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女性ルキさん

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天使に幸あれ

申し訳ありません。物語についてのレビューではないです。
でもどうしてもこれだけ書きたくて…。
(物語の素晴らしさは言うまでもなく)

あのですね… 天使の羽根の描き方がうつくし過ぎる…!!!

躍動感があってふわふわしてて、う~む…何とも名状しがたいこの流線美。
芸術的です。ず~~~~~っと眺めていたくなります。
どのコマに描かれた羽根も今にも動き出しそうなんですよ。
デフォルメされていながらこの迫力。羽根の骨組みと可動域をしっかりと理解していて、それを的確に描き出せる技術に拍手!

触ってみたい。幸紀みたいに背中をペチペチされてみたい。笑
みたいなことを考えながら一コマ残らず食い入るように眺めてしまいました。
そんな感じで、はらだ先生の表現力の高さに魅せられた次第です。

末筆ながら、今まで見てきた物語の天使の中で
いっっっちばん可愛い天使。キミのそばに"幸"あれ!

拙文にて大変失礼いたしました <(_ _ )>

猫の恩返し▲▲


初読みの作家さんです。
表題作の他に短編が一つ収録されております。

買おうか迷ってたんですが、あっさりめの絵柄の中に感じる安定感。
お話も起承転結の四本柱がしっかりしていて、とても読みやすかったです。


◆『俺があんたを好きなんじゃない!』
◆『俺だけが好きなんじゃない』

表題作のこちらはちょっと切ないほっこりファンタジー。

事故に遭って死んでしまった洋一(攻め)の飼い猫 "もも"。
偶然そこに居合わせた 公(受け)の身体に "もも"が入り込んでしまいます。

ももを助けようとした公も入院しますが、幸い軽傷で済み、数日で退院。
ある日、ももと会った時に感じた甘くて美味しそうな匂いが道のどこからか漂ってくる。
その匂いを辿っていくとそこは料理教室で、中を覗くと見知らぬ一人の青年・洋一が生徒達に微笑んでいた。
洋一の姿を目にした途端、なぜかその場から動けなくなってしまう公。
公の姿を見て教室から出てきた洋一にハンカチを差し出され、公は自分が涙を流していることに気づく。
恥ずかしくなって早くここから離れたいと思うのに、離れるどころか、今度は無意識に抱き付いてしまった。
洋一の戸惑った声で我に返り、慌てて逃げ出そうとする公だったが、洋一はその腕を掴んで「甘いものは好き?」と優しく公に笑い掛ける。


ざっと始まりを書きましたが、全体を通してほんのりと切ない中に深い愛を感じるやさしいお話でした。

入れ替わり・憑依系のお話は、乗っ取った側が本体を振り回して好きな相手に猛アタックしたり、
関係性を引っかき回したりしちゃうイメージでしたが、ももはご主人思いのとっても良い猫ちゃんでした。

この作品では、公の身体が完全に"もも"に操られてしまうわけではないのが良いですね。

公の意識や人格はしっかりと持ちつつ、
料理教室の講師として働く洋一の甘い匂いや声や
洋一の特定の行動等がファクターとなって、
時々ひょっこりと"もも"が、公の意思を強く突き動かすカタチで顔を出します。

主なファクターは、洋一の涙。
そのため、こちらの作品では洋一がよく泣きます。

攻めが泣くのを嫌う方もきっと居ますよね~…でも、女々しい泣き方ではないですよ!
(…でも、ももが洋一の慰め方をよく知っていたということは普段から結構泣き虫なのかな?とも予想できますね)

洋一には学生時代に手痛くフラれた過去があり、
それから誰とも付き合うこと無く、ずっとももと二人で暮らしていたんです。
そんな折、ももが突然亡くなってしまった。彼の心境を慮ると、止むを得ないように思えます。


公の口からももの死を告げられて洋一が涙を流す場面があるんですが、
すぐさま反応してペロペロと頬を舐めて慰めようとする"もも"の姿に、涙腺ガバガバな私はかなりウルッと来てしまいました。
洋一のことが大好きだったのが伝わってきてダメです。
レビューを書くにあたって読み返したんですが、
「──ああ 帰ってきた」の場面でも涙が…。うおお。。

"もも"は、洋一が一人で寂しくないよう、公を連れてきたのかしら。
公が洋一のことを好きになってくれたから、ようやく安心して離れていったのかも。
そう考えると、ももの健気さや、最後の忠義心にどうしようもなく心を打たれてしまいます。


…と、"もも"にばかり感情移入してしまいましたが

忘れちゃいけない!
これはBLだァー!!

