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ズレがあるにも程がある

zure ga arunimo hodo ga aru

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表題作ズレがあるにも程がある

酒口 平(会社員)
八山 一馬(大学生)

その他の収録作品

  • 番外編
  • おまけマンガ
  • 初キスの思い出
  • あとがき・キャラ紹介

あらすじ

大学生の一馬と社会人の平は恋人同士。
平のことは大好きだけど、一馬はキス以上の関係になるのはまだまだ不安…。
そんなお預け状態に痺れを切らした平はあの手この手で一馬を開発し始めたけどーー!?

触りたい…
その……乳首!!!

作品情報

作品名
ズレがあるにも程がある
著者
高岡七六 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
ISBN
9784866533117
3.5

(23)

(2)

萌々

(10)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
79
評価数
23
平均
3.5 / 5
神率
8.7%

レビュー投稿数7

ズレまくりな二人

紙本
修正…見えない描写、トーンぼかし
カバー下…なし
カバー折り返し…プロフ
あとがき…あり

1

ズレてました〜

平さんが趣味で天体を語る動画を配信していて、
その動画の熱心な視聴者の一馬。
歳は離れていますが趣味の合うふたりは課外授業として度々会い、
一馬に一目惚れしていた平さんが募る想いを告白。
付き合い始めたものの、一馬の平さんへの気持ちは尊敬の念が
大きくて、平さんが自分に抱いているように『恋愛』として
みられるのか不安でやや戸惑いもある…
その一馬の気持ちを汲み取って一線を越えるのは
一馬の就職が決まってからと約束して段階的に
紳士的に接する平さん…表面的には、ですが(笑)

あらとあらゆる開発グッズをリュックに潜め
真昼間からラブホへ連れ込んだり、
なんとか雰囲気で持って行こうとしたり
ちょいちょい暴走気味になる平さんにあわあわ
する一馬とのやりとりが面白すぎて。
でも決して無理矢理じゃなく一馬のアウトギリギリラインを
分かった上で仕掛けてくるのがまた絶妙で
一馬も平さんの優しさとエロさに陥落。

そして無事一馬の就職が決まり、念願の…♡
お祝いと称してベタに温泉旅行、すっかり期待して
しまっている一馬の覚醒ぶりが見どころです(笑)
平さんも相変わらずの冷静な暴走がツボりました。
お花が画面に咲き乱れて幸せいっぱいに結ばれて、
ずっと我慢していたので夜通し交わり続けるふたりでした〜。

最後はしっかり平さん寄りにズレ込んじゃった一馬、
これからもふたりのペースで進んで行ってほしいです。

3

初セックス迄のかわいい道のり

付き合ってるけど体の関係はまだない年の差カプのお話。

会社員の平と、彼が趣味でアップしてる天体関連の配信のファンだった大学生の一馬。
直接会うようになって仲良くなり
惚れてしまった平から告白。
あくまでも”憧れの先生”感覚だった一馬は断るけど
「じゃぁもう会わない」の返しに結局付き合うことに。
・・・脅しですやん(笑)

会えなくなるくらいならと、交際をオッケーしたけど
エッチは一馬が就職するまで待ってもらう事に。

ホテルに行ったりおうちにお泊りするも
約束通り「セックス」はしない平。
でも、あれこれ理由付けてエッチなことしようとする姿が
年上なのになりふり構ってない感じで可愛かったです。

就職が決まってお祝いに旅行に来たときは
一馬の覚悟が完璧すぎてエロ可愛かったです♪

0

平さんはムッツリの策士なのだ。

涼しい顔して、平さんはムッツリのドスケベ策士である。それがいい‼︎
趣味で天体を説明する動画を時々UPしていた平さんは、その動画のファンだと言う一馬くんと出逢った時 一目惚れして恋に落ちた‼︎
平さんは当時30歳、一馬くんは大学1年生になったばかり。そして、そういう意味で一馬くんを落としたい平さんの気持ちに追いついていない一馬くん。ただし清いお付き合い(‼︎)はOKしてくれた‼︎
そこから平さんの苦悶の日々が始まる‼︎ といった、何ともジレッジレな可愛いラブコメディ♬

