大人と子供の恋は、面倒で、遠回りで、愛おしい。

ブルー!ブルー!ブルー!

blue blue nlue

ブルー!ブルー!ブルー!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×210
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

27

レビュー数
6
得点
115
評価数
29
平均
4.1 / 5
神率
44.8%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784040696454

あらすじ

「子供みたいな扱い、しないでください」 「大人だから、無理だよ」

「子供みたいな扱い、しないでください」
「大人だから、無理だよ」

姉2人の下で育った末っ子・滝谷桔平は、
旅館の住み込みのバイトをすることに。
そこで出会った教育係の男・本条真澄は、厳しすぎず甘すぎもせず、
「大人」を体現したような魅力のある人間だった。

本条さんみたいな人、初めてだ――。

失恋したばかりにもかかわらず、
早速告白する桔平を、真澄は「ガキ」とかわし続ける…。

表題作ブルー!ブルー!ブルー!

滝谷桔平,旅館住み込みバイト,大学生
本条真澄,旅館の息子で教育係

その他の収録作品

  • 描き下ろし

評価・レビューする

レビュー投稿数6

夏の恋は醒めにくい。

二十歳の滝谷が夏に出会った大人な彼(本条)は今まで周りにいなかった初めてのタイプ。適度な距離を保ちつつ、悪いことには目をつぶっていてくれる。
滝谷の人となりを表す詳細な描写はないけれど、バイトに対する考え方を見ても いい青年だということが伝わってくる。滝谷も本条も男気があるところがいい。

【あんな大人になりたい】と憧れられた本条も実は水面下では足をバタつかせ、もがき 燻らせた想いを抱えている。新たに一歩を踏み出すとまどいから本条を引っ張りあげる滝谷の若さがキラキラまぶしいなぁ。
素直になりきれない大人とそこに意外とグイグイ食い込む年下の力関係が さりげなくて丁度よく、滝谷の完璧でない格好良さが魅力的に感じられる。

ここのセリフは ここと繋がるのかぁと、答え合わせを楽しむかのような演出もニクい。
最高のタイミングでベストな台詞がきた時の爽快感!『オレを選んでください』の正しい使用例がここにあります。

滝谷の下半身にクリーンヒットするようなエロいセリフを囁いてくれそうな本条さんですが…そんなシーンを描き下ろしで是非是非読みたかったのですが…そこで終わっちゃうんですね^^

2

読後に漂う余韻はスカイブルー

前作「恋だ愛だはさておいて」が良かったので作家買いでしたが、いやー、良かったです!
(ちなみに前作のその後のお話が同時に電子化されています)
この作家さんの映画のような間がとてもいいんです!
セリフやモノローグによる説明ではなく表情で心情を丁寧に表現している作品が個人的に好きで、
一コマごとの登場人物の表情やしぐさ、小道具全てを無駄なく丁寧に読めることに漫画を読んでいる楽しさを覚えるタイプなので、すごくツボにくる作家さんです。
しかもキャラがイイ!

若さからくる素直さって歳を重ねると本当に眩しく映りますよね。
受けの本条は長年一方通行の想いを心に秘めて身動き取れずにいたわけですが、
大人になるほど本音を晒すことを良しとしないというのが、無意識にしみついてしまい、そんな自分に疲れてしまったりもして
攻めの真っ直ぐさが羨ましくもあり、自分にはないものをもっているということが特別に心に響くし、魅力的で、滝谷に惹かれていく本条の気持ちがよくわかるってものです!
まして同性同士の恋ですからね!
だからこその本条の先輩に対するギリギリの心情の吐露が良かったです。
滝谷に出合っていなければあんな風に告白めいたことさえ言えなかったんじゃないかと思ってしまいました。

そして攻めの滝谷は本条の大人の余裕に特別感を感じ惹かれていくのですが、若い頃は本当にこの同年代にはない雰囲気がカッコよく見えるのですよね。
教育係でクールそうなのにちょっと悪いこともしちゃうみたいなのがイイ。
そんな大人な本条がたまに見せる可愛い一面に更に惹かれていくのが見ている側をもニヤーっとさせてくれます。
社会人になって自信をつけた滝谷はどんな風に本条を動揺させるのか想像するだけで楽しいです。(ぜ、是非、続編を!)
学生×社会人カプの醍醐味ですな!

そしてお互いの心臓の音や、お互いに失恋したてのナイーブな心境を気遣うシーンの見せ方が、お上手ですね!
登場人物だけでなく読み手にも心に残るシーンになったのではないかと思います!少なくとも私は心に残りましたよ…!

