君を私のものにしても構わないか?

狼王子とパン屋の花嫁

ookamiouji to panya no hanayome

狼王子とパン屋の花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

276

レビュー数
2
得点
41
評価数
10
平均
4.1 / 5
神率
30%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
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イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784773060553

あらすじ

パン職人のミハルは父の遺言に従いルサーク王国まで旅してきた。
そんなミハルを助けてくれたのは狼耳も凛々しい王太子・アレクセイ。
王子はミハルを庇護し、パン屋を開けるよう力を貸してくれる。
ミハルが作るパンはとても美味しくすぐに町一番の人気に。
早く恩返しがしたいとさらに頑張るミハルだが強盗に襲われ、危ないところをまたアレクセイに助けられる。
優しくて勇敢な彼に強く惹かれていくミハル。
けれど王子と平民、身分違いなうえミハルには絶対に知られてはいけない秘密があり……。

表題作狼王子とパン屋の花嫁

アレクセイ,24歳,狼獣人の末裔で狼耳と尻尾を持つ王太子
ミハル,20歳,父の遺言でルサーク王国に来たパン職人

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

優しさ合われるピュアストーリー

今回は狼獣人の末裔の王太子天涯孤独なパン職人のお話です。

一族の秘密を抱える受様が攻様との出会いで自身の居場所を得るまで。

ルサーク王国の多族は代々オオカミの獣人で、
中でも王の子供達は獣の耳と尻尾を持って生まれ、
血の濃い者は狼の姿にも変身できるために
王国ではオオカミは神獣として崇められる存在です。

攻様はルサーク王国の王太子です。
攻様は体調の崩れない父王の名代として参列した
隣国の第一王子の結婚式からの帰路で
1台の粗末な荷馬車の存在に気づきます。

攻様は信頼する側近に件の荷馬車の様子を見に行かせ
彼等は荷馬車の陰に2人の娘を認めますが
青ざめた顔の娘の魂は既に天に召されており
顔立ちの似た娘の顔は零れる涙で濡れていました。

娘に見えた2人は兄弟で
泣き濡れた顔の青年こそが今回の受様になります♪

受様は泥だらけて兄の亡骸を埋葬するために
何とか穴を掘ろうとしていたらしいことが見て取れ、
攻様の胸が痛みます。

受様達兄弟の父はパン職人でしたが昨年亡くなり、
父の遺言で祖父母の祖国であるルサークに帰るため
遠くニーヴルトから旅をしてきていたのです。

この度で天涯孤独になった受様を不憫に思った攻様は
受様の親族を探す事と受様のルサークでの生活基盤つくりに
力を貸してくれる事となります。

しかし、受様には攻様に離せない秘密があったのです。
それはルサークの王家に関わる事で!?

父の遺言で父母の生国へ向かっていた受様が
旅の途中で出会った王太子との交流により愛を育て
新たな家族を得るまでのもふもふファンタジーになります♪

もふもふファンタジーも花嫁ものも大好きなので
かなりMyツボぽいと思って手にした1冊になりますが
とっても面白かったです (^-^)v

但、あらすじやタイトルでは妊娠・出産ものなのは
予測しにくいので苦手な方はご注意必須です。

物語は受様視点と攻様視点と交互に進むので
読者にはそれぞれの事情とお互いへの気持ちが透けていて
2人のゆっくりした恋はとても可愛いです。

しかし、
一国の王太子と天涯孤独な庶民のパン屋さんが
すんなりと結ばれるはずはありませんよね。

受様の抱える秘密と王家の関り、
甥の追い落としを計る王弟の画策が絡まって波乱を生み、
攻様が受様を后とするまでハラハラ&ドキドキ、
たいへん楽しく読めました♪

受様は素直で何事にも一生懸命です。
受様の思いやりと優しさは受様と接した人々の胸を打ち
受様が困った時には彼らからも返されていく展開も
とても良かったです。

また受様の妊娠設定が
獣人攻では性別問わず妊娠させられる設定があるあるですが
本作は受様一族の特殊体質という設定で
受様もそんな子供だったのが面白いと思いました。

1

溺愛攻め

溺愛攻めに健気受けが大好きな方なら堪らない一冊だと思います。

そして獣人が出て来ると痛い場面があって苦手だと思ってる方にも、安心して読める作品だと思います。

受け攻めの両視点がありますので、2人が相手を特別に想っていて他者の付け入る隙が無い事が丸わかりです。

あらすじにあったミハルの秘密はちょっと都合が良すぎだと思っていましたが、やっと告白したミハルに対して話すアレクセイのルーツは更に都合良すぎて驚愕してしまいました…。
でもそれによって読者の心配は一掃されるので、良かったんですけどね。


冒頭から大事な家族を亡くして痛々しいミハルでしたが、ルサーク王国に行ってパン屋を開いてからはアレクセイや彼の部下達、それから町の人々などに見守られてとても幸せそうでした。
途中にあったアレクセイの危機に、諦めないで信じ続けて救出に向かうミハルの強さにジーンと来ました。

真綿に包む様に愛する紳士な溺愛攻めと、境遇に負けずに周りにも優しい健気受けが好きな人にお勧めです。

まあ扉絵でミハルの秘密のひとつはバレバレなんですけどね。^_^;

2

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