大丈夫ですよ、ちゃんとBLしてます。

ぽっかりと空いてしまった"もも"の隙間を公が埋める形で
洋一と公は一緒に過ごすようになり、お互い惹かれあっていきます。
短編を一話挟んだ後で二人の初エッチもしっかり描かれていて、私は大満足でした(≧艸≦*)


表題作を読んでいて何より凄いと感じたのは、ファンタジー設定なのに違和感が少ないことでした。
「いやぁ~それは無理があるぞお」と読者に思わせない、自然な流れの作り方がお上手です!



◆『彼氏は恋人未満』

二つ目のお話は大学生×サラリーマンのコミカルラブ。

一見チャラそうに見えて実は律儀で真面目な大学生・獅子男
エッチが原因でいつもフラれてしまう平凡サラリーマン・游斗


游斗は自分の住んでいるアパートの隣人をヤリチン野郎だと思っていた。
何故なら、毎晩のように隣からそういう声が漏れ聞こえて来るから。
ある日の朝、游斗が目を覚ますと隣には全裸の男の姿。自分も裸。
昨晩のことを思い出そうとしても泥酔していて何も覚えていない。
隣で寝ていた男は「獅子男」と名乗り、「あんたのお隣さんだよ」と言う。
しかも、「セックスは付き合っている相手としかしない」と言う獅子男と游斗は今、お付き合いをしている状態らしい。
突然始まってしまった二人の交際に設けられた期限は一週間。
獅子男と游斗の関係はどう変化していく…!?


明るいワンコ攻めと素直じゃない受け、大好物です~。
設定自体は割とよくあるパターンなんですが、読んでいて普通に楽しいと感じられるのは、単純に作者様の漫画の描き方がお上手だからなんでしょうね。
ちなみにこちらの短編はエロなしです。

それにしても髪切った獅子男がイケメンだ~!
犬感が増して好みです♡


以上、拙いレビューを失礼しました。

買ってよかったです(*^▽^*)

接客モードじゃ足りなくなったら、それは恋だ!

う、うつくCーーーーッ!!
筆致の美しさも然ることながら内容も◎!
キュンキュンし過ぎて心臓イテテテって
悶えまくってしまいました_:( _ ́ω`):_

読み始めてものの5分で
斉藤さんのあまりのイケメンさに思考能力が頭からスポーン状態でしたよあたしゃ。

もう毎度、中田アキラ先生の作品を読むたびに思いますが、この絵のクオリティの高さに圧巻です。
絵だけで言ってしまうとBL漫画家さんの中で一、二を争うくらい好きかも知れません。
とにっっっかく整っているんです。
作画崩壊? アリマセヌ!!
好き過ぎてベタ褒めしてしまいますが、
こんなバランス良く端正な絵をマンガの一コマ一コマに量産できるってスゴいですよね。黄金比に惚れ惚れします。


さて、「恋する鉄面皮2」の本編ですが
今回は前巻でメインCPだった夏目と北川の同僚・富田さん(黒髪・受け)と、
富田さんの行きつけのバーの店主・斉藤さん(金髪・攻め)のお話がメインになっております。

夏目と北川もチョイチョイっと登場しますが、今回は富田さんのキューピッドポジションで、
北川×夏目のイチャイチャが見たかった…という方にはちょっと残念かも知れません。

「付き合ってねーけどやることやって、好き合ってるからセフレでもねー」
という中途半端な関係の夏目と北川を傍で見ていてモヤモヤする富田さん。
「俺にゃ理解できねーわーー」と斉藤さんにもらすと
「なら、同じようなことしてみますか?」と斉藤さんから誘われ、
好奇心に負けて裸のお付き合いを試すことから始まります。

