福引で当たったので異世界に移住し、恋をしました ~手を繋いで~

fukubiki de atattanode isekai ni ijushi koi wo shimasita

福引で当たったので異世界に移住し、恋をしました ~手を繋いで~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

276

レビュー数
4
得点
44
評価数
13
平均
3.6 / 5
神率
38.5%
著者
花柄 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笹原亜美 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
価格
¥1,350(税抜)  
ISBN
9784799747094

あらすじ

<これは、いつか世界を救う少年と恋人の、はじまりの話。>
BL×異世界×植物チート! WEB発大人気ノベル!

高校卒業と同時に両親が音信不通。
孤独な忍は福引で当たった異世界移住権を使って、ひとり異世界に移住し、植物チート能力をさずかる。
持ち前の料理の腕とこの能力で、異世界生活を楽しみます!
だが実はこの世界は生命の木が枯れて子供が生まれなくなり、
人々は未来への不安を抱えていたのだった。
突然異世界と日本を繋ぐゲートが閉じ、日本に帰れなくなっても、涙を隠して前向きに笑う忍。
ひたむきで一生懸命な忍の周りには、たくさんの人が集まってくる。
奥手な忍だが、やがて唯一忍の泣き顔を知り、
忍を守りたいと強く願う騎士隊長クリシュに初めての恋をして…!
「それは、俺と所帯を持ちたいという意味の好きか」?
書き下ろし短編も収録!

【人物紹介】
松本忍(まつもとしのぶ):植物系チート能力の持ち主。
童顔で小柄。祖母仕込みの料理の腕で異世界人の心を鷲掴みにする。
クリシュとの身長差は40㎝。

クリシュ:騎士隊の隊長。
誠実で男気があり、皆に慕われている。
仕事中は鉄兜を被っていることが多い。
人や動物のサイズが大きい異世界アグラムの中でも、ひときわ背が高い。
忍が愛しくてしょうがない。

表題作福引で当たったので異世界に移住し、恋をしました ~手を繋いで~

クリシュ,22歳,騎士隊隊長
松本忍,18歳,異世界に移住した植物系チート能力持ち主

その他の収録作品

  • 夢か現か(書き下ろし)

レビュー投稿数4

タイトルで尻込みしたけど、面白かった!

こちら、近隣本屋で発見してタイトルでどうなのと迷ったのですが、挿絵すごくいいし、あらすじ良さそうなので買ってみたところ、正解でした!

あらすじ、よくあるあるの異世界トリップもので、地球で得た知識を活用して困難を乗り切る系です。

攻めのクリシュは結構途中まで素顔が晒されません。
表紙で素顔がネタバレすでにしてるのですが、本編でようやく素顔が披露された時の挿絵の素晴らしさ!
小説の挿絵って本当に大切だと思います。(体格差をちゃんと描き切って、尚且つ攻めは褐色で格好良く、受けは可愛らしいとか、素晴らしいです)

あと受けのシノブが、生い立ちから異世界に行くまでの過ごした環境要因と本人の資質から、人に頼らず自分で何とかしよう、起こってしまったものは仕方ない、これからのことを考えようとか、でももといた世界を思って懐かしく涙したり、ということがすごく健気で好感が持てました。

本当に常々思っているのですが、最大の危機の時、ヒラリと助けに来てほしくないのですよ。自分で何とかしてほしい!自分の力で乗り越えた姿が見たい!

シノブはそういった危機にも、頑張って勇気を出して挑みここで生き抜く姿を見せてくれます。

2人の関係は、すごくゆっくりゆっくり進むので、早く何とかしろ!それくらいでジタバタするな!という方は向かないかもしれませんが、丁寧に心が近づく話が好きな方は楽しいと思います。

続刊もあるんですね、すごく楽しみです!

4

続きものですのでご注意下さい!

タイトル通りの内容です。 
主人公・シノブの生活環境や日常、心情などが事細かに表されており、そのぶん非常にボリューミーな一冊になっています。

サラッと流されているシノブの両親が奔放すぎて酷い(・・;)
高校卒業と同時に仕送りを切られて生活がままならなくなったシノブは、福引の景品である異世界への移住を決心します。

異世界では何もかもが大きく、18歳のシノブは子どもに間違われてばかり。
それでも一人で家畜の世話をしながら味方を増やしていくシノブは、とても健気で前向きな子です。
家畜を家族としてとても大切にしていて、
本当は家族に憧れる寂しい少年だということが分かります。

本作はBLでありながら、ラブ要素は薄いです。
そんな中でも、シノブには片想いの騎士・クリシュがおり、
クリシュとゆっくり心を通わせていく場面は微笑ましい^^
男性同士の恋愛に寛容な世界なので、男同士というハードルはさほどありません。
好き⇄好き……じゃあ恋人!の流れは少し物足りなさを感じました^^;

