変人スパダリ×恋がしたいゲイ男子のじれったい恋!

恋はしたいがお前じゃない

koi wa shitai ga omaejanai

恋はしたいがお前じゃない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×211
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

147

レビュー数
6
得点
80
評価数
21
平均
3.9 / 5
神率
19%
著者
志々藤からり 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784041092347

あらすじ

朝陽は平々凡々の地方公務員。
ただし、恋人いない歴=年齢の拗らせゲイ男子だ。
一生に一度の恋を目指し、なぜか出会い系に走った朝陽は外見好みのイケメンに遭遇する。
ところが中身は想像もしない変人さんだった…!?
おまけにその正体は意外な人で――。

表題作恋はしたいがお前じゃない

四津海汰久,出会い系で会った青年
中前朝陽,25歳,市役所勤務の公務員

レビュー投稿数6

救われたことと救えたこと

最近、ハマっている志々藤からり先生の作品です。
志々藤先生は絵が丁寧で、スッキリしているので読みやすいです。

IQ170の無職 四津海 汰久と地方公務員の中前 朝陽のお話。

恋愛経験ゼロで童貞の朝陽くんは、出会いを求めて出会い系で相手を探します。
1人目は会うなりドタキャン、2人目は飲み友探しのノンケ、そして3人目は…きれいな顔して身なりも良くて、でも変態素数プレイ男。
結局、ホテルで997まで素数を数えさせられただけ。
一人で生きていく孤独な人生じゃなく、誰かと恋愛したい。
翌日、その変態素数プレイ男が市役所に現れ、朝陽くんに言いました。
「約束を守って俺と結婚しろ!」と。

変態素数プレイ男は、IQ170の天才 四津海汰久くんでした。
汰久くんは、朝陽くんが中学生の頃に近所に住んでいた小学生。
2人は、公園で知り合い、少しの間だけですが交流がありました。
ある日、汰久くんは朝陽くんにプロポーズし、しばらく会えなくなると立ち去ります。
その後、渡米した汰久くんは、18歳で大学を卒業し、20歳でITセキュリティ会社を起業しました。
しかし、金の亡者に裏切られ、会社を売却します。
失意のどん底にいた汰久くんの心の支えになったのは、遠く日本にいる朝陽くんでした。

小学生の汰久くんが朝陽くんにお別れをする日、朝陽くんは親友にゲイバレして泣いていました。
汰久くんは、泣いている朝陽くんに教えてあげます。
「お前は他人が知り得ないお前だけの96%を誇って守ればいいんだ」
ゲイバレしたのなんて、朝陽くんの0.1%にも満たない。
そんなことで、朝陽くんの本質も価値も損なわれはしない。
――悲しいことに、人間は、0.1%に悩み苦しむ生き物です。
汰久くんの言葉は、理想です。でも、希望でもあります。
その言葉が支えになって、朝陽くんは自分の人生を必死に生きてきました。
汰久くんを13年間も忘れていたけれど…。

出会い系に手を出した朝陽くんに会いに、ようやく海を渡った汰久くん。
しかし、IQ170の汰久くんは、空気は読めないし、察することもできません。
当然、一般人の朝陽くんと話がかみ合ないどころか、朝陽くんが泣く理由もわかりません…。
でも、アメリカから朝陽くんを監視するほど、ずっとずっと想っていたのです(泣)
これから、朝陽くんと恋愛をして、13年間を「やり直し」すれば、きっと恋愛の偏差値も上がるでしょう。

この作品には、当て馬は登場しません。
でも、朝陽くんの親友 鉢岡くんがいい人です。
ゲイの朝陽くんをちゃんと受け止めて理解してくれています。

Hシーンは、最後に少しだけあります。
クールな汰久くんのお顔が、とても甘くて良かった。
もっと見たかったな~。

志々藤先生は、言葉の使い方がお上手で、ジーンとさせられることが多いです。
汰久くんの性格もあり、全体的に甘さが薄いのですが、いいお話なので続編を読みたいです。
出来れば、汰久くんに日本経済が活性化するような会社を起業して欲しいな。
その頭脳を活かしてくれ~。
きっと、ご両親も理解してくれるはず!