あらすじには『体を重ねたら相性は最高』と、あっさりヤったみたいに書かれていますが
すぐに最後までしてしまう訳ではなく、ある程度ちゃんと時間をかけて繋がりますよ!\_(^ω^´ )コレ重要よね!!
斉藤さん側は富田さんへの明確な好意があっての誘いです。
手に入れたいと思いながらも拒絶されないように自制して、少しずつ慣らしてあげるって過程!DAIJI!!
でも、今思うと作中にはそこまで「相性が良い」という表現はなかったような…?
気持ち良さそうではありましたけどね(*´▽`* )

一貫して言えることは、斉藤さんが終始イケメンで眼福極まれりということ。
エッチシーンも濃厚ではないけど斉藤さんの顔がアップになるたびグハァーッアリガトウゴザイマハァァーッッッ!!!!ってなります。
富田さんを見る時の目つきと表情が物凄~~~く雄でエロいんですよ。
虎視眈々と獲物を狙ってる獣の顔なんです。
タ、タマラーン…!!!!"⊂( っ*`-´)っ"
私はこのエロい顔だけで部屋の左隅から右隅まで悶え転がれるゾ~!!
程よく筋肉がついてがっしりした体格も非常~に目に良かったです。視力あがりそう。


そんな斉藤さんが ・・・!
実はバツイチ子持ちという設定は完全に予想外でした。
ほおおー…。…まあ、そうか。実際にそういう事も有り得ますね。
子どもに会ってみたいという富田さんの希望で斉藤さんの元嫁さんと3歳の息子くんも登場します。この展開にも驚いた。
富田さんが子煩悩でほのぼのしましたが、会っても平気なのか!? 元嫁さんと。
そりゃあ聞くのと見るのとじゃ大違いヨ。胸に刺さるものがあるだろうね。
元夫婦だった二人を目の当たりにして、実子にパパって呼ばれてる姿を見るんだもの。。。
ミステリアスな斉藤さんが元嫁さんの前ではいつもより自然体で普通の人に見えて、
一緒に過ごした年月の差に打ちのめされてしまうかもしれない。
そんな想像もつかないほど、富田さんの恋愛遍歴が浅かったって事なのか。

案の定しんどくなって泣いて、こういう関係は自分に向いてないって楽な方へ逃げようとする富田さんに
「離したくないな…」って言った斉藤さんの顔ォォォォォォォッヒョ(∩///ω///c)オォォォ↑↑
ここで一人称が"僕"から"俺"に変わるのも筆舌に尽くし難い爆撃力。
接客モードと自然体を使い分けるとか本当にズルい人だよ。(褒めている)

その後、引越し作業でイチャイチャする斉藤さんと富田さん。
少ないけど夏目と北川のイチャイチャも見られますよー。
この辺りからは是非とも、書籍を買ってお楽しみください(*´∀`*)ノ

読み終わった後に改めて表紙の斉藤さんと富田さんを眺めてみると、カワウソをぎゅってしてるゴールデンレトリバーが思い浮かんで微笑ましくなります。笑
富田さんは三白眼寄りでイケメンではないかも知れないけど、ニコニコしてて愛嬌がある人なんだろうナァ~。
接客する側が楽しくなっちゃう人ってたまに居ますけど、たしかに良いですよね。
カワウソ似か~本物のカワウソも愛嬌たっぷりで可愛いですもんね!三┏( *^o^*)┛|水族館

ということで、目と心の保養成分たっぷりで至高の一冊でした。
ちなみに、一巻未読でも問題なく読める内容だと思います!
気になった方は是非読んでみてください♪

もっともっと!沢山の方に読まれてほしい良作

二つのお話が収録されていますが、
表題作がめっっっちゃくちゃ良かったです!
\\オス┏( `ω´ )┓スメ//です!!


◆『サハラの黒鷲』
まず素晴らしい点として挙げたいのは、ストーリー性とエロパートの見事な両立。
物語も完成されていて、エロパートもめっちゃエロい。
マンガを読む上で何を重要視しているかは人それぞれだと思いますが
物語とエロ、この2つが両立されていてイヤダワ!と言う人はまず居ないでしょう。
おまけに五月女えむ先生はイラストも綺麗なんですよ!
ならばこれを良作と呼ばず、一体何が良作なのか…!

