ラムスプリンガの情景

rumspringa no jokei

ラムスプリンガの情景
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神293
  • 萌×252
  • 萌9
  • 中立9
  • しゅみじゃない4

3

レビュー数
40
得点
1709
評価数
367
平均
4.7 / 5
神率
79.8%
著者
吾妻香夜 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784778124274

あらすじ

ラムスプリンガ――アーミッシュが、敬虔なキリスト教徒として彼らのコミュニティに残るか、家族を捨て外の世界で生きるかを決めるための、俗世を体験する期間。 ――80年代アメリカ。 ブロードウェイの夢破れ、田舎の街でウエイターと男娼をしているオズは、ある日、バーに来たラムスプリンガ期の青年・テオを“客"と間違え部屋に連れ込んでしまう。行くあても無いテオを放っておけず、つい面倒を見てしまうオズ。アーミッシュであることを馬鹿にされても怒ることも、疑うことも知らない純粋な彼に触れるうちにオズはニューヨークで擦れていた気持ちが絆され、彼を愛するようになるが…。

表題作ラムスプリンガの情景

テオドール・サリヴァン、アーミッシュの青年
オズワルド・カーター、夢破れたダンサー、27

その他の収録作品

  • カバー下:イラスト、あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数40

アーミッシュだけどそれだけじゃない、時代もちょうどよかった。

ドキュメンタリー映画をみたことがあるなら知っている方もおおい「アーミッシュ」の
「ラプスプリンガ」。
ドキュメンタリーによると、自由な時間を謳歌しても、彼らのほとんどはアーミッシュに残る保守派。

それを思い出して読むと、よくぞ恋のために自由を選んだなあ・・・
すごいよテオ・・・と思いました。
すると私の中ではこれはBLでなくても十分面白い・・・
BLである必要は特にないのでは・・・?と思いましたが
アーミッシュとラムスプリンガの設定をBLに生かした唯一の作品ということで
これ以上は生まれないだろう、と思いからの「神」評価です。

絵柄は少し古めかしいけれど、
アーミッシュのテオにはそれくれらいのタッチが絶妙。

二人の成長過程をみた気分でこれからどうやってNYで互いに支えあいながら
いきていくのか続きも気になりました。
NYでうまくってもいいし、うまくいかなくても幸せになれそう。

アーミッシュの道を捨てた方の末路も映画では気になったので、
こちらもその後を描いてほしいなあと思いました。

時代がベトナム戦争のときなら、ヒッピーなんかもいそうですけどね。

0

1本の映画をみたような満足感のある1冊

すごく素敵なお話でした。このBLがやばい!2018の1位だったので手にとってみたのですが、BL萌えもさることながら、心を持っていかれる深い物語です。アーミッシュと呼ばれる人々を扱っていて、最初は少しかけ離れたような世界感に感じますし、その設定も非常に良いのですが、このお話が本当に私たちに届ける意味や結論は日本人である私たちにも共感と感動をさせます。その距離感がまたいいのかもしれません。1本の映画をみたような、とても厚みのある、と言っては誤解される方もいらっしゃるかもしれませんが、爽やかなお話でした。この本に出会えてよかったと心から思います。
なんども読み返したくなる一冊です。ぜひみなさんに手にとって欲しいです。

1

このBLはやばい一位に相応しい作品でした!

このBLがやばい一位ということで、初めて読んだ作家さんでした。

壮大なドラマでした。圧巻です!
BLですが、BLを読まない方にもぜひ読んでいただきたい一本です。
コミックも小説も映画もアニメもドラマも
素晴らしいものは素晴らしい。
どんなジャンルも枠を超えて胸に迫るものがあると
つくづく思います。

アーミッシュを扱った作品は、なかなかありません。映画でも、若き日のハリソン・フォード主演の
『刑事ジョン・ブック』くらいしか(メジャーな作品では)思い浮かびません。

アーミッシュでBL…と、ちょっと不安を抱きつつ
読みましたが、素晴らしかった!
2人の青年の人生、周りの人々の姿、文化など
情景が見事に描かれていて、読む手が止まりません
でした。

オズとテオの姿に、頑張れとエールを
送りたくなりました。

以降ちょっとネタバレ。

クロエが髪を解くところ。
映画『刑事ジョン・ブック』で、ヒロインが
やはり髪を解くのですが、その場面を
思い出しました。あの場面は、映画でも
叙情溢れる場面でした。
本作でも、クロエの 自由に自分を表す
発露の場面なのだろうと思います。


3

このBLがやばい!コミック部門1位おめでとうございます!

