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表題作 痴人の愛

河合譲治 → 山中真尋

河合直巳 → 八代拓

熊谷将司 → 帆世雄一

河合直巳 → 八代拓

浜田諒 → 深町寿成

河合直巳 → 八代拓

熊谷将司 → 帆世雄一

浜田諒 → 深町寿成

その他キャラ
譲治の同僚[眞對友樹也]/ 学生1[浦和希]/ 学生2[和田将弥]

あらすじ

『痴人の愛』(谷崎潤一郎・原作)をBLドラマCDに新構築!

文学作品を大胆かつ繊細にBLドラマCD化する新たなシリーズを開始。
第1弾は、複数回にわたり映画化され、ヒロインの小悪魔的な魅力から「ナオミズム」という言葉も生み出された谷崎潤一郎の名作「痴人の愛」。


track
01.運命の人
02.馬と宝石
03.一人と二人
04.奈落の人魚
05.真空に消える
06.渇水
07.ただいま。
08.私の楽園
Bonus track01.年越しの夜 譲治と直巳
Bonus track02.年越しの夜 熊谷と浜田

〈Bonus track=初回盤にはボーナストラック2つを収録〉
本編後を各カップルごとに描いた「年越しの夜」のショートストーリー。
甘い年末をお楽しみください。

作品情報

作品名
痴人の愛
媒体
CD
脚本
篠月千歳
原画・イラスト
原作:谷崎潤一郎 イラストレーター:真嶋しま
オリジナル媒体
小説
メーカー
Brilliant Prin
発売日
JANコード
4539690033556
3.8

(8)

(3)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
30
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数2

それぞれの形

常識というのは人それぞれあって
どう考えるのが本当で
どう思うかも当人しだい
「あんたおかしいよ」といわれて頭くるくるになっていく攻なわけですが
聞いてるこっちもくるくるしてくる作品でした。

出会い方も始めて交わした情交も
とてもピュアで愛しいものだとおもっていた
それが少しずつ壊れていって
自分のなかの常識は常識ではないことを指摘される
失って喪失感に苛まれる中、本当に大切なものに気づいていくというお話。

実は幼い頃から性的虐待をうけ
身体を交わらせることになんの疑問もない受
でも本当にもとめていたのはこころの交わりで
というところで
ネトラレ含め攻視点もおもしろかったけど
逆に受視点だとどうなんだろうか
むしろそっちのほうが少々面白いのでは
とおもう作品でした
楽天的な雰囲気もあるからそんな面白くないのかな

少々重たい部分はありつつ
これもひとつの恋人の形かなとラストは良かったです

2

ほぼ原作通りです

高校生の時、耽美派って言葉に惹かれ
谷崎作品がとても気になり学校の図書館にあった[痴人の愛]を読んで衝撃を受けました。
こんなエロい本が高校の図書室にあるのか?!と。
だって、ネトラレの話ですよ。
文学作品ってお堅い真面目な面白くないモノって思い込んでました。
ナオミという美しく奔放な人間に翻弄される譲治。

これ、まんま舞台を現代にナオミの性別を男に変えた作品に仕上げています。
出会った頃は、大人しく遠慮がちな青年でしたが、段々と立場が逆転していき女王様ナオミとM男譲治な関係性になっていきます。挙句、泥酔した譲治の真横で男友達と3P致す始末。完全に舐めてます、ナオミ。
これ、原作未読で聴いた人はイヤイヤこんな話じゃないでしょ?いくらなんでもと思うかもしれませんが、ホントなんで。(30年前の記憶ですがw)

初回限定版に収録されてたお話だけ、ドラマCDオリジナルストーリーです。
ナオミの学友の熊谷と浜田がくっつきます。
コレがBLっぽさがあって良かったです。
熊谷は、頭が切れて先読みしてそうでちょっと嫌な奴かな?と思いきやそうでもなさそうでした。
浜田は、印象薄いんですが流されやすいのかな?こんな遊びするようなタイプじゃなかったのに巻き込まれちゃった感じ?ナオミの事が本気で好きだったけど、譲治さんとナオミの結び付きの強さに負けて失恋しちゃうんですよね。
そんな浜田を可愛いなと眺めてた熊谷にパクッといかれてしまう。この後の2人がとっても気になりました。

八代拓さんのナオミは、魔性って感じではなかったかな。可愛い子ではありました。可愛くて奔放だから誰とでも寝るビッチになっちゃったのかな。
「えへっ」って笑うの漫画でしか見ませんが、八代拓が言う「えへっ」って可愛いんですよね。

譲治さんは原作ではめちゃくちゃおじさんな印象でしたが、今作は20代後半のエリートなので、山中さんの生真面目そうな感じがとても良かったです。

公式さん購入特典のキャストトークは4人で和気あいあいとお話されてて楽しかったです。
今までに映画化など何度もされてる作品に関われて光栄だし男でナオミ役を出来たのはとても貴重!と言われていてそりゃそーだ!と思いました。

1

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