登場キャラの性格が良いのも魅力的です。
他のレビュアーさんも挙げられてますが、何と言っても主人公である黒鷲の気品がイイ。
どんな暴力にも決して屈しない気高さ。
どんなに蹂躙されても穢されない高潔さ。
奴隷商人という肩書きでありながら、売られてきた者達を我が子のように想い、
自らが傷付く事も顧みない心優しき一族の長。
そして、人一倍敏感で感じやすい身体の持ち主。

誰にも媚びず凛とした顔が、後ろを攻められるとたちまち蕩けてグズグズに…。
涙目で唇を噛みしめながら嫌だやめろ殺すと言う上の口とは相反して、下の口にアレを突っ込まれると太腿をブルブル震わせて感じまくってしまう。
読みながら「こういうの嫌だって人いるのかな?」としみじみ考えてしまった。
私は大っっっっっ好きなんですよね。
イヤイヤ言いながらトロトロに感じちゃう強気受け。
ええぞー!もっとよがり泣けー!という気持ちにn(語ると長いので割愛)

アルキルもいい男でした。
好色漢っぽいな~っという第一印象でしたが意外と分別があり、黒鷲に一本気。
アルキルの精液には〇〇効果があるので中に出ししまくりなのもこれまたエロい…。
でも、黒鷲には効かない。効かないのに黒鷲はめちゃくちゃに感じてくれる。
今まで精液を与えて半日もすれば誰でも従順になるのが当たり前だったアルキルにとって、それが物凄く嬉しかった。
体を張って黒鷲を護るシーン。そんな事したら義理堅い黒鷲は落ちるだろうなと思ったよ…!
そこから少しずつ黒鷲はアルキルに心を許すようになって……真名を教えてあげるシーン、アルキルが無邪気に喜んでて私も嬉しくなりました(*´ω`*)
口元の艶ぼくろも良いですね♡

ペンダントをつけてあげるシーンの伏線は正直予想通りとは思いましたし、
目新しいストーリーという訳ではないんですが、読後の充足感は最近読んだBL書籍の中でピカイチで『レビューを書かせていただきたい!』という気持ちになりました。

アラビアン・褐色・黒髪・長髪・ホクロ・監禁・調教エッチ etc
総合的に見ると物凄い萌え要素の集合体ですね。笑

ンアーッここで終わるか…、という終わり方だったのでもしやと思いましたが
「続きを描かせていただきました」と後書きに書かれていて大歓喜 (嬉´Д`人´Д`嬉)
出版社さんんん!是非『サハラの黒鷲』のみで一冊まとめた単行本を出して頂けませんかね~~っっっ。
そしたら紙の本で買うし迷わず神棚行きなんですけど……
|ω・`*)チラッチラッ

◆『BL of the space ♂』
表題作とは全く毛色の違ったお話ですね!
食事すら水と塩と砂糖で済ませるほど面倒臭がりな受けと、
それを気にかけてお世話してあげるオカン系攻めのCPです。
そんな二人の元に、ある日タコみたいな姿の宇宙人が襲来!
その宇宙人は地球のBL文化について研究していて、成果を挙げなければ星に帰れないと言い出して…。
こういうコメディテイスト×ご都合主義のエロは……個人的にやや苦手分野で、主に宇宙人の性格があんまり好きになれず…!
んん…なんて表現すれば良いのか…。
このくらい強引じゃないと話が進まないことは分かってるんですけどね。
何が悪いとかではなくて、私の好みの問題。
私みたいに頭が固くなくて、ドラ〇もんみたいな感じで都合良く便利な道具が出てくる展開を楽しめる方なら「めっちゃいい♡」って評価になる作品だと思います。
でも、エロかったし受けの太一くんも可愛かったですよ!
エロシーンの描き方がお上手で本当に気持ちよさそう(つω`*)

五月女えむ先生の作品で初めて読んだのは「腹上死しましたが何か?」で、
その後、主に黒髪受けモノを何冊か読ませて頂いてますが今のところ全部好きです♪
黒鷲の続編と、これからの作品にも期待しております( *´▽`* )ノシ⌒♡

「俺もずっと見てたから」

レビューが無いだと・・・!?
昨日読んだので、拙いですが書かせていただきます!