久々に泣けました。。。
こちらで感想を書かれている方の言葉を拝借して、一度全部忘れてもう一度初めから読みたいくらい素敵です。

正直、様々なサイトやランキングでこの本を見かけつつ、あらすじを見て叙情的な作品はどうかなとか食わず嫌いで本棚でしばらく寝かせてしまい、、、結論、、、めちゃくちゃ神でした!!!笑
感謝です。

サイトによって著者名が平仮名とか漢字で変わっていて気づけなかったんですけど、実はすごく好きな作家さんでした。桜田先輩シリーズとモブ同士の話は振り切っていて笑えましたが、こちらはテイストががらっと変わって数ページ読むまで同じ作家さんと気づけずにいました。イーチョコ連載で気づき、もっと早く見つけたかったと思いつつ単行本が結構手直しされてて両方読んで良かった〜とありがたみがすごいです。


みなさんも言うように美しい映画をじっくり楽しむような、幸せな雰囲気を味わいつつ、どこかほろ苦くて。読者が置いてきぼりにならないくらいの共感できる切なさもあり。

登場人物の表情の豊かさとモノローグの少なさが好みです。特にモノローグは、いい作品ほど少ない方が魅力的だと個人的に思うので…同時並行の複数カットのセリフ運びと画力で一気に引き込まれます。


以降一部ネタバレ

クロエが髪をほどくシーンと、

禁じられている歌をクロエが歌うシーンで

テオとダズがひとときのモラトリアムを楽しむ情景にキュンとしました。

5

おめでとう!

このBLがやばい、コミック部門1位、おめでとうございます!

もう説明は必要ないですよね。
皆さん書いて下さってますし(笑)

未読の方がいたらお勧めしたい!
知らないと人生損しますよ(笑)

とにかく素晴らしい世界観があるBLです。
オススメします!!!
最の高とは、このことだ。

2

《ネタバレ有》まるで洋画のよう

穏やかで健全だけれど閉鎖的でもある環境で生まれ育ったテオドールは、自分の世界をぐっと広げてくれた「はじめての人」であるオズワルドに恋心を抱く。
また、NYでダンサーを夢見るも挫折し、離れた先の街で燻っていたオズワルドも、無知なテオドールの世話を焼くうちに純真で真っ直ぐな人柄に惹かれていく。
おそらくド直球に王道な展開ですが、その分しっかりとした構成で丁寧に物語が描かれていたと思います。奇をてらわない王道だからこその良さってあるよな~と再確認しました。

年代物の内容にクラシカルな絵柄がぴったりで、漫画としても非常に読みやすかったです。隅から隅までどこを見てもすごく綺麗な筆致で、描き込みの美しいコマやギャグ調のコミカルなコマのバランスも良く、すごいな~!!と感激しっぱなしでした。本当に映画を見ているような感覚です。

ダニー(ひいては家族・故郷)との別れは避けられず、ほんの少しだけ苦い後味が残るハッピーエンドには深い余韻がありました。何が幸せかは本人が決める事だから、故郷を捨てるテオと故郷に残るダニー達、どちらに対しても誰も否定はできないんですよね…。この辺についても色々と考えさせられました。
「父のため」ではなく「自分のため」に、ダンスと関わり続ける未来を選び一歩を踏み出すオズワルドの物語もまた印象的。お父さんの深い愛情を胸に、テオと一緒に幸せに生きていってほしいと思いました。

作者さんご本人のカバー裏コメントにもあったように、「これぞ洋画!」という雰囲気たっぷりの感動作でした。テオドールが所属するコミュニティである宗教集団アーミッシュについては、多少の知識はあったものの詳細は今まで知らなかったため、そういった面でも非常に勉強になりました。

5

舞台に惹き込む圧倒的パワー

とても評価が高いため購入したものの、
「素晴らしい作品だろうからゆっくりじっくり読める日に読もう」
とずっと本棚に眠らせていた一冊。
やっっと本日手に取ることが出来ました。
今回は、あらすじもレビューも一切読まずに挑むことに。

これは…!!!
評価の高さや、それによる期待感を上回って心に響きました。
とにかく胸がいっぱいです。
まるで上質な映画のよう。

——ラムスプリンガ——
この用語の意味するところを知ったとき、この先訪れるであろう何らかの取捨選択、別離…のようなものが予感され、冒頭から胸がざわつき、終始切なさをもって物語を追いました。