お互いが惹かれていく理由と設定が上手く活かされていて
かつ、余韻があり恋愛を盛り上げるのに効果的なシーン作りのとてもお上手な作品でした!

くどいようですが、その後の2人の続篇も是非ともお願いしたいです!

5

熱くて爽やかな2人

夏の暑さや、空の青さが伝わり、爽やかで心地良い作品でした。
キスまでしか描かれていませんが、ちるちるさんのインタビューでもアマミヤ先生がお話しされていたように、攻めは学生の滝谷くん、受けは滝谷くんがバイトする旅館で働く本条さんです。描き下ろしでも、そんな感じがしました(^^)

夏休みに短期間の旅館の住み込みバイトを始めた矢先に年上の恋人(男性)の浮気現場に遭遇した滝谷くん(攻)と、秘めた先輩(男性)への気持ちを忘れられずにいる旅館で働く本条さん(受)の、爽やかなラブストーリーです(^^)好きですー!!!

お気に入りのシーンでもありますが、割と始めに、滝谷くんは恋人と別れます。そのあたりのシーンが、別れではあっても、これからの2人の気持ちの変化につながるので、私は好きです。
旅館からの夜間外出は禁止されているはずなのに、恋人の家に滝谷くんをバイクで連れ出してくれた本条さん。そこで恋人の浮気現場に遭遇しますが、何も言わずに、本条さんは滝谷くんを連れて帰ってくれます。滝谷くんは、背伸びをしていたのか、悟っていたのか、恋人にすがることなく、むしろその現場を見ていた本条さんの心情を気にします。悪いことしなそうな本条さんが連れて行ってくれたこと、余計な言葉はかけず連れて帰ってきてくれたこと、カッコイイなって思いました(^^)後になってわかるのですが、"バイク"は本条さんにとって特別な思い出がありました。片思いをしていた先輩との思い出。忘れたくて、諦めがつかなくて、バイクから遠ざかっていた本条さんが、恋人の誕生日のためにお金を貯めたいから旅館で頑張っている滝谷くんを乗せてバイクで走った…かつての自分の"恋している"気持ちを重ねていたのかなって思いました。不毛な恋だったとしても、すごく素敵な恋を本条さんはしていたのかなって思いました。だから、滝谷くんのまっすぐな気持ちを応援したかったのかなって。

滝谷くんの表情と、彼の行動が本条さんを変えていくのですが、きっかけは滝谷くんの告白です。この流れもすごく素敵(^^)
失恋後も変わらず接してくれる本条さんに、滝谷くんは惹かれていきます。先輩を今でも忘れられないでいること、バイクへの特別な思い…本条さんの抱えるものが分かってきた滝谷くんは、本条さんに"好き"だと伝えます。断る本条さんに対し、滝谷くんの顔!!ニヤッとするんです。本条さんも"フラれたヤツの顔じゃない"って思ってるみたいでした笑。"可愛かったから"って後から滝谷くんは言ってましたが、本当かなぁ。自信ありげに見えたような?これも若さからくるもの?…いや、きっと、自信とかじゃないと思います。"負け戦だって分かってた"と言ってましたが、それでも告白したのは、本気だったから、一方踏み出したかったんだと思います。余裕とかこの先とかじゃなくて、"今"を見ていたのかなと。何も行動を起こさずに終わるなら、後悔しないようにしたかったのかなって。滝谷くんの行動に、本条さんも動かされたようで、先輩の結婚式で"憧れでした"と伝えます。負け戦でも、気持ちに整理をつけるための、精一杯の気持ち。結婚式から帰る本条さんを抱きしめた滝谷くん…弱みにつけこんでるかもって気にしつつ"離せとは言われていない"や"今近くにいられるのは この方法しかしらない"と、彼なりの支え方でそばに居たいと願います。年上だから甘えていなかったんじゃなくて、誰にも怖くて出来なかったけど、"今"素直になれているんじゃないかなって思ったら、すごく本条さんを愛おしく感じました(^^)

短期間のバイトが終わり、2人は、本当は思いは1つなはずなのに、別れます。眠る本条さんのオデコにキスする滝谷くん。唇じゃないところがめっちゃ良かったです!!!引き止めたくても、出来なかった思い。忘れたくても、出来なかった思い。2人の表情に泣きそうになりました。
そしてこのあと、最後の最後に、泣きのシーンはやってきます!!
季節が変わり、紅葉もピークを迎えた時期。急に冷え込んで寒さを感じた日に、先に行動を起こしたのは滝谷くん。"終電まで待ってます"非通知の留守電を聞いてバイクで旅館近くの駅まで走る本条さん…"会いたかった"と本条さんを抱き寄せた滝谷くん…今度はオデコじゃないですよ!キスした2人は、暖かくなったらツーリングに行く約束をして終わります。
バイクで来ていた滝谷くんにまず泣きそうになり、抱き寄せて"会いたかった"で涙を溜め、"ガキなりにのびしろあるから オレを選んで"で泣きました(/ _ ; )ここで滝谷くんと本条さんと一緒に私も思いが溢れました(私は関係ないけど笑)。