こちらの本は電子で購入しました♪
全部で3つの作品が収録されています。

◆『いびつ、愛しき、ひみつごと』(電子:となりの、いとしいストーカー)
表題作は4本立て!(+描き下ろし1話)
あらすじの通り、受けはちょっと変態性癖持ちの大学生です。
バイト先のカフェにいつも来てくれるイケメン攻め様の使用済みストローや口を拭いた紙ナプキンをこっそり持ち帰ってオカズに。
元々そういう性癖の持ち主だったのか、攻め様を想い過ぎたあまり開眼してしまったのかは分かりませんが、こういう後暗く疚しい行為って創作物として客観的に眺めている状態ではとても萌えますねえ(ง *˘ω˘ )ว
対する攻め様。優しい笑顔が似合う爽やか好青年………いえいえ。以下から盛大にネタバレします。
はい、攻め様もちょっと人には言えないクセをお持ちの御方でした。
引越しの片付けを手伝う名目で受けの家に上がり、盗聴器をセット。
一緒に冷蔵庫を買いに行く約束を取り付け、流れるようにアドレス交換も済ませます。
「弟みたいだ」と受けを可愛がりながら距離を縮めて、「似てたからつい買っちゃって」とか言ってカメラ入りぬいぐるみをプレゼント。
これを毒気の無いキラキラ笑顔の好青年がやるというのがポイント高いですよね~~。
私は盗聴盗撮しちゃう系のストーカー攻めが大大大好きなので読みながら「キタコレ」連呼してしまいました。笑
一冊丸々表題作でないことを残念に思いつつ読み始めましたが、お話は4話でよく纏まっていると思います。攻めが盗聴や盗撮をするようになったキッカケの掘り下げもあったし、下手くそでも純粋で真っ直ぐな受けの愛情表現に攻めが感化されていく過程も好きでした(* ゚Д゚*)b
エロ度は中の上くらい。隠しハメ撮り中に「見ちゃだめぇ…っ」って喘ぎながら受けがイくのってなかなかエロいなと感慨。その隠し撮りを後々攻め様がどう使うのかってのを想像するとね…ソロ活動がものすご~く捗りそうじゃないですか(-∀-*)ムフフ
題材のわりにドロドロしたストーリーではないので、サクッと背徳系BLに萌えたい人にオススメします。
最後に、作中で明かされず気になった事。
「攻めの家が受けの引越し先の隣だったのは偶然か」
「受けにあげたお古の電子レンジにも何か仕掛けがあったのか」
青柳さん、まるで何も知らなかったように隣の部屋から出て来ましたけど……いやいや、まさか、そんな…偶然受けと同じマンションで、偶然お隣に? そんなワケないですよね(⌒▽⌒)??笑
あと、受けの顔のにあるホクロ。泣きぼくろや艶ぼくろなんかはよく見ますが、あえてこの珍しい配置。先生のフェチシズムを感じます。ホクロ、良いですよね♡

◆短編『マイ・フェア・バージン!』
売れっ子モデル攻め×元ダサ男の童貞受け
幼なじみの二人。中学生の頃の攻めのとある発言をキッカケに自分の身だしなみを整えなくなった受けだったが、大学生になったある日「俺も格好良くなりたい」と攻めに自らのイメチェンを頼んできて…?
イメチェンした受けが大学の女子達にウケ始めて、攻めが「俺のモノなのに!」と焦って告る王道系なお話でした。
好きな人の為だからってあんなプリントの服を着れるなんて時生ちゃんはすげえ。ダメージジーンズがいい味出してた。

◆短編『LIP』
中性的な容姿の攻め×眼鏡マスクの地味受け
コンプレックスの赤い唇と歯列矯正の器具を隠す為に学校でいつもマスクをしている受け。
ひょんなことから攻めがその事を知り、受けの唇を褒めると翌日受けはマスクを外して登校してきて…。
特に歯列矯正の器具フェチではないんですが、漫画やイラストで見るとドキッとするのは何なんでしょうね。へそチラみたいな感覚なんだろうか。。。
個人的には、「早見冬次郎」なんていう古風で男らしい名前の素朴な男子の唇が人より赤くて色っぽい、という設定に萌えました(*´▽`)

