運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~

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運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
5
平均
4.6 / 5
神率
60%
著者
なつめ由寿子 

作家さんの新作発表
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イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778128074

あらすじ

実の兄弟ではないが仲の良かった修司と鷹人の関係はある夜を境に変わる。初めての発情期でΩの本能に抗えず、αである鷹人と体を重ねてしまったのだ。「顔も見たくない」と鷹人は家を出るが、5年後モデルとなり誰もが目を引かれる美形に成長した鷹人と実家の喫茶店でまた一緒に暮らすことになる。修司は過ちを繰り返さないと決意するが、強い独占欲を見せる弟との触れ合いに意識してしまう日々。そんな時、鷹人に映画出演の依頼がきて…?

表題作運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~

春川鷹人、義理の弟でモデル アルファ
春川修司、祖父の喫茶店手伝い オメガ

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

読みやすくわかりやすいオメガバース作品

義兄弟で両片思いのオメガバース。
一言でいうと、読み応えがあり面白かったです。
読みやすくわかりやすくもありました。


血が繋がっていない兄弟が、色々あり
じいちゃん(育ての親)に引き取られるんです。
兄の修司は誰よりも家族を大切に守りたいと思っており、
弟の鷹人は大好きな兄は家族だけど鷹人にとっては兄以上の大切な存在であり、弟ではなく1人の男として見てもらいたいと思っています。

修司の初めての発情期で、めちゃくちゃに抱いてしまったのですが、
修司はそのことを後悔しており、自分のせいで家族は壊れてしまうのではないかと怯えておりました。
鷹人は鷹人で、修司には1人の男ではなく家族としか思われていないとヤケになってしまいます。
そこから5年間、彼らは会わずに過ごしました。
とあるきっかけでまた一緒に暮らし始めるのですが、
そこからのお話です。

まさに、最高の両片思いです。
ぜひ、本編を読んでみてください。

ストーリー ★★★★☆
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★☆☆

しかし、帯にあった
兄を孕ませたい執着系弟 というアオリのわりには
そこらへんは弱かったような気がします。


AmazonのSSペーパーは、
本編から約1年後が舞台で、
まるで新婚さながらという感じの可愛らしい内容でした。


追記 いいなと思ったところ。
幼い修司は鷹人を背負い、
大人になった修司は鷹人に背負われる……。
どちらも星空を見ながら、大切なお互いとずっと一緒にいられますようにと。
その対比が良かったです。

2

なんて切ない・・・!(TдT)

こちら、帯が「オメガバース史上、最高の両片思い」だったりします。
帯でむやみにハードルを上げるのってどうなの?派な為、若干の心配をしつつ読んだワケですが。
で、結論から言うと、「史上最高」はちょっぴり盛りすぎかも。
ただ、そう訴えたくなっちゃう、編集さんの気持ちはよく分かりましたよ。
もうこれ、ガチで面白い!

兄に強く執着する弟と、過去の出来事で自分を責め続ける兄。
誰より近い関係で、強く惹かれあいながらも、絶対に想いを悟られてはいけない相手。
この、危うい均衡の上に成り立つ二人の日常に、もう萌えまくりですよ。
オメガバのヒートがこんなに痛くて切ないって、泣けちゃいますよ。
読み終えたら興奮して眠れなくなっちゃったので、この時間だけどレビューを書きますよー!
もう、義兄弟もの好きさんに、ぜひ読んで欲しい。
すっごい素晴らしい作品だと思う!
タイトル以外、本当に完璧だと思う!
いや、申し訳ないけど、タイトルだけは若干古臭いと言うかダサいから。←(私個人の勝手な意見です)


ザックリした内容になります。
祖父の喫茶店を手伝う、オメガの青年・修司。
祖父が入院する事になり、義理の弟でアルファである鷹人と5年ぶりの再会を果たします。
実は、過去の手痛い出来事から、ずっと鷹人に対して罪悪感を抱いてきた修司。
誰より分かりあえて仲の良かった以前の関係に戻る事を望みますが、鷹人の見せる言動に、自身の気持ちをどうしても抑えきれずー・・・と言ったものになります。

まずこちら、二人の関係と言うのが、なかなか複雑でして。
親の再婚で兄弟になった二人で、更に両親が亡くなった事から、これまた血の繋がらない父親の恩師に引き取られたんですね。
じいちゃん(養父)と、兄である主人公、そして弟。
家族として暮らしている三人ともが、血が繋がっていない状態なんですね。
ここが、主人公が拗らせる大きな要因と言っていいと思うんですけど。

で、二人は幼い頃に出会ってから、誰より近い特別な関係を築いてきた。
しかし、修司が18才になった時、初めての発情期が訪れ、アルファである鷹人と間違いをおかしてしまう。
そして、鷹人は家を出たー。

ここから、祖父の入院をキッカケに、二人が再び共に暮らし始めると言うのが、現在の状況になるんですね。

これ、個人的に一番萌えたのが、とにかく危うい二人の関係だったりします。
兄の修司ですが、とても健気で若干臆病なんですよ。
二度と家族を失いたくない。
その為、兄である事に固執するんですよね。

また、終盤で少し鷹人視点が入る以外、あとは修司の視点で語られます。
その為、鷹人の内心と言うのは分からないのです。
分からないのですが、鷹人と言うのは静かで淡々としているのに、不意に強い独占欲をみせと、強い執着を感じさせて。
こう、ふと気付くと真後ろで強い瞳で見つめていて的な、不意討ちに驚く感じと言いますか。

まぁそんな感じで、二人は一見、元の関係に戻ったかのように、兄弟として暮らすのです。
暮らすのですが、なにかの拍子に一気にバランスが崩れそうになる。
その危うい均衡と言いますか、緊張感みたいのがすっごく萌えるのです。
そういうエピソードがとてもお上手なのです。

それと、鷹人と言うのはモデルをしてまして、そんな日々の中、俳優としての大きな仕事が舞い込みます。
この件で、二人の関係が変化してゆくのも巧みでして。
いや、個人的に当て馬設定も大好きなんですけど、当て馬である小説家・芹沢がめっちゃいい味を出してまして。
攻めより格上の当て馬と言うのが、とにかく大好きなんですよ。
攻めがですね、当て馬と比べて、自分のふがいなさに悔しい思いをすると言うのが、なんだかすごく楽しいのです。

あとこちら、とにかく心を打たれたのが、終盤の鷹人視点になって分かる、とある真実だったりします。
くっ、そうだったか!と。
これな~。
修司は自分をずっと責めてきたけど、実は鷹人も同じくらい、自身を責めて後悔してきたんですよね。
そして、愛する人を守れるようになりたいと、一人で頑張り続けてきたんですよね。
この事実が分かった時、二人のスレ違いやそれぞれのこれまでが悲しすぎて、もう心が痛んで心が痛んで仕方なかったよ。
この二人のスレ違い、切なすぎるよーーー!(TдT)

まぁその分、ラストでは深く感動させてくれるんですけど。
もう、願いが叶って良かったねえ!と。

こちら、デビュー作との事ですが、とにかく面白いし圧巻でしたよ。
特に、切なくも萌えさせてくれる、心情描写に目を見張るものがありましたよ。
義兄弟好きさんには、ぜひ読んで欲しいと思います。

7

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