なぜ素数?
IQ170の汰久くんらしく、納得です。

2

スパダリは遠く海を越えてやって来る。

すんごいロマンティックなのだ。平々凡々な毎日を送る朝陽の前に突如訪れる椿事。
手堅く市役所で公務員を勤める朝陽は、出会いが無い。恋をしたいのに。ちょっとアレかもしれないけど、恐る恐る出会い系を使ってみる。そこに現れたのは抱いてくれるわけでも無く、ただただ「素数を数えよう。」と提案してくる変人だった。

読み進めていく内に、この変人こと汰久という男が、なかなかのスパダリっぷりを見せ付けて来ます。
まず、素数というのが意外にもロマンティック。1とその数自身との外には約数が無い正の整数。
そう。1とふたりきり。こんなにも数学をロマンティックに語れる男がかつて居ただろうか。
皆んな数学好きになっちゃうよね。
彼は幼い頃に数学の天才児と呼ばれて渡米した。けれども当時から朝陽を見染めていた彼は自称婚約者として舞い戻って来たのだー!っていう、王子様っぷり。これぞスパダリ‼︎
大人になった朝陽はもちろん直ぐには思い出さない。数学は天才かもしれないけど、口が悪く不器用な汰久も朝陽が思い出してくれない事に焦れてもいる。
2人はまるでケンカップルの様で。噛み合わない事にギャンギャンやり合ってもいるのだが。
後半怒涛のクライマックスを迎える。
唯一と言っていい程の友人の鉢岡くんと話す内に朝陽は大切なことを思い出す。
今の自分の支えになって来たこと。言葉。それを教えてくれた少年のこと。
「お前は他人が知り得ない、お前だけの96%を誇って守ればいいんだ。」

中学生で自分のセクシャリティに孤立感と息苦しさを感じていた朝陽。
そんな朝陽に一生懸命、宇宙の真理を話してくれた少年こそが、汰久。
汰久の台詞全て。簡潔に心を刺して来る。それはそれは清々しくて素敵な。このシーンが大好きです。
汰久はほんの子供の頃からスパダリなんです。

何か嫌なことがあった時。疲れたなぁって感じた時。誰も信じられないなんて思ったとき。
私は汰久のこの言葉を何度でも思い出したい。
「本質も価値も損なわれはしない」自分だけの私。

全てを思い出した朝陽が汰久の事を想うとき。汰久もまた、朝陽のことを支えに生きていたこと。
「お前が撮った空は俺の上まで続いている。」
遠く離れた空から、ずっと想いを馳せていたこと。
言葉のチョイスが一つ一つ、痺れます。心ニクい。
心を救われたこと、救えたこと。互いの拠り所であったこと。
汰久は空気読まないとか、察することが出来ないみたいに言われるけれど、実は誰よりも優しくてロマンティストなんじゃないかな。

ところで。「恋はしたいがお前じゃない」というタイトルは最初、何となく違う気がしていて。
「恋の方程式」とか、「恋の素因数分解」とか、それこそ「恋の素数」なんて、付けたくなってしまうけど。グルグル考えて、やっぱり。朝陽の当初の気持ち、「恋はしたいがお前じゃない」がしっくりくるんだなぁ、って。思い知ったのでした。

4

腑に落ちた!

志々藤からり先生ワールド!
独特な間合いと、会話の感覚が好きです。
ちょっと変わったキャラが魅力的です。

私、不覚にも泣きそうになりました。
ちょっと良い場面有るんですよ!

淡々と過ごしてきたクローゼットゲイの朝陽。悩みを話せる完全友人関係のノンケ友達の鉢岡だっている。
だけど、急に恋したくなるんだよ!
ひとりで生きていくの、わかんなくなるし恋人と一緒に生きたくなるんだよね。
そんなわけで出会い系アプリを使ったら、素数数える事を強要する変人に会うんだな~