全体的に読んでいて思ったのが、擬音の描き方にもう少しだけ拘ってみたりしたら、もっと紙面が華やかになって迫力が出そうなのに勿体ないなぁと。

もしこれが自分の性癖に引っ掛からない普通の恋愛ストーリー3本のコミックスだったら評価は萌~萌×2だったんですが、
表題作の攻め様がクリーンヒットだったし、大好きな黒髪短髪受けだし、また読み返したいので神評価にしちゃいます(∩*^o^*∩)♡

待ってましたリターンマッチ(*´▽`*)

ゲス顔が似合うクールな一匹狼。でも実は甘えたで寂しがりな 才原 帝(攻め)
×
コワモテなのに中身は純情で童貞の 南 京介(受け)
受け攻めの性格とビジュアルがストライクでお気に入りの作品だったので、
こんなに早く続編を拝見できて嬉しかったです((o(*>▽<*)o))

展開は王道。ですが、南のツッコミ体質のおかげで笑えるし、コマ割りも分かりやすくて話のテンポがイイですね。
元から丁寧でキレイな絵も、2巻で更にキレイになっていると思いました♪
ただキャラをデフォルメする時など、展開と表現の仕方がやや単調気味かな…?
もう少しバリエーションがあったらもっと面白い!!
エロ度は1巻よりもやや低めですが、今回は乳首攻めに萌えました(♡´▽`♡)
普段の表情とエッチ中の表情にギャップがあるのもGood!

今回、当て馬役として司くんが登場します…が、私はあんまり好きになれなかったm(>_<)m
敵視する相手の大切なモノを奪う為に、好きでもない相手に言い寄るなんて、何故そんな誰も幸せにならねーことをするんダァーッ!?ヽ(´Д`;)ノ
とモヤモヤする一方で、でも南が才原への気持ちを自覚するにはオイシイ展開だな…!!と心の片隅でにんまり。。。ふ、複雑だ!!
結局最後まで彼のことを好きになれなかったんですが、もしこの先、司くんと南のお兄ちゃんのスピンオフがあるなら、また印象が変わるかな?(艸д゚*)チラッ

中盤、才原の過去が明かされます。
才原のお母さんが一番ゲスだなあ。
だから才原は、母親から貰えなかった分の愛情を他の誰かに対して無意識下に求めてるんでしょうかね。
口から出るのは「くだらねぇ」「アホらしい」。でも、本当は寂しいし構ってほしい気持ちが、才原の挙動のそこかしこに散りばめられている…。
エッチの時にキスばっかりしてきて、一人でいるのが嫌で事務所や南の部屋にばかり来る才原が…私は…スキダ!!
ゲス顔なのに可愛いなぁ。南にもっと甘やかされておくれ(っ*´∀`*)っ

そして、ラストまで読んでビックリしたのが
南、ここまで来てもまだ恋人と認めないんかーぃ!!ヽ(>Д< )/ズコーッ!! 笑
毎度あんな蕩けた顔でエッチしておいて……意外と頑固なのね。

…ということで、今度は南が才原に好き好き言っちゃう続編を乞うご期待!!
という事でしょうかね(((*´艸`*)))wktk

あと最後に。作中に出てくる映画のタイトルに笑っちゃいましたwww
はんぺんのゾンビめっちゃ弱そうだな…私も見てみたいです(≧∇≦*)ww

嘘から生まれる愛もある

二人とも幸せになってよかったワィ!
ウオォ。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。ォオン

始まりから終わり間近まで仄暗く、精神的に報われない辛い部分もあるんですが
読後は「ハァ〜、えがったえがった…(*´Д`*)=3」とほっこりした気分になれました。

他のレビュアーさんも仰られてますが、
電子版限定の描き下ろし「ふわとろの日々」は読む価値アリアリのアリです!
暁良の「……へへ」の笑顔、必見…!
媒体にこだわりのない方は電子版購入を超オススメします。
(ノシ `・ω・´)ノシ 是非是非!!!

