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落ち着きなさい、立花くん。

ochitsukinasai tachibanakun

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表題作落ち着きなさい、立花くん。

立花悠生,受に痴漢をしてきた大学生
吉田健一,不動産仲介会社に勤めるリーマン,45歳

同時収録作品お前のことが大キライなのにイかされちゃう!

竹尾充,大学生,雑誌のモデル,20歳
横山聡,不動産仲介会社のリーマン,フケ専のタチ

その他の収録作品

  • 描きおろし漫画(描き下ろし)

あらすじ

いつものように乗った満員電車。ぎゅう詰めの車内で、信じられないことに尻を揉まれているのは45歳のオヤジ。どんな物好きが揉んでいるのかと思えば、犯人はオヤジに一目ぼれをしたという美青年だった…! ?
キラキラ大学生×45歳リーマンの表題作ほか、スピンオフ作品も収録。渦井ワールド全開のBLラブコメディ!

作品情報

作品名
落ち着きなさい、立花くん。
著者
渦井 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040681986
3.1

(31)

(6)

萌々

(3)

(13)

中立

(8)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
89
評価数
31
平均
3.1 / 5
神率
19.4%

レビュー投稿数5

共感できるかどうかって大事!

オヤジ受け(と言ってもオヤジと同年代・笑)大好きなワタクシ。
イケメン大学生に一目惚れされて迫られちゃう♡なんて、美味し過ぎるシチュエーションではないですか!と思い、迷わず購入しました☆

でもなんだろ。。
大好きなシチュエーションなのにあんまり萌えない。。
女の子みたいな可愛い大学生の立花くんに惚れられて、執着されて、迫られて、そんな中年オヤジがほだされて立花くんを好きになっちゃう気持ちはわからないでもない。
自分のことだけを一途に想い求めてくる立花くんは、本当に可愛いし愛しい存在です。

でもねぇ…いくら一目惚れした相手でも、想いが抑えられず痴漢行為は無いだろうと思ってしまいました。
良い大人が、そんな非常識な若者に気持ちが傾くかなぁって。
しかも、想いが通じ合ってからも、日々続く痴漢行為(最早、痴漢プレイと化してますが)
私なら萎えます。
若いんだから、性欲が抑えられないのも仕方ない。
でも、余りにも自分の欲望ばっかりぶつけてくる立花くんに対して、体力が追い付かず疲弊していく吉田さんを見てると若干辛くなってきてしまいました(苦笑)
吉田さんが好き過ぎて暴走しちゃう気持ちもわかるけど、自分の気持ちだけでなく吉田さんへの思いやりをもうちょっと立花くんが見せてくれていたら、見方も変わっただろうと思います。

でもでも…スピンオフが私的に妙にツボでした!!

吉田さんに惚れていたリーマンの横山くんと、立花くんに惚れてた大学生でモデルの竹尾くん。
出会いは最悪の印象だった2人ですが、失恋の傷をなめ合い、酔っぱらった勢いで横山くんが竹尾くんに掘られるという事件をキッカケに、何故か2人は付き合うことに。
元々タチの横山くんが、まんまと自分を掘ってしまった竹尾くんに対する対抗意識から始まった付き合いだけど、2人の心がちょっとずつ近づいいく様にすごく共感できて、すごく萌えてしました♡

フケ専の横山くんと小さくて可愛い子が好みの竹尾くんは、ぶっちゃけお互いのことが全く好みじゃありません。
でも、ふと相手を可愛いと思う瞬間が、私もすごく可愛いと思えて、なんだかんだで気が合う2人だから(殴り合いの喧嘩はするけど・笑)、こりゃ好きになっちゃうよなぁって自然に思えたんですよね☆
お互いがお互いへの気持ちに気付いたシーンが、2人共すごく可愛くて大好きです♪

なかなか自分の素直な気持ちを出せない2人だから、つい憎まれ口を叩いて喧嘩になってしまうけど、それが逆に微笑ましい☆
元タチ→男前受けと変貌を遂げた横山くんの表情にも大層萌えさせて頂きました♡

