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表題作ほしがりません!勝つまでは

天野佳澄(高校1年生・陸上部)
中谷日和(高校2年生)

同時収録作品まけられません!勝つまでは

中谷佐和(家庭科教諭)
日下部 義貴(高校2年生)

その他の収録作品

  • ほしがりません!勝つまでは〜選手宣誓(描き下ろし)
  • 始末書(描き下ろし)

あらすじ

美人で評判の中谷日和は、男子寮で同室の後輩・天野佳澄に一目ぼれ。緊張のあまり体調を崩しながらも世紀の大告白を決行したが…!?発情系スクールラブv日和兄・佐和編「まけ勝つ」も同時収録★描き下ろし付きv

作品情報

作品名
ほしがりません!勝つまでは
著者
樹要 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832283947
3.6

(15)

(3)

萌々

(4)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
55
評価数
15
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数8

この可愛さが百合ップルなのか⁈

樹要先生は「百合ップルに目覚めた!」そうなんですが、そう言われてみれば。
「恋になれ!」の小松と「恋なんかしたくない」の優斗をイチャコラさせてみたり。
「受け」同士、かわいコちゃん同士をイチャつかせるのが好きみたい。
美人の日和は、最初、後輩の佳澄を抱くつもりだったみたいだけど。
確かに佳澄も黒目がちで線の細い可愛いコなんだけど。
そこは陸上部。もちろん佳澄が抱くんですよね。
けれど、お互いに想い過ぎてて、手を出せない、っていう。
ジレジレ、モダモダが可愛く萌える、なかなか進まないストーリー展開です。
思い切って佳澄がリードしようと頑張ると、緊張のあまり日和が吐きそうになるとか。
え? 吐くの⁈ これは、佳澄のトラウマになっちゃいますよね。
そんな二人がようやくくっ付く時には、読み手側としても何だかホッと胸を撫で下ろしてしまいます。
タイトルは、陸上部の佳澄が「この試合に勝てたら」(手を出す)と、勝手に目標掲げるって話だったんだけど。冒頭から陸上部だって、話は分かってるんだけど、唐突な感じもしました。

同時収録は、日和のイケメン兄、佐和の話。「まけられません!勝つまでは」
男子高でありながら、家庭科教諭の佐和は、寮や学食のメニューの管理もしている。
家庭が不安定な日下部を心配して、何かと構う佐和だったが…。
え⁈ 佐和は、生徒に手を出しちゃうの⁈ と、慌てる私。
佐和が日下部を押し倒していると、隣の部屋から幼い日和が出て来て「うるさい‼︎」と怒る。
そうか、これは日和がまだ小さい頃の話。昔の話なのだと合点が行く。
日下部の両親は離婚していて。日下部は井上と苗字を変えていて、大人になって母校の教師になり、
陸上部の顧問をしている。そして多分、佐和と付き合ってるのだ。
このあたり説明が無いので、推して知るべしなんだけど。

私立校らしく、学ランでもブレザーでも無く、王子っぽい謎なデザインの制服は樹要先生ならでは。
多分美形しか入学出来ないんだと思う‼︎

0

乙女な先輩

これは…やっぱり後輩×先輩なんですね。
最初先輩×後輩?どっち?て思いました。どっちも可愛らしく中性的なので、リバカップルのような雰囲気。
とてもニュートラルだなあと思ったら、作者さんが百合カップル好きとのことで…そうか、百合カップルか。ネタとしての受×受けは好きですが、カップルとしての百合百合しい話はほぼ読んだことないなあ。

日和と佳澄は寮の先輩後輩で、告白シーンから始まり、お互い気持ちが通じてから相手を誘って無事最後までいけるかどうか…なお話です。
互いに相手に手を出せないで毎回悶々と一人で処理します。と書くとえろい話みたいだけど全然えろくない。
2人とも相手を組み敷きたいけど遠慮やら緊張やらで上手く行かないのをずるずる最後まで引きずっています。