また、シノブは異世界に来る途中で〝植物系チート〟能力を身につけていて、これが物語の肝になっていきます。
異世界は子どもが生まれない世界になっており、子を成すためには【生命の木】と呼ばれる木に実をつける必要があります。
ここにシノブの力が使われていくのかなと思うのですが、
なんと、結論は続編に持ち越しです( ̄▽ ̄;)
まさかの続きものとは……

シノブが少し子どもっぽいかなと思います。
純情ともいえますが、18歳の男子にしては幼い。
クリシュとは兜合わせまでしかしておらず、
しかもそれを夢だと思っているというε-(´∀`; )
先は長そう……
エロを重視される方には絶対に向かない作品だと思いますが、
ほのぼの系日常BLがお好きな方にはオススメできます!

3

異世界での、のんびりほのぼのスローライフです

タイトル通り、福引きで異世界移住権を当てた主人公の、異世界でののんびりほのぼのスローライフです。
今作だけでは完結していないので、ご注意下さい。

まずこちら、異世界へのゲートが発見され、気軽に異世界旅行なんかが楽しまれている時代と言う設定。
で、両親は行方不明、可愛がってくれた祖父母もすでに亡くなり、更に高校卒業後の就職に失敗して、生活に困っているのが主人公・忍。
福引きで「異世界移住権」を当てた彼は、そんな状況から心機一転、異世界に移住する事を決意するんですね。

これ、移住先の異世界ですが、人間も動物も地球よりサイズがデカかったりします。
また、人々はおおらかで親切。
日本人としても小柄な忍は、しょっちゅう子供に間違われてお菓子をもらっちゃったりする。
そんなのんびりした世界で、特典として与えられた素朴な家と家畜達の元、主人公がほのぼのスローライフを繰り広げる。
ゲートが消失して元の世界に戻れなくなったり、強盗に襲われて重症を負ったり。
時にそんな苦しい出来事なんかも経験しつつ、この世界でたくましく生き、友情や愛を得るー。

と言うのが、今巻での大筋でしょうか。

こちら、世界観やストーリーはしっかりしています。
最初こそ、夢のような幸せな世界にしか思えないんですけど、読み進めるうちに、実は・・・と、この世界の抱える深刻な問題なんかが明らかになって行く。
また、明るく前向きに思える主人公。
彼が心に抱える傷なんかも明かされ、ストーリーに深みが増して行く。
主人公とクリシュ(攻め)の恋愛部分もとても丁寧に綴られ、甘くジレジレ、時にちょっと切ない恋模様に、とてもキュンキュンさせられます。
すごく素敵なお話だと思う。

ただこれ、注意点ですけど。
こちら、典型的なWeb小説なんですよね。
こう、重要なエピソードもそうでないささいなエピソードも、事細かに描写して行くと言う形。
要は、Web小説が苦手な方にとっては「グダグダと起伏が少なくやたら長い」と言った印象を受けるんじゃないかと。
えーと、朝起きてから寝るまでの主人公の1日を、めちゃくちゃ細かく描写して行くのです。
重要なエピソードだけじゃなく、どうでもいいようなエピソードまで。

コッコさん達が、卵を5個産んでくれた。
朝ごはんは何にしよう?
トマトを収穫したから、スープを作るぞ!
あれ、今日は卵が4個しかないぞ?
あっ、ひよこが誕生してる!

みたいなのが延々と続いても、「和むな~」と思う方には向いてると思う。
でも、「卵がいくつ産まれようと、どうでもいいわ!」って方には絶対向かない。
いや、こんなエピソードだけじゃなくて本当に、萌えたりキュンキュンしたり心に響く素敵なエピソードも多いんだけど。
今作は二人の恋愛に重きが置かれてますが、次巻は国を救いと面白い展開が来そうだし。

ちなみに、私はほのぼのエピソードが大好きですが、半分くらい来た所で若干飽きがきました。
なので「萌」で。
あと、二人は結ばれましたが、まだエッチは軽くだけ。
世界観には合っていて、この程度の軽いエロの方が萌えました。

6

界渡りが身近になった世界

今回は特別な一族を守る騎士と異世界に移住した日本人のお話です。

受様視点で異世界に移住した受様が攻様と恋人同士になるまでと
攻様視点でのショート逆バージョンと恋人になってからの短編を収録。

受様の親は超放任主義者で受様が高3の時にそれぞれの愛を探すと離婚、
受様は高卒で就職予定だったため、仕送りしてもらいながらの1人暮らし
を始めます。

しかし、受様の就職が卒業までに決まらず、慌てて仕送りを続けてもら
おうと連絡するも、どちらも音信不通で3月の仕送りで振り込みが無くな
りました。

受様は卒業後も必死で就活しますが、大学生でさえ就職難なこのご時世
ではままなりません。バイトで食いつなぐにしても童顔な受様は中学生
にすら間違えられて時給のいい深夜バイトはお断りされてしまいます。

