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書店営業のシマフクロウさん

shoteneigyo no shimafukurousan

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表題作書店営業のシマフクロウさん

久間,絵本作家
島梟,出版社勤務(書店営業)

その他の収録作品

  • 本屋の八木くんと大上さん
  • 絵本作家のクマ先生
  • 経理のピーコックさんの恋♥(カバー下)

あらすじ

作家のクマ先生×書店営業のシマフクロウさん。出版業界が舞台の、動物擬人化LOVEv

「僕が枕営業したら、お仕事してくれます? (*^v^*)」
書店営業の島梟(シマフクロウ)は、
見た目は若いけれど中身は世話焼きなおじいちゃん。
ある時後輩の編集者から、
何度アタックしても絵本作家の久間(クマ)先生が
お仕事を受けてくれない! !
と泣きつかれてしまった。放っておけず、
世話を焼いて久間先生にほんのり理由を聞いたら、
なんと久間先生から
「島梟さんが好きです」とまさかの告白! ?
「勝手に好きでいるだけ」と言われたことに、
ついイタズラ心が疼いて、
枕営業(! ? )を提案したら――! ?

作品情報

作品名
書店営業のシマフクロウさん
著者
古川ふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
本屋の八木くん
発売日
ISBN
9784199608087
4.2

(4)

(2)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
17
評価数
4
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

絵本作家の苦悩

全くご縁の無かった先生なのですが手に。読んでみたら「うわ」と思うセリフがあったのと、カバー下がめっちゃ可愛かったので萌2より萌にしました。「本屋の八木くん」のスピンオフで、雑誌掲載分5話分+描きおろし2編+カバー下+あとがき。良かったんですよ、神セリフ。

希少種で随分長生きしている島梟さん。出版社で書店営業をしていますが、なかなかお仕事を受けてくれない絵本作家さん(攻め)と呑みに行ったら何故かぎゅーと抱きつかれてキスされて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
岩鳶くん(書店編集、攻めのファン)、前作のカプ、受けの姉、その他受けの同僚。前作カプの八木くんがめっちゃ可愛い(笑)本屋勤めやのに本食べてる(笑)

**好きだったところ

攻めが創作に悩んでいるときに、受けから声をかけられて「きっと作家を辞められない」「だから諦めて生涯苦しむ覚悟をしなくては」と攻めが言うんです。そこがめっちゃツボった。神セリフやわ。
創作している訳ではないのですが、応援している先生方の気持ちを思うと、このセリフには「うお・・・」と胸に沁みました。

お話自体は、拗らせ系のでっかい可愛いクマちゃんが、長生きしているお爺ちゃんシマフクロウに懐いて恋して執着してがぶり寄りで押し倒すといったところでしょうか。二人とも素直じゃなくって、じれっとしてしまう所もあり、お爺ちゃんが襲うなんて!とびっくりするところもありでした。

あともう一つ好きだったのが、カバー下。経理担当のピーコックさんが恋している話なんです。おおさすがピーコック!とウケました!

初めての先生で読めるかな?と少々不安でしたが、デフォルメされたチビ図の方も可愛くって良かったです。そして何より上記の神セリフ。良かった・・

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