2017年にアニメ化されたありいめめこ先生の大ヒット作！
2012年にありいめめこ先生作で単行本が発売（一迅社）、ドラマCDは2015年に前野智昭さん×増田俊樹さんで発売、2017年の9月にアニメ化され、注目を浴びた『ひとりじめマイヒーロー』ですが、まだまだ単行本は随時発売されています。アニメは見たことあるけど…や、アニメさえも見忘れてしまった…という方も思わず単行本に手を出しちゃいたくなるような『ひとりじめマイヒーロー』の見所を今回は紹介しちゃいます！
大柴 康介 「熊殺し」の異名を持つ数学教師
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勢多川 正広 自信が持てないネガティブ生徒
小さい頃から一人きりだった勢多川は自分を助け出してくれる『ヒーロー』に憧れており、そんな最中、康介という『ヒーロー』と出会い、恋をしていく様が丁寧に描かれている作風が素敵な作品ですが、勢多川の自信のなさと寂しさは康介でなくとも抱きしめてしまいたくなる程です。2巻では、幸せな日々に不安を抱いてしまうシーンが切なくなりました…
押しの強い康介さんに流され気味でもありますが、自分の気持ちを優先することが下手なところがまた、抱きしめたくなります。
言葉が足りない不器用な2人の恋模様に目が離せなくなってしまうこと間違いなしです！
自分の『居場所』を探し、金髪にピアスという容姿になり、不良グループに所属していた勢多川。今でも『居場所』ということに拘っている描写がチラホラ描かれています。康介さんに甘え始めてはいるのですが、やはり肝心なところで、「迷惑なのでは」という気持ちが強く出ているようです。
3巻では、お母さんとあることで喧嘩をして家出をしてしまうのですが、その際も頼った人は康介さんではなく…といったところです。一歩進めば三歩退くかと思いきや、勘違いして突っ走ったりと、奔走する恋の行方に、そんな2人を見守る個性的なキャラ達、繊細な感情表現が見所なのが『ひとりじめマイヒーロー』という作品です。
康介さんの弟と幼馴染みの『ひとりじめボーイフレンド』も素敵なので、一緒に見てみるとより楽しくなるかも知れません