こういう、「欠けている部分を互いに補いあえる関係」というか
お互いが与える者であり、与えられる者である…っていうギブアンドテイクな出会いっていいですよね~((∩*´∀`*∩))
パズルのピースがパチッと組み合わさった時みたいな幸福感めいたものが味わえて凄く好きです。

誰かに「おかえり」と言ってもらえる喜び
庭に咲いた花を見て「きれいに咲いたなあ」と言い合える喜び
二人で感じていけばいいさ!幸せにな!あばよ!!と手を振りたくなる一冊でした。笑

ただ、見ず知らずの他人を亡くなってしまった弟と思い込んで家に連れてくるって現実的に考えるとなっかなかに病んでる状態だと思うので、リアリティには欠けるかもしれませんねw
まあその辺りは"フィクション"ということで、私は楽しめました( `・∀・)b

…ところで。暁良は何歳なんだろう。。。
これから就職とかするのかしら〜( ˘ω˘)?
今まで上膳据膳なヒモだったけど、薫のために頑張るぜって奮起する暁良が見てみたいナ。

あと、相変わらずエンゾウ先生の後書きが面白くて好き!です!!

おかわりお願いします!(ややネタバレ有り)

大学の夏休み限定で旅館の住み込みアルバイトに来た桔平(攻)と、旅館の後継ぎである本条(受)。
面倒を見てくれる本条と接するうち、桔平は本条に恋心を抱くようになる。
しかし、本条にはずっと片思いをしている相手(男)がいて、心の中にはまだその男の存在が見え隠れしている。
そんな中、桔平は本条に好きだと告白するが「悪い…オレ年下は…」という口上でフラれてしまう。
一ヶ月間のバイト期間が終われば本条との接点も無くなってしまう…。
本条には「気持ちの折り合いくらいは自分でつけますよ」と言ったものの、そう簡単には諦めきれない。
果たして、桔平は本条の心を動かすことが出来るのか。

- - - - - - - - -

いる。イルヨッ!
初対面なのに、妙に気になって目で追ってしまう人。
仕草とか声とかしゃべり方がやたら心の琴線に触れてくるなあこの人、という出会い。
私もそんな体験が何度かあるので、桔平君の気持ち分かるよ…!
( 本条さんみたいな人、初めてだ )
アーうん、それはつまり恋ね。ウン、ウン…いいワ…凄くいいワ…と完全にオバサン化しながら読み終えましたね…。

特筆すべき点は、本条に惹かれ始めて恋に落ちる桔平の様子の丁寧な描かれ方でしょうか。
台詞ではなく、キャラの仕草や身体の一部で感情を表していて、細部までとてもよく描き込まれてます(*゚▽゚*)
自分には無いものを持っている人に心を奪われるかぁ〜。
必死な桔平を見てたら私も恋がしたくなってしまった…。

さて。そんな桔平君はわりと早い段階で本条に好きだと告白するに至りますが、
グイグイ!押せ押せ!の年下攻めではなくて、ちゃんと「待て」ができるお利口な年下ワンコです。
表情は豊かじゃないけど、好きですアピールは要所要所に!ちゃっかりと!抜け目なく!入れてくるあたり可愛いですw
最後の桔平のひと押し「俺を選んでください」からの「…参ったな」はグッと来ました…d(*>ω<*)♡
頑張って買ったバイクの後ろに今度は桔平が本条を乗せるんでしょう。
桔平がバイクを買った理由、本条が見てきた片恋相手の背中を自分の背中で上書きしたい…!自分に惚れさせたい…!とかだったらめっちゃ健気だナァ〜〜(萌)
性欲もそれなりにありそうだし我慢してるんだろうナァ〜と次から次に妄想が捗ります〜(〃ノω)σ|

あと、本作、エロなしですがストーリーとキャラの心情重視でとても好印象でした。
大人の事情で無理やりエロ捻り込みました…というのが伝わってくるとどうにもこうにも冷めてしまうので、やっぱり流れや情緒を崩さない終わり方って大切だ~。

…いや!でもぶっちゃけエロ好きですしBL読むからにはエロ見たさって気持ちがあるのは私だけじゃないはずだゾォ〜!?(*゚Д゚≡゚Д゚*)
なので是非、続編をォー!よろしくお願いしますー!
この一冊を経て!からの!
お待ちかね桔平と本条の初めてエッチが見てぇっす…!!
おかわりオナシャス!( *`・ω・´)ノ バッ
何よりもこれを一番書きたかった…。笑

