エロティック・サイコ(フルカラー)

erotic psycho

エロティック・サイコ(フルカラー)
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
19
評価数
4
平均
4.8 / 5
神率
75%
著者
KJK 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ソルマーレ編集部
レーベル
Ficus
電子発売日
ISBN

あらすじ

地方紙記者の佐藤(さとう)は、心理カウンセラーの元カレから奇妙な依頼をされる。その内容とは、世間を騒がせている連続殺人事件の犯人・神谷琉成(かみやりゅうせい)の極秘取材だった。興味をそそられた佐藤は神谷に会いにいくが、美しく儚げな彼から出た言葉に耳をうたがってしまう。「僕とヤッてくれる?」そう、神谷は真実を語るかわりに『セックス』を要求してきたのだった――。その出逢いは偶然か、必然か。業界衝撃のエロティック・サスペンスBL!【フィカス】

エロティック・サイコ(フルカラー)(1) 45ページ
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エロティック・サイコ(フルカラー)(25) 38ページ
エロティック・サイコ(フルカラー)(26) 40ページ
エロティック・サイコ(フルカラー)(27) 38ページ

表題作エロティック・サイコ(フルカラー)

神谷琉成,作家,殺人犯
佐藤孝史,記者

レビュー投稿数1

本格的なサイコサスペンス、結末まで目が離せない

Twitterでたまたま見かけて、最初は単話しかないし、1話の単価がとても高く、むー、と悩んでいたのですが、試し読みしたところで気になって仕方なくなり購入。5話くらいを過ぎるともう結末が気になって気になって、思い切って全話購入しました。けっこうなお値段…マンガの単価を超えている…。

全27話完結。主人公の新聞記者、佐藤と巷を騒がせている連続殺人事件の犯人、神谷がとあるきっかけで出会うところから物語は始まります。

佐藤の親友であり元恋人である、心理カウンセラーの村上から、自身が担当している患者(神谷)へインタビューをしてくれないか?と頼まれた佐藤。ここから佐藤と神谷の奇妙な関係が始まり、紆余曲折しながら、ラスト5話くらいから最後の結末までは怒涛の展開です。

サスペンスものなので、ネタバレせずに感想を書きます。読んでるとどんどん惹き込まれていき、どんな結末になるのか気になって仕方なくなるので、ぜひご自身で読んで確かめていただいたほうが良いと思います。

主人公の佐藤は犯罪事件を調べ、その資料を大量に保管しているというかなりの変わり者。何を考えてるのかよくわからないし、いつでも冷静でほとんど感情を表に出すことがありません。村上から自分の患者がもしかしたら連続殺人犯かもしれない、という話を聞き、インタビューをしてほしいと頼まれたとき、そこまで患者に入れ込む村上を心配しながらも、佐藤は自分の興味を掻き立てられ、それを受諾します。

連続殺人犯の神谷は、ガチなサイコパス。自分の中で殺人における一定の法則性があり、佐藤からのインタビューを受けながら、佐藤との会話や時間を楽しみます。そして、インタビューを受けるかわりに、佐藤にセックスをするよう迫ります。神谷は物語が進む中で、佐藤に強烈に惹かれていきます。

まずこの佐藤のキャラクターがものすごく作り込まれていてすごい。仄暗く何を考えてるのかまったく読めない虚ろな目をしていて、抜群に頭がよく、話の途中では、佐藤の狂気とか出てくるのかな?とか考えてしまうほど、不気味で冷静なんです。インタビューを引き受けたのも抑制し難い興味本位であったし、佐藤自身もどっちに転ぶかわからないような人です。

ただし、人間的な感情がないわけではなく、物事の判断能力や人をコントロールする能力には長けていて、物語の中盤くらいからは、神谷との関係をどうしていくのか、いろいろな策を巡らせます。

そして、佐藤はガタイもガッチリでムキムキなんですけど、受なんですよね!一見、金髪で美形の神谷が受っぽく見えるんですけど、神谷が攻なんです。このギャップもとても良き!!エロシーンとかはかなりあっさり描かれているんですけど、神谷との淡々としながらも、ときに熱いセックスシーンでは、佐藤の色気が半端ないです。

神谷は絵に書いたようなサイコパスなんですけど、可愛らしい描写も多くて、普通にしてるときに垣間見せる狂気じみた表情なんかは、怖…と思いました。目が笑ってないというか。そういった不気味さはとてもよく描かれていて、佐藤と神谷のやりとりに目が離せませんでした。

そしてなんと言ってもこの作品は会話が秀逸なんです!!佐藤って神谷に対してまったく情に絆されるみたいな描写がないんですよね。淡々と一定の距離を保った会話。でも、話が進むに従って意識的に神谷への対応を変化させたりするのですが、熱くもなく、かと言って冷たすぎず、もう、ほんと、よくあんな台詞考えつくなーって思うほど、特に佐藤の会話はめちゃくちゃ考えられていて、脱帽。佐藤の的確な指摘と冷静な分析、絆されていないけど、流してもいない神谷との駆け引きめいた会話。会話ひとつひとつがとても意味深だし、それぞれのキャラクターの性格がはっきり出ていて、とても明確なんです。

私は佐藤と神谷がベッドで交わす駆け引きのような会話や、神谷の様子を見計らって、佐藤が絶妙なタイミングで神谷と会って交わす会話がとても好きでした。コマが大割なので、細かい表情とか躍動感みたいなのを細かいコマ割りで見ていく感じではないのですが、もうこの会話ひとつひとつがミステリアスで、意味深で、物語の世界にどっぷりハマりました。とにかく秀逸で素晴らしい。

中盤、少し中だるみっぽくなったようなところはありましたが、後半はけっこう怒涛な展開で、もう、気になって気になって、途中で読むのを止めることができずにあっという間に最後まで読んでしまいました。

かなり本格的なサイコサスペンスだと思うし、普通のBLって感じでは全然ないし(たまたま男性同士のセックスシーンがあるだけ、みたいな感じ)、そもそも、ラブなのか…?って感じだし(笑)でも、ストーリーの完成度としてはかなり高いと思います。絵は好みが分かれるかなぁと。私もそこまで好きな感じではなかったのですが、ストーリーが重厚なので、まったく気にせず読めました。ストーリー重視の作品を探している方にはオススメです。とにかく、ネックは値段ですが、それを引いてもとても面白く、ハラハラドキドキもさせてもらえたので、気になっている方は、ぜひ読んでいただきたいです!!

7

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