わりとさらさら~と読めちゃいますが、百合カップル好きにはよいかも。
私はわんこ系の後輩くんはともかく、日和の髪型とか、仕種とか樹さんの綺麗な絵柄とかでどうしても女性的に見えてしまい、ちょっとリアリティさが^^;
普段そんなにリアリティを求めなくても女の子みたいに可愛くて綺麗なキャラなんてBLにはいるのにこの作品はやたら女の子みたいなのが気になりました。やっぱり顔というより仕種ですね。柔らかすぎる仕種が男性からかけ離れていてニガテだったかも。

番外編で入っている日和の兄のお話。こちらの方が好みでした。
家庭教諭の兄・佐和と、育ち盛りなのに家の事情からご飯が食べられない生徒・井上のお話。
お節介な教師と意地っ張りな生徒の歳の差カップルがツボでした。本編ではあんなちゃらちゃらしていた兄が意外にきっちり先生をしています。が、泊まりにきた井上の親にきちんと連絡したときは先生らしいと思ったけど、え、手を出すの?いいのか?て思いました。

本編では、井上は教師になってるみたいだけど、この二人・・・その後どうなったのか気になります。

1

この可愛い二人はなんだ!?

もうこうの二人のかもしだす可愛い雰囲気がたまりません!
受けの日和は攻めの佳澄を抱くつもりでいたのに、えっ!?抱かれる側!?ってところは可愛くキュンキュンしました。
激しく緊張したら嘔吐したり胃が痛くなったりとなにかとか弱な日和くん。儚げな顔で佳澄を見つめる姿は乙女でした。
攻めの佳澄も可愛い顔しながらもしっかり攻め位置に居るところがいいですね^^
なよなよしてる感じではないんですが、乙女チックな二人に私も新境地に目覚めそうでした(笑)
日和兄のお話も同時収録してましたが、もう少しお兄ちゃんのお話が見てみたかったです。

8

百合萌えまであとちょっと

コミカルでキュートでテンポのいい作品。
ドラマCDを先に聴いてたんですが、ドラマCDのほうが百合っぽかったなぁと思いました。
漫画だと、耳で聴いてたときより攻めが結構男らしい気がして。だもんで、いっそもっと百合カップルにしちゃっても良かったんじゃないかなぁと思ってしまいました。
最初から主人公の思考が完全に受け思考なのも、もったいないなぁと。
最終的にこちらが受けにまわるのは最初の段階から分かるので、もっと攻める気まんまんでいてくれたほうが、攻め返されたときの「キター!」を味わえた気がする。

ただ、ちまちました不満はあっても、全体的にはとても面白いお話です。
なかなかエッチに辿りつけない不器用な二人が可愛くて可愛くてたまらなかったです。
絵は綺麗だし、お話はまっすぐで読みやすいし、脇役の変態教師がいい味出してくれてるし。

1

そこはかとなく百合っぽいかもしれませんね~v

寮モノv
1年生と2年生が同室です。
美人年上の日和が後輩の佳澄に
告白するところからはじまります。

告白といっても「好きだ」なので
果たして後輩として好きなのか
男として好きなのかで判断がつかず
お互いもやもや~。

気持ちが通じるようになってからも
いろいろふたりして遠慮しちゃって
同じ部屋だというのになかなか進まなかったりします。

そこに登場するのが日和の兄v
寮監で家庭科の教師というwww
お兄ちゃんのお話も収録してましたよ。

日和と佳澄。
どっちが受けか攻めかっていうのは
最初のページからオチは
読者はすぐにわかってしまうオチじゃねぇかと思いました。
そこが残念。

あとがきとかプロフに「百合に目覚めた」との作家コメント。
あぁなるほど、美人とかわいこちゃんで
そこはかとなく百合っぽいかもしれませんね~v
でも身体はしっかり男子だったのでよかったですv

2

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