キスは良くて 触るのはダメ、と言われれば『滅茶苦茶にキスしてその気にさせてやる‼︎』と頑張ってみたり。「触るだけ。」と言いながら、ウブな一馬くんが恥ずかしがってる間に乳首を弄り回して吸ってしまったり。勃ってしまったから「(乳首を)吸いながら 抜かせてほしい。」と自分のを扱き始め 一馬くんのお腹にぶっかけてみたり。挿入こそ致さないものの、一馬くんの就職が決まるまでは我慢すると言いながら、あの手この手で一馬くんを翻弄するのだ。うははー。
一馬くんはそれでも『平さんを待たせてしまっている』と申し訳なく思っていたり、平さんを本当に好きになっているので、これくらいはノーカンかな? と自分に言い訳しつつもどんどん侵略を許してしまっているのだ。けど、初めてはやっぱり怖い。怖いのだ。
だから平さんも我慢して、本当に一馬くんの嫌がる様な事はしない。嫌われたくない。本当に好きだから。
この2人の好き同士具合がよーく分かって、ホント、ムズキュンなんです♡
なので、一馬くんがめでたく就職出来て、ようやく本懐を遂げられた時には『やったー‼︎』って嬉しくなりました。エチシーンではベタに花とか散ってるんですが、可愛く喘いでいる一馬くんにはピッタリ!
『ずっと待って大事にしてくれたから。気持ちだけは十分準備出来てたんだ。』と、初めてのエチで気持ちよくなってしがみつく一馬くんがとっても可愛いです。

2人の就職先は同じで、趣味の天体とは関係無いところらしいんだけど、平さんはスーツを着ていて、一馬くんは作業ブルゾンを着ている。何のお仕事なのかはちょっとだけ気になりますね。
部署が違うので、平さんは一馬くんの同期に牽制かましていたりして忙しそうです。
社食で時々一馬くんと一緒になるのがひとときの癒し。
ところで就職が決まって、一馬くんは一人暮らしを始めます。えー⁈ 一緒に暮らさないの⁈ と、ちょっとだけビックリしました。そろそろ同棲しても良いかと思うー。

一馬くんが平さんを見初めた天体動画にも触れていて、ちょっと笑えます。20分動かない動画を見続けてる(釘付け⁈)なんて。それはもぅ運命の出逢いだよね♡

0

【ベテランの貫禄】高岡先生久しぶりの新刊

高岡先生久しぶりの新刊と聞いて買わずにはいられなかった。

今回神評価なのは私が先生のファンで、絵柄が好きで、年の差体格差が大好きで、アホエロが大好物だから、という贔屓目が多分に入っている。
しかしそれを抜きに見ても完成度が高い作品だと思う。

出だしから表紙の二人は付き合っていて、いきなりの「これからセックスします」宣言。

出会いであったり、恋愛の葛藤であったり、心の繊細なやりとりは大幅カットし、この本一冊丸々かけて、二人の「初エッチ」をテーマにアホエロがひたすらジェットコースターのような勢いで進んでいく。(ディズニーランドで例えるとガジェットのゴーコースターくらいなのでご安心を)
小気味よく入るギャグも普通に面白く、メインのエロを邪魔しない程度に読者を温めてくれる。
肝心のエッチシーンも濃厚すぎずライトすぎずだが、やることはしっかりやっている。

一話は丸々使ってキス→二話も丸々使って乳首いじり、とかなり初々しくプレイの段階を追っていくので(ただし表現は濃厚)、最終的に二人が合体したシーンでは謎の感動があった。

それにしてもこの本の魅力は一馬きゅんの途方もないかわいさに集約されていると思う。ころころと表情を変えつつ恥ずかしがったり怖がったり…エッチシーンのトロ顔も必見だ。

常識人のような顔をしてかなりぶっ飛ばした思考の平も魅力的で(えっそこでアクセル踏むの?みたいな)、一馬のかわいさに取り乱す姿は笑えるが、しっかり決めるところは男らしいスパダリ感を発揮してくれて安心する。

高岡七六さんのベテランらしいバランス感覚の良さが発揮された作品だと思う。
一馬きゅんかわいいよ一馬きゅん。

7

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