それと、初読みの作家さんでしたがトーンの貼り方が独特でした。
絵柄に合っているというか、趣があって良いと思います!d(´∀`*)

そんな訳で、惚れた年上受けに頑張って好きですアピールする年下攻めを見たい人にオススメな一冊でした♪♪

いつか続編が読めますよーに(*´□`人)

期待以上です\( *´▽`* )/

本当に映画を見ているような世界観に、冒頭から終わりまで引き込まれっぱなしでした。

う~~~ん、桜田先輩シリーズを読んだ時も思いましたが、やっぱり上手いです。
物語とか話の運び方とか、「はぇ~」と口から溜め息が漏れるくらい。
多分マンガを物凄く描き慣れている人だこれ…
マンガを描く為に生まれて来た人だ(!)…
というのがヒシヒシと伝わって来ます。
そして絵がキレイ。どのページを開いてもキレイ。
逆にどうしてこんなにキレイなんだ!?と思えるくらいキレイ。
私こういう絵柄ダイスキです。笑

分厚い単行本でしたが、あっという間だったなぁ~。
終わりに近づくにつれて、あぁ~嫌だ~っっまだ終わらないでくれ~っ!とジタバタしました。でもとても良い終わり方。
二人のその後が気になる所ですが、…うん、脳裏に思い描けます。NYのどこかで慎ましく幸せに暮らしているテオとオズの姿。
きっと何年経ってもカバー裏のイラストの二人なんでしょうね。

はぁ~しかし普段甘えん坊の大型犬のくせにいざと言う時は底無しの包容力で心も体もすっぽり包み込んでくれる攻めって良いなホント、と改めて実感。
テオの見た目からしてゴールデンレトリバーって感じで最高です。笑
オズも擦れて斜に構えてるけど根は優しい男前。テオとエッチしてから他の客と寝なくなったって所もイイ。
オズなりに頑張って生きてきたから、これからテオの愛情に一杯包まれて幸せになってほしいな。
この二人が出逢えて良かったなあぁぁ。

私は基本的にBLは黒髪短髪受けにしか食指が動かない…という少しだけ特殊な読み手なのですが、吾妻先生の作品ならそういうの関係無く読みたいです。
「吾妻先生の創る物語が好きだ」と気付かされる、とても素敵な作品でした。

ギャグ要素強め、エロ無しの作品。

ほんのりネタバレありますのでご注意ください。

人間くさくて情が深い悪魔・鬼塚雷(ライ)(攻)
ある願いを叶えるため、悪魔を召喚した藍沢祥太郎(受)

受けの藍沢くん、楽天家でマイペースというか肝が座っているというか、結構変わり者です。
私は好きですが、この性格は人によって好き嫌いが分かれるかも。

対する雷は悪魔なのに根が真面目。
とある理由で魔力が弱く、普段は人間に紛れて生活している。

まず冒頭。悪魔召喚の生贄に鳥が必要なところをファミ○キで代用するという藍沢の暴挙から始まります。
そしてそれで召喚できてしまう悪魔・雷。

雷「てめえ…生贄の鳥にファミ○キ使ってんじゃねえぞ」
藍沢「いや、このご時世に生贄の鳥とか無理でしょ」

こんな感じのノリで終始コミカルに話が進んでいきます。

人間の願いを叶えるために雷が求める対価は「処女」。
藍沢が男なのを見て無理だと断ると
「処女捧げる!俺の尻、まだ処女!!」と親指を立てる藍沢。
それから藍沢は雷が同じ学校の後輩だと知り、「いつでもOK!」という感じに明るく誘い続け、最終的に両思いになりますが、あくまでエロ描写は無し。
エロエロをお求めの方には向きません。

自分の尻を悪魔に捧げてもいいと思えるほど叶えたい、藍沢の願い事とは?
願い事を叶えるために藍沢を抱きたくないと思ってしまう雷の気持ちの行方は?

ペットの生死についてのお話が出てくるので苦手な方はご注意ください。
ですが、何だかんだあって最後はハッピーエンドですのでご安心を。

楽しいBLが読みたい方にオススメです。