テオを通じて、若き青春時代の、何もかもが楽しく、新鮮で、刺激的だった日々…そんな自身の記憶も呼び起こされました。

切なく美しいながら、物語の世界に惹き込むパワーの強さには圧倒されます。
とにかく感情を揺さぶられる、素晴らしい作品。

作者様が「桜田先輩改造計画」をお描きになっている先生と知り驚きました。
ど…どれだけ創作の振り幅が大きいのかしら!?
今後も追わせていただこうと思います。

4

洗礼前のアーミッシュなら大丈夫じゃない⁇

作品の評判が良いということで興味をもちました。
名作という評価がされているなら、全く知らないアーミッシュについて本で勉強してから読んだら、より楽しめるだろうと思い、アーミッシュについて研究をした大河原さんの本を読んでました。

さあ、いよいよこの作品を読むぞ!と意気揚々と読みだしたのですが、物語の要であるラムスプリンガについて、何それ?と疑問に。そのまま読み終え、モヤモヤ。内容に集中できなかった。

参考文献として菅原千代志『アーミッシュ もうひとつのアメリカ』(丸善、1997年)をあとがきに挙げていました。著者は写真家の方です。
またWikipediaから見るに、ラムスプリンガについてはDevil's Playgroundというドキュメンタリー映画の影響を受けている感じがしました。



アーミッシュはキリスト教のなかの再洗礼派に属しており、成人洗礼をします。「再」とついてますが、幼児洗礼は行なっていません。
つまり、成人洗礼を受ける前は作中の言葉を使うならずっとラムスプリンガなのです。
教会戒律の違反もある程度容認される。

アーミッシュを辞めると、社会的忌避をされるのは、洗礼後にした者で、それは神との誓いを破ったとされるため。
洗礼前のアーミッシュはコミュニティーを出たあとも家族などとの交流はできる。

ただ、コミュニティーによって教会戒律はある程度異なるため、テオが所属していた教区(もしくは家庭)はかなり厳しいところだったかもしれない。

しかし、多くはアーミッシュを辞める洗礼前のアーミッシュに重い制裁を加えることはないと思われる。


また転出者について、オハイオ州ジョーガ郡だと、1970年代生まれは全体で16パーセントが村を出ているのでそんなに少なくはない(テオがクロエから「近くにもっと大きな世界一の街がある」ということを聞いたという発言から、テオの村はニューヨーク州もしくはその周辺の州ではないかと)。


ラムスプリンガはアーミッシュのなかでどれくらい普及しているものなのでしょうか。そこの説明をもう少しして欲しかったです。

よく知らない集団に対して、センセーショナルなことが大きく取りあげられることがよくあるだけに、しっかりして欲しかった。

3

nabana

この作品からアーミッシュに興味を持ったので勉強する、という順序なら分かりますが普通逆を行きますか?笑
アーミッシュの専門書ではなくこれはBL漫画ですよ。もっと肩の力抜いて楽しめば良いのに。

評価どおりの神作品。

初読み作家さんです。

前作は表紙見ただけであり得ない!
絵が好きじゃないわって、今作も全く興味持っていなかったのですが、やはり評価の高さに惹かれ遅ればせながら買っちゃいました。

でも、びっくりしましたよ!
昭和感たっぷりの絵柄なんですけど、上手いですね!

感想って人それぞれなので、でもこんなに評価どおりの作品だと思えるのはすごい。
不覚ながら最後は涙が溢れてしまいました。

大昔に少女漫画でよく読んだラブストーリーみたいで、とても懐かしかったです。
ラストの2人の行く末を良くも悪くも想像させるところなど、そうそう!昔のお話の終わり方ってこんな感じ‥。

王道ってホントに真面目に作ってくれるとこんなにも心打たれるものはないのですね。
若い世代の方にはある意味、新鮮な作品かもしれません。

いい作品と出会える事が出来ました。
情報ありがとうございました。

5

間違いなく神

高評価に惹かれて購入しましたが 間違いなく名作でした。

対照的とも思える2人が出会い、のめり込んでいく様が
笑いも交えほのぼのと切なくも激しく描かれています。

素直な故にさまざまなものを吸収していくテオと
その純粋さに癒されるオズ
そして訪れる残酷な分岐

でも多かれ少なかれアーミッシュでなくとも
こういう決断は人生にままあることなのではと思います。

この先の2人にいろんな困難があるとは思いますが
この選択を悔いることなく
寄り添い支え合って共に生きて行ってほしいと思います。

読後の充足感が半端なく いいもの読んだと満足させてもらいました。
繰り返しよんでいます。
出来の良い映画を観たようなそんなきがしました。

5

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