商店街での安売りで1週間分の買い物をしたら残金1100円となりますが、
貰った福引の1等は現金30万円で、受様は鼻息荒く、福引会場に向かい
ます。

福引は今日が最終日らしく1等は残り1本、長蛇の列に並んだ受様が気合
を入れて出した玉は金色でベルを振られますが、当たったのは「特等・
選べるギフト」でした。

残念無念と思いながらも、できるだけ高価なものを選ぶために熟読した
受様は「異世界移住権」なる者を見つけます。「畑付き一戸建てに家畜
数種をプレゼント」とは霜降り牛よりも気になりますが、旅行ならとも
かく移住までする度胸は有りません。

他にいくつかの目星をつけて何か食べようと蛍光灯を付けようとした受
様でしたが、電気がつきません!! 電気料金の引き落としができずに止め
られたのだと気づき、次に来月の家賃が払えなかったら退去しかないと
思い至ります。

それなら「異世界移住権」でとりあえずの棲み処と家畜からの食糧で食
い繋げられそうなら、就職口もない今の状況よりもましかもしれないと
考えます。

異世界への入口が発見されてから10年、移住権が貰える異世界は5年前
に発見された比較的新しい異世界で、保護マスクなどもいらず食材の成
分調査もクリアしています。ただ誰も移住した人がいない事だけが気に
なりますが、受様は異世界でまったり農業スローライフを決意します。

移住当日、受様はサバイバル本とナイフ、洋服少しを詰めたリュック1つ
でゲート前に立ち、浮遊感と光の波にさらされながらも一瞬で異世界
アグラムにやってきました。

迎えてくれたのは管理局の移住者相談担当者だと言う褐色の肌に銀縁眼
鏡のイケメンでした。彼は笑顔が優しい人でしたが、受様に「異世界で
は親の保護の必要な年頃で独立するのか」と訊いてきて受様はショック
を受けてしまいます。

アグラムの人々は総じて大柄で、受様は走り回っている子供と同じくら
いの身長でした。戸惑う受様でしたが、家までの道中で見知らぬ大人達
から色々なお菓子を与えられ、これはこれでお得かもと思い直します。

新居は草原に佇む木造二階建ての一軒家で、家畜の飼育小屋も農具を保
管する納屋もありました。そして家の周り一帯は好きに耕していいと言
われて更にびっくりです。

果たして何もかも受様の予想外のスケールの異世界生活の行方とは!?

軽い気持ち蟹異世界に移住した受様が人々との交流によって成長し、受
様との関りで人々も変っていくという異世界トリップファンタジーです♪

WEB小説って良くも悪くも物語伏線と言うよりも世界観を増強するため
の細々した日常のシーンを丁寧に描いている感じが強いのですが、本作
も受様の移住先の日々をじっくり描き、受様が違いを感じる事でよりリ
アルな異世界を作り出しています。

受様は界渡りした際に緑の手の持ち主になっていて、植物が以上に早く
大きく育ち、受様の畑の野菜は大きくて味も良いものが数日で豊作状態
になるという植物系チート能力保持者になります。

受様はアグラムで初の異世界者なので、この世界で特別な"命の木"を守
る一族の当主にも興味を持たれ、彼を守る騎士隊の隊長である攻様と知
り合うのです。

アグラムの人々と受様では大人と子ども程の体格差があり事で、受様は
色々と苦労しますがかなり順応性が高く、友人になった相談者の頼みで
彼の幼馴染が父親から引き継いで閑古鳥が鳴いていた食堂のメニュー開
発に協力したり、近所に住む兄弟の畑つくりを手伝ったりと、人々と関
わる事で徐々に受様自身も変っていきます。

しかし、突然アグラムと日本の間にあったゲートが喪失してしまい、受
様は元の世界に戻れなくなってしまうのです!!

そんな受様がどうやって現実を受けてれるのか、そしてそんな受様に周
りの人々や攻様がどうかかわっていくのか、スローな展開ながらも山も
谷もあり、楽しく読ませて頂きました♪

ただ、受様の植物チート能力がアグラムでとう活かされるのかとか、2人
は思いは確認しあったもの身体の関係まで行き着いておらず、アレレ!?と
思ったら、続きだと判明してびっくりです。

2人の恋愛で求める先は見えるものの、受様に求められている役割が見え
てこず、続編を待って読むのも有り!! というおススメもしにくい微妙な
幕引きなのもちよっと残念かな (^-^A

2ケ月後ならそれほど遅くないので、次巻でもっとワクワクをさせてくれ
ると期待して待ちたいと思います。

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