描き下ろしは本条さん宅に泊まるお話です。滝谷くんと一緒に寝るんですが、"お前ちゃんと息してる?"の本条さんの言葉にキュン(〃ω〃)キスする2人にドキドキ(〃ω〃)本条さんを見つめる滝谷くんは、あの時本条さんに告白したシーンと同じ顔…のようです!!!(滝谷くんの顔は全部描かれているわけではなく、ニヤッとした口元のみなんですが、その"口元のみ見える"のがまた最高!)

アニメイトさん電子版で購入しましたので、特典が2つありました(^^)
アニメイトさん特典は"本条さんのめちゃ可愛いところ"が滝谷くん目線で描かれています。
電子版限定特典は、滝谷くんの妄想1P(エロい腰)と本条さん目線の滝谷くんの可愛いところ1P(触りたくなるうなじ)の計2Pです。

ハマりました(^^)すっごく素敵です!!ぜひぜひ、読んで夏より熱い2人を感じていただきたいです(〃ω〃)

4

大人と子供の甘酸っぱい距離

媒体にこだわりない方は是非紙書籍を手に取ってみて下さい。
表紙に使用されてる紙の質感が油絵のように魅せ、
ピンクとブルーの色合いがキレイに映えて美しいです。

【大人と子供の恋は、面倒で、遠回りで、愛おしい。】

このキャッチコピーは萌えしかないッ(∩´///`∩)
子供といっても20の大学生ですが、学生と社会人では大きな隔りがありますもんね。
年下の子供から見る大人の恋愛事は違った世界で。
1歩離れたところからジッと見てる年下攻めの片思いにキュンキュン。

この作品は後半に向かうにつれどんどん昂ぶりが増し、
始まりそうで中々始まらない焦れったさが最高に萌えました(∩´///`∩)


恋人の浮気現場を目撃し失恋したばかりの年下攻めと、
恋人のいる男を好きになり長い間片思いを引きずってる年上受け
ーの甘酸っぱさのあるお話です。

年下攻めの切り替えの早さはさすが若いだけあるw
弱ってる時に受けからさりげない優しさを向けられ、アッサリコロリがちょっと可愛い。
対して受けはというと未だ忘れられない思い出を長く拗らせていて…。

受けの気持ちを片思い相手は知りません。
受けがひっそり抱える想いを知っているのは年下攻めだけ。
少し離れたところから2人を見ている攻めの心情たるや…(;ω;)

年下攻めの真っ直ぐで曇りのない気持ちのぶつけ方がグッときます!
”大人”を理由にフラれ、遠回しに避けられたとしても

攻め:「気持ちの折り合いくらいは自分でつけますよ」

と言い切った顔がすごくカッコイイ!
受けから見たら子供かもしれないけれど、20歳は子供ではなく。
男らしく頼もしい姿にキュンキュンしました。

この言葉は受けの心にも響いたようで、長年の片思いに決着をつけるキッカケとなり。
その後は年下攻めの気持ちから逃げることなく向かい合うのがもぅもぅ…!!
個人的にこのシーン以降はほぼほぼニヤニヤ悶えながら読んでましたw

年下攻めにワンコ感が加わり、とにかく萌える!!!
酔った受けをガッチリホールドも、
思わぬ展開にキラキラ目を輝かせて喜んでるのもめっちゃツボ♡
ワンコな年下攻めってどうしてこんなに可愛いのでしょうね…(∩´///`∩)堪らん

それと微妙な距離感がとにかくいいです。
近いけど遠い、遠いけど近い。
年下攻めは告白したけれど、受けからのAnswerはハッキリしないまま。
少しでも反応を探ろうとする年下攻めにキュンキュンしっぱなし!

