妖精王は妃に永遠の愛を誓う

youseiou wa kisaki ni eien no ai wo chikau

妖精王は妃に永遠の愛を誓う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
9
平均
3 / 5
神率
0%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
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イラスト
尾賀トモ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥681(税抜)  
ISBN
9784775529270

あらすじ

祖母の跡を継いで生花店を営む蓮樹。しかし駅ビルに近代的な店が出来、売り上げがどんどん下がってきていた。そんなある日、金髪にちょっと北欧の血を感じさせる風貌のイケメンが現れる。その男はなんと、「残った花をすべて売ってくれ」というのだ! 蓮樹は、ありがたみを感じつつも、その男に一目惚れをしてしまう。その男から、「俺を助けるためについてきてくれ」と言われ……!?

表題作妖精王は妃に永遠の愛を誓う

ウィルバート,妖精王
蓮樹,フローリスト

その他の収録作品

  • 書き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数3

焦れったいよ、もっとワクワクさせてよ〜

妖精と人間の異世界トリップファンタジー。
妖精国や天馬が登場する、とてもファンタジーらしい作品です。

祖母の遺した小さな花屋を営む蓮樹ですが、ライバル店のせいでお客さんは減る一方。
そんなある日、金髪イケメン・光崎が現れ、売れ残りの切り花を買ってくれる事に。
しかし、結局店を閉めることになり落ち込む蓮珠に対し、光崎が助けを求めてきてーー…!

光崎に惹かれる蓮珠は、求められるままに光崎の手を取ります。
そして、目覚めると妖精国にトリップしていてーーという展開。
蓮珠は、戸惑いながらも気持ちに抗えず付いてきてしまっただけなので、異世界についてからの戸惑いが大きい^^;
光崎は、妖精国の王・ウィルバートで、蓮珠への愛情全開です。

この2人、ちょっと温度差があるんですよね。
だから、なかなか進展していかない。
そこがかなりもどかしくて、中盤までダラダラした感が否めなかったです。

ウィルバートが何故そんなに蓮珠に拘るのか、蓮珠に懐くマルという小さな妖精の正体とはーー?
と、なかなか明かされない真実にモヤモヤしながら読み進めました。

ウィルバートは蓮珠に真実を告げないくせに、愛する事は求めてくる。
うーん、それはちょっと違うんじゃないかと思いました。 

実は、蓮珠は、ウィルバートの妃の生まれ変わりです。
その事実を知り、蓮珠はウィルバートが愛しているのは自分ではないのだと悲しみます。
何度も何度も生まれ変わってきた蓮珠の魂。
時には花に、時には小鳥に、そして人間に……
生まれ変わる度に慈しみ愛するウィルバートは、とても一途で健気です。
でも、ウィルバートの気持ちがなかなか蓮珠に伝わらない〜!

結局、ウィルバートの側を離れる蓮珠ですが、ウィルバートを愛する自分の気持ちに気付いて、来るかどうかも分からない迎えを待ちます。
獣人王が2人を引っ掻き回したり、ウィルバートが蓮珠の事を忘れてしまったりと一悶着ありますが、ラストは前世の記憶を取り戻した蓮珠と無事結ばれます。

全体的にちょっと周りくどく感じてしまいました。
ウィルバートはちゃんと蓮珠自身を好きでいてくれたのに、そこがなかなか伝わらなくてモヤりました。
現世に帰ろうとした蓮珠へのHなお仕置きも解せない。

ただ、2人の子どもたちや、蓮珠の忠犬・クロードはとても良かったです。
むしろ、クロードが一番好きでした!

もっとサクサク読ませてくらたらなぁ……と、少し残念。
まぁ、ハッピーエンドなので読後感は悪くないです。

3

好きな設定なのですが

妃を亡くした妖精王のウィルバートが、転生する度に追いかけて、やがてようやく人として生まれ変わった蓮樹と再び添い遂げるまでのお話でした。

まず妖精王の国に向かうまでが長いです。商店街で花屋を営んでる蓮樹と、その店で幼馴染みの子どもを預かるようになったきっかけや、黒田という大学生のベビーシッターの活躍とか、いつ妖精王が現れるかと思いました。

ウィルバートが現れてからの展開が早いです。そして妖精王の国に行ってからが焦ったくて焦ったくて、そんなに気になるならウィルバートに聞いてくれって何度も思ってしまいました。

すれ違いというよりは蓮樹の頑なさで元の世界に帰された事によって、妖精王の国はピンチを迎えます。獣人に騙されて蓮樹が自害する直前で偶然にもウィルバートの記憶が戻って、無事に妖精王の国は元に戻ります。

