電子限定おまけ付き
別レーベルの作品が大変好みでしたので、こちらの作品もお迎えすることに致しました。
物語後半で判明する、高校時代の悲しい「すれ違い」がしんどいです……
2人が両想いになる場面では、少しうるうるしてしまいました。
神宮くんも藤森くんも、何か目立つ特徴があるような 個性的なキャラクターではありません。
しかし、そこがこの物語をすんなりと受け入れられる理由なのだと思います。
2人のsex描写は描き下ろしにあります♡
神宮くんの大型犬感(?)は可愛らしく、藤森くんの乱れる姿が堪りません……!!
再会BLです。
片想い相手にこっぴどくフラれたトラウマが残り、
恋人を作ることなく1夜限りの付き合いを楽しむ受け。
ある日、昔自分を振った相手をゴミ捨て場で拾ってーーーというお話です。
表紙だけだと攻め受けどっちだ?と思ったんですが
黒髪スーツが受けでした(﹡´◡`﹡ )
(といっても本編エロなし、描き下ろしでやっと…です)
受け:藤森は気のイイコですね。
ニコニコと人当たりが良くて穏やかな子です。
(そんな子がワンナイトを楽しむギャップ良き)
ゴミ捨て場で寝落ちしてる人をほおっておけず
声を掛けたら昔好きだった相手でますます放置できず。
しかも相手は藤森を忘れていて初対面のように話しかけてくる。
いや~これ切なくないですか?
自分は酷い言葉を投げられたのを忘れられないってのに
言ったほうはアッサリ忘れてるなんてキツイ…。
でも藤森は【切ない・ツラい < 再会出来た喜び】
って感じで初対面を装ったまませっせと世話を焼くのですね。
昔をリセットして出会いからやり直して、
どんどん仲良くなれて満たされる喜びのほうが大きい。
それがま~いじらしいのですよ(∩´///`∩)
攻め:神宮は周囲から誤解されやすい人…かな。
というか私も最初はちょっと誤解してた。
女のとこに転がり込んで、追い出されて、家無し…って説明がしっくりきすぎてて…。
藤森も誤解してましたが「ヒモで生活してました」と言われても違和感がない。
でも大人になった神宮は、
クズだと思いきや知れば知るほどそんな人ではなく。
藤森も酷い言葉をかけた同一人物か?と心が揺れてます。
なんていうんですかね。
神宮がだんだんとワンコに見えてきてキュンキュンするんですよ。
(藤森の帰りをしょぼんと尻尾落として待ってる姿はめっちゃ萌えた///)
高校時代、藤森をふった時の隠された真実?みたいなのもありまして…。
誤解されやすい人だから逆に人を信用出来なくなってて、
全てが上手くいかなかった過去が切なキュンキュンでした(;///;)
真実を明かされた時の藤森の泣きそうな笑顔がもぅ……ッ(泣)
藤森にとっても
神宮にとっても
この再会はとても大きかったと思います。
トラウマだった誤解がとけてホント良かった…!!
神宮が道端で寝落ちてた経緯にもホッと。
(女を渡り歩くクズじゃなかった。誤解ゴメンね)
描き下ろしは全ページエロに振り切ってたんですけど
エッチに慣れてる藤森が初めてみたいな反応で可愛い///
(あ、本命DTみたいなもんか…?)
大好きな神宮に抱かれる藤森の多幸感良きでした♡
もう、タイトル通り。始まりは、BLではお馴染みのごみ収集所に酔っ払った神宮を藤森が拾った事でした。
でも、神宮は藤森の初恋のひと。なおかつ、酷い振られ方をしている。
住まいが無い神宮を、思わず同居に誘うんです。それもこれも、神宮が藤森を全く覚えてないからです。
藤森はゲイで、適当に遊んできている。だけど、初恋には当時叶わなかった神宮への気持ちが詰まっている。
そりゃ、振られても大好きだった人と暮らすなんて凄いイベントですよ。
私なら心身共に無事でいられないわ。神宮がまたイケメン。ほんと格好良いじゃないか。
忘れたくても無理だった人が、更に格好良くて何か優しくてとか、たまらない。
同時に、振られてしまった時の放たれた言葉には深く傷ついている藤森なんですよね~
暮らしはじめて、神宮は藤森を「りょーちゃん」と呼びます。藤森は神宮を「ヤマト」と呼ぶ。りょーちゃん呼びは、かなり可愛いのです!
じくついた初恋の顛末が、大人になってから大きな変化と後悔の念を明確にしていくわけです。ここは、臆病になっている藤森を受け止めて素直になれた神宮のお陰かもしれません。
ハピエンになる過程が淀み無くて、好みのお話でした。
神寄りの萌×2評価です。
一度通しで読んで、すかさず再読しました。そうしたくなる構成。余韻は最高に良いけど切なさもギュッとつまってる。萌×2にしたけど、ほぼ神寄りでお願いします(大事なことなので二度言う)
高校時代に一大決心して告白した初恋の相手からフラれた時の、ありがたーいお言葉を忘れられずそれ以来、性欲さえ満たされればいいと特別な人はつくらずにきた藤森(受け)。
ある日、仕事帰りにゴミ捨て場に落ちていた困ってる男をやり過ごせず、自宅にお持ち帰りしてビックリ!彼はかつて、自分をこっ酷くフッた同級生の神宮だった・・・
『過去なんてなかったのだ』
神宮が自分のことを覚えていないのに気付いた藤森は、家がないと言う彼にしばらく同居することを提案。今だに夢に見る忘れられない男、クールでかっこよかった初恋の人、すかさず同居とエラいことになったけど、一緒に料理だって作るし、名前同士で呼び合うし、看病だってするし…
だって神宮から酷いフラれ方をして悲しい思いをしたんだ、この仮想同棲を楽しんだってバチは当たらないだろ?
遠くから見ているだけだった高校時代には知らなかった神宮の笑顔、告白さえしなければ普通の友達としてこんな風な未来もあったのかな…と楽しくも複雑な気持ちを抱いたり。
かつての同級生・思い思われコンビの仮想同棲の行く末と藤森のトラウマの結末を、ぜひ本編でご覧ください。
初めは藤森くんの心の声に笑ってたけど、なんだかんだ言って2人ともイイ人。
神宮くんのトラウマが「ゲイってのがバレて孤立したところに告白・・・の流れだったのでは?!」と予想したけど
違ったぁ~でもほんわり幸せになった♪