真っ直ぐに感情だけで動ける子供と、1歩が踏み出せない大人。
この対比が焦れったさを増し歯がゆくも悶えるお話でした。

惜しむらくはやはりキス止まりという点。
ええ、それは全然良いのですよ。
見方によってはエロがないくらいがベストかもしれない。

でも私はダメな大人なので、受けが乱れるところがものすごく見たかった…ッ!
子供だと思ってる相手に喘がされて欲しかった…ッ!(;ω;)

3

読んで良かった

ひさびさにレビューしたくなったくらいサイコーでした
アマミヤ先生の作品は、愛だ恋だはさておいてもそうですがキャラが良いです
自然体かつリアリティがありそのなかに確実な萌え成分が凝縮されています。
また、完全に個人的な意見ですが首が太めなのが良い…
それなのに目が色っぽいのも絶妙なアンバランス加減というか、ギャップというか、とにかく腐り心をくすぐられます。
また攻めの子が単なるワンコではなくきちんと厚みのある年下ワンコなのも素晴らしかったです

ストーリーももちろんすてきでした
お互いが傷ついたときに寄り添うやさしいモノローグはじんときました。
バイト先の人たちのあたたかさも作品のやさしい雰囲気に一役かっているのではないでしょうか。

次回作にも期待してます!

2

おかわりお願いします!(ややネタバレ有り)

大学の夏休み限定で旅館の住み込みアルバイトに来た桔平(攻)と、旅館の後継ぎである本条(受)。
面倒を見てくれる本条と接するうち、桔平は本条に恋心を抱くようになる。
しかし、本条にはずっと片思いをしている相手(男)がいて、心の中にはまだその男の存在が見え隠れしている。
そんな中、桔平は本条に好きだと告白するが「悪い…オレ年下は…」という口上でフラれてしまう。
一ヶ月間のバイト期間が終われば本条との接点も無くなってしまう…。
本条には「気持ちの折り合いくらいは自分でつけますよ」と言ったものの、そう簡単には諦めきれない。
果たして、桔平は本条の心を動かすことが出来るのか。

- - - - - - - - -

いる。イルヨッ!
初対面なのに、妙に気になって目で追ってしまう人。
仕草とか声とかしゃべり方がやたら心の琴線に触れてくるなあこの人、という出会い。
私もそんな体験が何度かあるので、桔平君の気持ち分かるよ…!
( 本条さんみたいな人、初めてだ )
アーうん、それはつまり恋ね。ウン、ウン…いいワ…凄くいいワ…と完全にオバサン化しながら読み終えましたね…。

特筆すべき点は、本条に惹かれ始めて恋に落ちる桔平の様子の丁寧な描かれ方でしょうか。
台詞ではなく、キャラの仕草や身体の一部で感情を表していて、細部までとてもよく描き込まれてます(*゚▽゚*)
自分には無いものを持っている人に心を奪われるかぁ〜。
必死な桔平を見てたら私も恋がしたくなってしまった…。

さて。そんな桔平君はわりと早い段階で本条に好きだと告白するに至りますが、
グイグイ!押せ押せ!の年下攻めではなくて、ちゃんと「待て」ができるお利口な年下ワンコです。
表情は豊かじゃないけど、好きですアピールは要所要所に!ちゃっかりと!抜け目なく!入れてくるあたり可愛いですw
最後の桔平のひと押し「俺を選んでください」からの「…参ったな」はグッと来ました…d(*>ω<*)♡
頑張って買ったバイクの後ろに今度は桔平が本条を乗せるんでしょう。
桔平がバイクを買った理由、本条が見てきた片恋相手の背中を自分の背中で上書きしたい…!自分に惚れさせたい…!とかだったらめっちゃ健気だナァ〜〜(萌)
性欲もそれなりにありそうだし我慢してるんだろうナァ〜と次から次に妄想が捗ります〜(〃ノω)σ|

あと、本作、エロなしですがストーリーとキャラの心情重視でとても好印象でした。
大人の事情で無理やりエロ捻り込みました…というのが伝わってくるとどうにもこうにも冷めてしまうので、やっぱり流れや情緒を崩さない終わり方って大切だ~。

…いや!でもぶっちゃけエロ好きですしBL読むからにはエロ見たさって気持ちがあるのは私だけじゃないはずだゾォ〜!?(*゚Д゚≡゚Д゚*)
なので是非、続編をォー!よろしくお願いしますー!
この一冊を経て!からの!
お待ちかね桔平と本条の初めてエッチが見てぇっす…!!
おかわりオナシャス!( *`・ω・´)ノ バッ
何よりもこれを一番書きたかった…。笑

それと、初読みの作家さんでしたがトーンの貼り方が独特でした。
絵柄に合っているというか、趣があって良いと思います!d(´∀`*)

そんな訳で、惚れた年上受けに頑張って好きですアピールする年下攻めを見たい人にオススメな一冊でした♪♪

いつか続編が読めますよーに(*´□`人)

3

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