そして今まで入れて貰えなかった部屋で、蓮樹は前世の記憶が甦り子ども達と再会するのでした。感動物です。ちょびっと涙が出ました。


でも気がついてしまったんです。余りに前世のレーンという女性の話をされてしまうと、BLを読んでいた筈なのにって違和感を感じてしまって「すん」って覚めてしまいました。
8人も子どもいたしね…


電子版限定特典は8人の子ども達を残して、ウィルバートと里帰りをしてました。ご近所さんに海外で出会った伴侶の国に移住する事になったと挨拶する予定でした。幼馴染みの桜也の母親とアルバイトしていた総菜屋のおばちゃんにだけは、ウィルバートを会わせる予定でした。ウィルバートも術で髪を短くしてスーツを着て張り切っていました。
ところが桜也の母親が店を飛び出して、商店街中に声を掛けて人が集まってしまいました。
皆に祝って貰い嬉しいものの、恥ずかしくてウィルバートを紹介出来なかったのです。
その夜はホテルに泊まりウィルバートに謝っていました。そして祖母の墓に報告した後は、改めて桜也の母親と総菜屋のおばちゃんにウィルバートを紹介すると誓った蓮樹でした。

1

個人的にBLというには微妙なライン

うーん…(。_。)

謎が多い展開は面白かったし気になって一気に読んだんだけど……この感情なんやろ。TLの中でBL展開を読んだ気分…?というのかな。女の子みたいな受けだから〜花嫁ものだから〜という理由でTLぽいんじゃないんですよ。バックボーンが「…え。TL??(O_O)」とね。一瞬虚無入ってしまったかな。

(性別は関係ない!で帰結してるし、受けにティン付いてるから形としてはBLです)

pixivで公開された試し読みが一番面白く感じました。
曰くありげな男・黒瀬と謎の客・光崎が登場して、あらすじを見ると光崎が攻めなのは確定…ということは黒瀬は…?絶対なにか絡んでるよね??うわ~~どういう関係なんだろ( ´艸`) ワクワク 冒頭は現代モノだけどタイトルの回収はどう展開するのかな~~~( ´艸`) ワクワク

と。謎が多いまま展開するのでグイグイ引き込まれました。
そういう意味ではネタバレ無しで読んだ方が面白いと思います。


(以下、ネタバレ有りの感想です)



タイトルや表紙でもわかるように異世界ファンタジーのお話です。
人間界で生まれ育った受け・蓮樹視点で進み、妖精国の世界観は蓮樹に説明する体で展開するので設定にはすんなり入り込めました。

といっても(一応納得した上とはいえ)突然人間界から妖精国に連れてこられた蓮樹なのでわけのわからないことばかり。読者もわからないことばかり。妖精王であるウィルバート(光崎)は心の底から愛を紡ぐ割に肝心なことははぐらかすのですね。ずっと傍についていてくれるマルも蓮樹を慕いベッタリだけど、蓮樹の質問にはションボリするだけで…。

そのせいか、ウィルバートの愛が一方的な身勝手さに感じるのが難点でした。めちゃくちゃ溺愛攻めなんですが蓮樹の心だけ置いてけぼりにしたまま「妃になってくれ」と押しつける。そんなもん誰だって不安になるし嫌じゃーーーー!!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン ってなる。
序盤はニヤっとくる甘い言葉も中盤過ぎるころにはスン顔デスヨ…( ˙-˙ )スン

蓮樹も蓮樹でちょっと面倒くさい。蓮樹が一番気になる事項は「ウィルバートには妃がいるのでは…?」という疑問なんですよね。そんなに引っ張ることかなぁ…と。なんの説明もなしに妃になれるかーーー!!!で済む話だよねぇ…。妃の有無ばかり気にしてて人間界に未練があまりなさげなのも少々違和感でした。そう簡単に自分の価値観が通じない異世界へ…とは即決出来ないよね;

どうもあまり萌えないせいか細かい部分が気になってしまいました。

で。上に書いたTL部分なんですが。
大きめなネタバレ注意です。


このお話は転生モノです。蓮樹の前世はウィルバートの亡くなった最愛の妻だった。ウィルバートが妻と出会い、愛を紡ぎ、子を授かり、妻を失う、という過程も描かれていて、うーーーーーーーーーーーーーん。私はBLが読みたいんだ。最愛の妻の生まれ変わりが男だろうが愛に変わりないというBLなのはわかるけど、生まれ変わる前は普通の男女モノ。この設定が土台になったBL展開なので、普通のBLとして捉えられなくなってしまったんですよね…(;´Д`)

子供がワラワラ出てきたときにはもうBLじゃないな…と思いました。(子育てBLもオメガバも好きだけど、この作品の設定だと私はNGだ…;) 評価は趣味じゃないと言い切るほどではないし大枠では楽しめたので中立で上げます。

黒瀬の正体は良かった…!
個人的に黒瀬の存在・立ち位置が好みでした♪

1

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