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表題作ネイキッドカラー

如月理人,花屋,地主の息子
不破岳,26歳,絵描き

その他の収録作品

  • そのあと

あらすじ

花屋の理人は、ある日絵画のギャラリーで不破の作品に強烈に惹かれる。
その後、何度も個展に足を運んでいると、不破から「男イケる?」と誘われそのままセフレに――。
身体を重ねる度にだんだんと不破を自分だけのモノにしたいという欲が出てきた理人は、一緒に暮らすよう提案するが……?

作品情報

作品名
ネイキッドカラー
著者
アマミヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866535371
4.3

(147)

(79)

萌々

(46)

(17)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
24
得点
634
評価数
147
平均
4.3 / 5
神率
53.7%

レビュー投稿数24

妄想膨らむ作品

アマミヤ先生の作品はどれも好きで、今作は煽り通り大人な作品でした。
所謂体から始まった関係なのですが、最中どちらも強気なのがもう…すっごい好みです。
強い受と強い攻はBLの醍醐味だと思っています。
(ガタイの話ではありません)
最初の方の不破の「抱かせてる感」がイイ。
でもたぶん厄介なのは不破ではなく如月なんだろうなぁと…
如月の執着の強さがアチコチに垣間見えます。
執着愛、萌えます。

最初こそ人を寄せ付けない雰囲気の不破ですが、如月へはずっと好意的なので案外素直な人のように見えました。
不破の海外行きがきっかけで燻らせていた不安を吐き出してしまった如月と内心捨てられる事が怖い不破、すれ違いそうになりますが自分の気持ちを如月が伝え、同じだ、と不破が応えます。

大好きな花のお世話同様、大好きな不破のお世話をするのが幸せでたまらない如月、不破が突然甘えてくるというご褒美を与えられてドキドキしているところが可愛かったです。
二人で日光浴をするシーンが好きでした。
何もかも緩めて相手に預けきって、優しくトントンされて…見ていて幸せになりました。
この先は不破が遠慮なく甘えそうなのと比例して如月の執着愛が増すのかなぁと妄想が膨らみます。

9

帯に書かれている通りのアダルドラブ最高

コミコミさんの有償特典のアクリスコースターきっかけで買いました。
アマミヤ先生はぼくらのつづきを読んで知りました。
前作もそうですが、今作もちょいちょいのお茶目を残しつつ、じれっ恋。いいですね。
お互い執着しない風を醸し出しつつも、やっぱりどこかお互いに執着心を見せている。それが恋になって行くようでした。
特典の理人がいい感じに残念イケメンでした笑本編もぼちぼち残念イケメンな所が滲み出て、好きです笑
もちろん1番好きなのは不破さんです笑
じわ〜っと心に沁みる感じが「神」って感じました。

7

滲ませて曝け出して

アマミヤ先生の作品は「ぼくらのつづき」を拝読済み。
今回は全然雰囲気の違う大人なお話しで、こちらもすごく好きです。

掴みどころがなく気怠そうな不破と執着心が薄そうなのに不破のことに関しては人一倍執着の強くなる理人とがざらついた剥き出しの感情を少しずつ滲ませて曝け出していくアダルティックな描写がたまらなくて。

アマミヤ先生の描かれる印象的な目元も好みで、不破のふとした仕草とか存在自体の色気もすごいし、普段は物腰柔らかな理人が感情を露わにするところなど落ち着いたトーンの中に熱が籠るところにぎゅんぎゅんさせられて、エッチシーンの不破の抑え目な喘ぎ方がめちゃくちゃツボでした。
あれだけ身体を何度も繋げているのに、不破のスランプの時(原因が無意識に理人なところもいい)にはほっこりと心に沁み込む日光浴をするふたりが好きすぎる。

不破とギラついた理人チョイスの花の絵面が最高なのでぜひともカラーで見たかった…。

登場人物は少なくてシンプル。
花屋の店長や三枝さんはいい人で、響のねっとりした絡み方やキャラは濃いめでした。
全体を纏う雰囲気がとてもタイプで、静かに執着し合うふたりの関係性をいつまでも見ていたいと思う作品でした。

7

大人の艶やかな恋

作家買いです。
アマミヤ先生4冊目のコミックス、drapからは前作『ぼくらのつづき』に続いて2冊目です。

従来のアマミヤ先生の作品からは「爽やかで優しくあたたかい、そして可愛い」という印象を強く受けていたのですが、本作ではこれまでのイメージを覆すかのような「匂い立つエロス」を感じました。帯にあるようにまさに“アダルトラブ”です。
花屋の理人×画家の不破さんの出会いから爛れた身体の関係、そして本当の意味で気持ちが通じ合うまでが、時にエロく、時に焦燥感が伝わる表現で描かれていました。

執着を感じさせない不破さんに執着しまくる理人という構図がとても良かったです。
また、自分では執着していないつもりだった不破さんが、理人と身体を重ねたり一緒に過ごすうちに気付かず理人へ気持ちが傾いていっている描写も堪らないものがあります。

メインの二人以外にも、中盤から登場する不破さんの先輩の響さんがチョイ悪な感じでとても気になっていました。願わくばもっと不破さんと先輩の絡みが見たかった…!

全編を通して出てくる不破さんの絵を是非ともカラーで拝みたかったのが少しだけ心残りではありますが、本編ラストのページの余韻ある終わり方までうまくまとまっていた一冊だったように思います。

アニメイトの特典リーフレットは、「理人がお絵描きをしたら…!?」というクスッと笑える内容でした。

6

アダルトで甘々

お坊ちゃんで花屋の店員と絵描きさんのお話

絵描きさんはいつも気だるげな感じだけど作品を作り始めると狂気をまとっている
お花屋さんはそんな彼のギャップに色気を感じそんな彼を抱いている征服感
セフレ関係の2人が心の距離を縮められるか…
絵描きさんは自由奔放で一つ屋根の下(囲い込みw)でも2、3日顔を合わせないのはデフォ
距離が縮まったと思ったら少しずつズレてしまう
そんな少し焦れったい甘々な2人にキュンキュンします。

アマミヤ先生の優しくほわほわ、だけどしっかりしているタッチでエロとのギャップが最高にいいです
ニコニコお坊ちゃんがキレて独占欲丸出しのあの目ゾクゾクしましたはぁはぁ
エロい。とにかくエロい。
キャラ1人1人雰囲気がエロいんですよね~アダルト~


大人の甘々…本当にご馳走さまです。

これでまたお仕事頑張れそうですw


5

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