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表題作You might say yes.(2)

元・マフィアのボス・ロッド・B・フォレスター
秘書・ジュン(淳)・ランドー

あらすじ

祖父から継いだシシリアンマフィアの組織を壊滅させ、アメリカでの復讐を遂げたロッドは、淳の膝の治療のためにスイスに渡った。その後ヨーロッパに拠点を移し、新たな地場、新たな人間関係のなかで初めての『解放された日常』を過ごす二人だったが、社交界で知らずに集めた注目が禍いを呼び、新たな組織の手が忍び寄る…。きらびやかな世界の影に闇が潜む、ハイソサエティ・ライフ第二弾登場。

作品情報

作品名
You might say yes.(2)
著者
七地寧 
イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
シリーズ
You might say yes.
発売日
ISBN
9784773003130
4.2

(4)

(2)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
17
評価数
4
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

淳の才能が益々輝いて

2巻です。
あらすじだけ読んでいると続きなのか一瞬不明ですが、1巻でジュニアと呼んでいた攻めの偽名で、新しく作った名前がロッドです。

元・マフィアのボス・ロッド・B・フォレスター 俺様攻め× 秘書・ジュン(淳)・ランドー クール受け
舞台を移して淳の膝の治療をしたりしながらも、お金があり才能もある2人は目立ってしまって。
淳の才能が評判になり、新たな組織に狙われるようになって。

あの時に撃たなかったら逃げられていたとはいえ、怪我の後遺症が辛そうで、ロッドめ!と未だについつい思っています。
淳の特殊能力は、あらぬ所にも使えて冴えまくりで、益々の淳の活躍が楽しみでわくわくしました。
ファミリーのように、メイドのアデライドと執事のハーヴェイが2人の魅力に惹かれて、仕事だからじゃなく仕えている姿が見ていて気持ちいいです。
それだけに仲間になれなかったボディーガードのアナスタスが可哀想でした(笑)
アナスタスのボスの傍にいる東洋人というのは、何かリンク作があるのか、新シリーズなのかがとても気になる所です。
愛故ではなく、相変わらずのロッドからの無理矢理のセックスが読んでいて痛かったです。
楽しいからセックスがしたいというロッドと、セックスがなければいいのにという淳と、1巻から全く相容れないです。
淳にはまだ激しい執着というものが存在していなくて、それをロッドが見たいが為に、ひどくしてしまう気がします。
お互いが愛に至るには、何かが足りないのかもしれない。
いまのままの関係も刹那的で怖いですが、満足してしまうと弱くなりそうで、それも怖かったりして。
言葉にするのが難しい不思議な絆で結ばれている2人です。
とにかく次は、どんな活躍をするのかが楽しみで仕方がないです。

エロ:★3 無理矢理なんですが、淳が感じ出してストイックなエロさを醸し出しています。
総合:★4 淳の才能をもっと発揮して欲しいというぐらい、その時のシーンが楽しいです。

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