天才少年から、天才大人。ITベンチャー立ち上げた末に売却してお金持ちな汰久。
13年前から一途に朝陽を好きだったとか、実は純愛貫いたスパダリなんです。

なんだかんだ振り回されているようで、互いに影響を与えていく存在。互いにとってはそれこそが存在感溢れる素数なんですね、きっと。

泣きたくなったのは、朝陽が何気なくSNSにあげた空の写真をみて繋がっていると感じて、頑張っていた汰久のアメリカでの場面。

あとは、他人はわずか4%しか見れないけど、残りの96%を誇って守れと言える汰久の言葉です。結構、ぐっときます。

志ヶ藤からり先生の描くひと達は、不器用さを何とかやりくりして生きていくイメージ。だけど、やりくりした先に愛しいものがいますよって感じられる。

パーセントの話は、覚えておこうと思いました。

えっち有りです。そちらはさらりと。天才大人の汰久の表情が崩れちゃうのは萌えちゃうな。
ぜひ汰久の変人ぶりをみてほしいですね。

5

一途な純愛なのになあ(笑)

大好きな先生の新刊!
ラブコメBLです(最高)

出会い系に恋を求めた公務員、朝陽
ホテルで素数を言わせる変人、汰久
二人の出会いは偶然のように見えて偶然ではなく…
天才汰久の執着の仕方は半端ないのに、だいたい口をつくのは朝陽に対する容赦のない罵詈雑言。
思い出せない朝陽を「チンパンジー以下」呼ばわり
でも思い出せない朝陽も悪いわ、そりゃ(笑)

ともかくハイテンションで面白い
愛だの恋だのをすっとばして結婚を要求してくる汰久と
意味が分からずだいたい怒ってる朝陽
でも先生の作品はほのぼの可愛くて、変人すらも可愛くなるから素敵✨

Hは最後にサックリとww

3

変人だけどスパダリ?

攻めが変人過ぎるんですよね(^◇^;)
理屈っぽくて融通が効かなくてーーっていう。
初め全然受け入れられなくて、う〜んって感じだったのですが、
読み進めていくと、とても不器用で優しい子だと分かりました。
そんなわけで、攻めが好きになれるかどうかで評価が分かれる作品だと思います。


親友の結婚を機に自分も恋がしてみたいと思ったゲイの朝陽は、
何故か出会い系にはしります。
好みの男に出会ったものの、その男はとんでもない変人でーー…

実は、変人男・汰久との出会いは仕組まれたものです^^;
インターネットに長けた汰久は、朝陽の事は知り尽くしているという恐るべき状況。
二人は13年前に出会っているのですが、
朝陽は全く覚えておらずーーという展開です。

とにかく汰久が面倒くさい。
だけど、朝陽への愛情は深く大きいです。
辛い時も朝陽の存在に支えられてきた汰久……
朝陽への気持ちを知ったことで、汰久への見方が変わりました。
この想いにはグッとくるものがありました。
とても純粋で不器用なだけなんだなと。

恋をするつもりはなかったのに自然と恋に落ちた二人は結ばれ、
両想いハッピーエンドです^^
まだ始まったばかりの二人ですが、一途な想いを貫いて欲しいと思えるラストでした。

シーモア 修正はトーン

4

タイトル通り

再会ものですが受けの朝陽が途中まで思い出せません。

攻めの汰久が朝陽が利用してる出会い系サイトで企んでの再会でした。それを知らない朝陽は抱かれる気満々だったのに、素数を数えさせられて終わってました。

朝陽はゲイで安定した公務員になったものの、孤独を感じて恋がしたいと思って出会い系サイトに登録してたのでした。

汰久は後に朝陽の前に現れて自分を思い出せ、結婚の約束をしたと告げるのです。汰久は斜め上の発言ばかりなので、朝陽は変人だと思います。

汰久は地元で有名な天才少年で中学生の朝陽に小学生ながら勉強を教えてました。朝陽は捨ててあったゲイ雑誌を読んでいて、唯一の友達に目撃されて泣いていました。そして汰久に慰められて例え友達が居なくなっても、俺と結婚すればぼっちじゃないと告白されるんです。

小学生のうちから教育の為にアメリカに留学した汰久は飛び級で大学に入学して企業していました。裏切りにあった汰久は会社を売って朝陽に会いに日本に戻って来たのでした。

結婚は白紙に戻して離れていた期間の分まで恋愛しようと朝陽が汰久に言ってました。

エロは少なくて汰久が朝陽を頭が悪いと連呼してます。小学生の時から言ってます。汰久は天才過ぎて人の機微が分からないので、ほとんど恋愛的な甘さの無い作品でした。

4

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