表題作だけだと中立評価でしたが、スピンオフが萌々レベルなので、間を取って萌評価で☆
表題作が私的にとにかく惜しいです><



4

オヤジさんの男らしさが足りないです

ノンケのオヤジ受けや男前受け、BL逆アナル大好きな私には、こんなドストライクな作品をほいほい見逃すわけにはいかないから、早速購入して読んでみました。でもなんでだろうね、あんまり萌えてないっていうか、不完全燃焼っていうか、とてもイマイチな評価です。きゅんきゅんが足りないです。主にオヤジさんの男らしさが足りないです。
まずはメインカップルの二人のストーリー。45才のオヤジ、吉田健一が毎日通勤電車でケツを揉まれてます。女顔の痴漢、立花悠生(ゆお)くんを現行犯として捕まえたけど、逆に好きだ一目惚れだと告白され、徐々にほだされて、親にも認めてもらえて、公認の同性カップルになったという、至ってシンプルで王道な構成です。
ストーリーは簡単なだけではなく、キャラに愛着が湧かないのも問題ですね。受けのオヤジさんは、流されやすすぎて、大の男らしくありません。オヤジ受けの真髄は、おいこら近寄るな!と抵抗しつつ、それでも攻めに迫られて迫られて、だんだんほだされて堕ちていき、それでも抵抗することを忘れない、というオヤジのもがき苦しむ姿がいいんです。でもこの吉田さんは抵抗するところか、簡単すぎるほど堕ちてしまい、乗ってしまいました。ただ好きだと告白されただけで、好きになった理由もまともに聴けてないで。ちょっとちょっと、あんた、軽すぎない?大人としての倫理観は?と思わず吹き出しました。吉田さん、厳しそうなツラしてるけどわりとノリノリじゃね?うん、ここが萌えられないです。
立花くん、吉田さんのどこがいいの?と聞いてみたい。ケツだけが好きだと答えてくれそうで、うんそれでもいいと頷く吉田さんが思い浮かびますな......好きってなんだろうな、この二人にとっては。
サブカップルの二人は、メインカップルの同僚とクラスメイト(?)あたりで、表題作よりはよかったと思います。受けの横山は出会ったから吉田に一筋だって、大本命なだけに、慎重になりすぎて、出遅れてしまい、立花君に取られてしまった。攻めの竹尾くんも、ささやかだが、立花くんに気があるように見えます。傷心しきった二人はゲイバーで出会い、ともに一夜を過ごしてしまいました。そして気づけば、バージンを奪われたってことに激怒した横山が、いつか竹尾くんのバージンを奪ってやるという、二人の攻防戦の物語です。表題作よりは面白かったです。なにしろタチ×タチだし、受けは潔くていい男前でした。

1

おちついたらおちついたで

正直期待してた感じとちがってたので
思ったほど楽しめなかった( ノД`)なんだろな・・・
おじさんは好きなの。オッサンが毎日電車のなかで痴漢にあってて
あまつさえ気持ちよくなっちゃうとか。
相手は若い男の子で、それがわかっててもいたずらされちゃうとか。
結局カップルになって痴漢プレイを楽しんじゃうとか。
いんだけど、なんだろーなーなんだろうなーオッサンらしさが足りない気がするというかなんというか。
エロをわりと簡単に享受するわりにあんまりエロくないというか。

個人的には、こっそりオッサン狙ってた同僚君の話が好きでした。
俺はタチ!といっているくせに、酔っ払って目覚めたらケツが・・・
まさかwwな展開がおいしい。
ただ、それも1回ならまだしも、毎回朝チュンな展開。
ツマラン・・・・・
次回作に期待します。

1

おじさん受けは好きですか?

キラキラ美青年に痴漢されているうちに、流れ流されてフルオープンのカップル成立しちゃって、もう、人生、オールハッピーでいいやっと開き直るおじさんのお話(完璧ネタバレ)
この、45歳の吉田さんが、まあ、実にちゃんとおじさん顔で、
おじさん受けならおじさん受けで、ちゃんとおじさん顔してなきゃイヤだって方にはオススメ。
私としては、猪突猛進傍若無人系の攻めが苦手なので、はっきり言って表題作はかなり地雷ゾーンなんだけど、この絵自体は結構このみなのと、後半のふられた同士カップルがなかなかおいしく頂けたので萌で。

0

どちらも大好きな設定なんですが…

おじさん受け大好きなので
渋い見た目のおじが抱かれるなんて
こんなご馳走ありがとうございます!!と
色んな数値が上がりました(主に血圧??)

でも、可愛い大学生の悠生が一目惚れしたからといって
45歳の吉田に痴漢しておじさんが絆されるっていうのは…。
う───ん…。
悠生を一生懸命だと思ったのはいじらしさというより
強引さが、って事じゃないかなと私は思ってしまいました。
若いから失うものなんてなくて
吉田に対して押せ押せで迫れるのかもしれないけど
すぐ親に紹介したいってならないよね…。
ラブコメだからアリなのかなぁ。
職場にまでカミングアウト、
吉田の部下が片想いしてたのは良かったんですが
オープン過ぎなのもどうなんだろう…。

吉田も、自分に離婚歴があって
今まで妻にすら自分を誰より必要とされたことがないから
好きです好きですって言ってくる悠生に
情が移ってしまったんでしょうけど
悠生がもし可愛い見た目じゃなかったら揺れなかったのかな?
悠生は吉田が拒まず自分を受け入れてくれるから
ひたすら想いをぶつけられたんだろうけど、
もうちょっと内面の良さも欲しかった気がします。すみません。

『お前のことが大キライなのにイかされちゃう!』
タ…タイトル……直球ですね!w
ケンカップルのお話は
こちらも私の大好物のはずだったんですが
ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
吉田に片想いをしていた横山と
悠生に片想いしていた竹尾が
どちらも好みじゃないのに酒の勢いで朝チュン…。
気持ちが寄り添っていく過程というより
やっぱりカラダかー、っていうか。
そりゃ、カラダから始まる恋もとても素敵ですけども
他の人を試そうとしてダメで恋を自覚するのが…。
しかも二人とも当て馬が表れるのは
わかりやすいですけど
こう、お互いの内面をもっと、と思ってしまいました。

竹尾がモデルの現場でカミングアウト…
そりゃ業界にはそういうの珍しくないかもしれませんが
横山は一般人なんだし本人の気持ちも確認せずにって
横山も怒ってましたが私も怒った(嘘です)
ちょっかい出された雑誌編集長に釘をさすつもりでも
そこはちゃんと横山の気持ちも考えてあげてほしかったです。

勢いとパンチのある展開で
あまり深く考えなければ楽しめたかもしれません。
申し訳ございませんが中立とさせていただきます…。

3

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