。
そんな凪に「風邪をひいたら病院代の方が高くつく」とか言い聞かせ、ドライヤーで髪を乾かしてやる翔真。
翔真が普段はキッチリした格好しか見せない凪の、パジャマ姿や濡れ髪にドギマギしてたりするのも楽しくて。
甘い!
甘すぎるなー!!と。

また、凪の感覚と言うのは明らかにおかしいんですよね。
そんな彼に自分をもっと大切にして、「執事じゃない自分」を少しずつでも作っていけるよう、さりげなく誘導する翔真。
執事として生きてきた凪の、その生き方を否定する事は彼を傷つけちゃうんですよ。
だからそれはせずに、徐々に広い世界を見せようとする・・・。
くっ、男前だよ・・・!!
格好いいよ!!と。

で、そんな中起こる、とある事件。
白鳥家の屋敷を狙う悪徳不動産屋に、凪が誘拐されてと続きます。

こちらですね、ちょっとハラハラさせてはくれるんですけど、ここでも翔真が格好いいんですよ。
何てったって、彼の本職は警備員!
ベテラン作家さんだけあり、設定が上手く生かしてあるんですよね。
どちらにせよ、受けの危機に颯爽と助けに現れる攻めは格好いいよ!と。

あとこちら、オチがとても素敵でした。
翔真と出会い、彼に教えてもらった事により、凪の中で変化したものー。
そして、希望に満ちたあたたかいラスト。
大団円です。
やっぱ、こういう幸せなラストって、とても好きなんですよね。
ついでに、エロ少なめながら、初々しい凪が可愛いすぎて最高でした。

7

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